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長澤知之 特集 第四弾!長澤知之『Archives #1』インタビュー!

長澤知之 特集 第四弾!長澤知之『Archives #1』インタビュー!

April 11, 2017 20:00

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デビュー11年目を迎えたシンガーソングライター長澤知之の特集もラスト。最後は当然長澤本人のインタビュー!4月12日リリースのアンソロジー・アルバム『Archives #1』は、部屋の扉を開け放ち、外の世界へ誘うようなギターリフとバスドラが疾走感溢れる“あんまり素敵じゃない世界”からスタート。全34曲という贅沢な内容には、痺れるような長澤ロックもあれば、涙が出る程繊細な優しさもある。コアな長澤ファンだけでなく、今まで彼の曲をさほど聴いてこなかった人の感性にも刺さる部分があると確信している。今回はアルバムの他に、2006年にメジャーデビューした当時の話や、今特集に携わってくれた初代マネージャー野澤氏や初代ディレクター横田氏、PV制作チームの荒木氏と菅原氏についても伺った。


ー 長澤くんの取材をさせて頂いたのは、いつからだろうと振り返ったら『JUNKLIFE』からでした。

あれ?もう少し長くなかったでしたっけ?


ー 私もそう思ってた(笑)。ライヴレポートはもう少し前だったから、そう感じるのかもしれないけど。

あぁ、そっか。


ー でも実は、デビュー当時のことは殆ど知らないと思って。オフィス オーガスタにデモテープを送ったのが18歳?

はい。僕が組んでいたバンドが解散して、本当はその後もバンドを組むつもりだったんだけど、一度ソロで実力を試してみようと思ったんです。それで「デモテープオーデション」で検索して、出て来たものの中から合いそうだと思うところいくつかにデモテープを送って。


ー 福岡のライブハウス「照和」でライヴをしていたのは17歳頃?

そうですね。その後、東京・四谷の「天窓」でマンスリーライブをしていました。


ー その頃に上京を?

完全に上京したのはいつだったんだろう…『P.S.S.O.S.』頃まではまだ福岡を拠点として、レコーディングやプロモーションの時に東京のビジネスホテルに泊まっていたから。何となくいつのまにかっていう感じかな(笑)。


ー じゃあ東京での生活に不安や寂しさがあったという感じではなさそうだね。

ええ。東京で好きなものを食べられて、散歩したけりゃ夜にホテルを抜けてプラプラ出来たから、結構楽でしたね。


ー そういえば昨年【Augusta Camp 2016 ~produced by 秦 基博~】で秦さんと一緒に “アイ”を歌ったのは素晴らしかったです。

ありがとうございます。


ー 同期のせいか、言葉はいらない感じで。

うん、気を遣わなくて良いというか。秦くんの方が年上なんだけどね。まあ同期だし、彼が童顔なことを良いことに(笑)、僕も「秦くん、秦くん」なんて呼んでいるけど、秦くんもそれを許してくれるので。気を遣わなくても良いから、別に会っても愛想笑いする仲じゃなくて「(手を上げて)あぁ…。」って挨拶する感じ。


ー 同期として、そういう相手がいるのは大きいかも。

そうかもしれない。ずっとそういう状況だったから、違う状況があまり想像出来ないけど。ただ同期ではあるけど秦くんが事務所に入る前に僕はいたので、十代や二十代初期は所属アーティストの中でも本当に下の方の年齢で、上を見上げるしかなかったんですよね。だから同じくらいの年齢や、同じくらいの立場で話が出来る人がずっと欲しかったという気持ちはありましたね。


ー(取材時)今回、「長澤知之特集」として、実は初代マネージャーの野澤さんと、初代ディレクターの横田さんにもメールインタビューを現在お願いしているところで。

こわい(笑)。


ー(笑)長澤くんからみてこのお二人はどういう方ですか?

野澤さんは今お話があったように、僕の初代マネージャーなんだけど、自分にとってそれまでマネージャーなんているわけもないから、立場的に当時はどう接して良いかまったく分からなくて。ただ自分より年上ですし、最初はすごく気を遣っていましたね。「これ、お願いしても良いでしょうか?」って(笑)。わがままを言うわけにもいかないと思っていたし。福岡では、まだ縦社会の名残が残っているようなところで育ったから、言いたいことも我慢していたり。もっと綺麗な言い方をすれば相手の人権を尊重しながらというか。


ー おお!

まあ衝突することもあったけど、それはお互い言わなきゃいけないことがあった時だったから。僕が駄目な時はきちんと言ってくれたし。だから感謝しています。


ー では初代ディレクターの横田さんは?

横田っつはすごく優しい人。野澤さんと帯同する時はラジオや雑誌、こういうインタビューのような、プロモーションやキャンペーンみたいな場所だったので、自分が不慣れな対人関係の部分の話が多かったんです。だからこちらから野澤さんへの要求やリクエストはなかったけど、横田っつの場合はこと音楽なので、僕自身もすごくわがままになるし言いたいことも言う。そうやってやりたい放題していたことを許してくれる人ですね。すごく寛容。こちらがやりたいと思っていることを優先してくれる、ある種信頼してくれていたのが分かるので、こちらも信頼出来ていたし。僕、トミーって呼ばれていたんだけど…。


ー トミー?他の人からもトミーって呼ばれてるの?

いや、後にも先にもあの人だけ(笑)。で、「トミーの作業が、深夜3時や4時まで、なんなら朝までかかろうが、きっと良いものを作るだろうからやろう!」って言ってくれる方で。


ー とても良いディレクターさんだったんだね。

そうですね。でもそう言うと、「いやいや…」って照れちゃって否定するだろうけど。

  リリース情報

長澤知之 アンソロジー・アルバム
「Archives #1」

2017年4月12日発売

-収録曲-

DISC 1
1. あんまり素敵じゃない世界
2. フラッシュバック瞬き
3. 夢先案内人
4. バベル
5. センチメンタルフリーク
6. スーパーマーケット・ブルース
7. STOP THE MUSIC
8. バニラ(2014 Acoustic)
9. MEDAMAYAKI
10. 誰より愛を込めて
11. 消防車
12. R.I.P.(新曲)
13. マンドラゴラの花
14. 犬の瞳
15. 享楽列車(2014 Live)
16. 三年間
17. 蜘蛛の糸(新曲)

DISC 2
1. P.S.S.O.S.
2. THE ROLE
3. JUNKLIFE
4. 狼青年
5. 片思い
6. 零
7. RED
8. ねぇ、アリス
9. 風を待つカーテン(2007 Demo)
10. EXISTAR
11. スリーフィンガー
12. 茜ヶ空
13. 明日のラストナイト
14. はぐれ雲けもの道ひとり旅
15. 回送
16. ベテルギウス
17. 僕らの輝き

Archives #1

CD

POCS-1552/3 / ¥3,056+税

  インフォメーション

-10th Anniversary Anthology-
「Nagasawa Tomoyuki Band Tour 'Kumo No Ito' 2017」

http://www.office-augusta.com/nagasawa/live_nagasawa.html#kumonoito

2017年4月18日(火)大阪府 BIGCAT
2017年4月20日(木)福岡県 DRUM Be-1
2017年4月24日(月)東京都 LIQUIDROOM

○イープラス:https://eplus.jp/ath/word/6403
○ローチケHMV:http://l-tike.com/keyword/%E9%95%B7%E6%BE%A4%E7%9F%A5%E4%B9%8B/
○チケットぴあ:http://t.pia.jp/pia/artist/artists.do?artistsCd=53170084

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