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長澤知之 特集 第三弾!PV制作チーム 荒木伸二氏×菅原直太氏 対談!

長澤知之 特集 第三弾!PV制作チーム 荒木伸二氏×菅原直太氏 対談!

April 3, 2017 21:00

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ー エンドロール、本当のスタッフ名がクレジットされている間に、歌詞の流れに合わせてグビがつく名前があったり<原作 グビ坂グビ太郎『点心ストーリーズ』より「餃子の男」>という設定も笑えました。

荒木:あの部分も最初は架空の名前を入れていたんだけど、長澤くんがアイデアを出してくれてスタッフや僕らの名前を全員入れたんですよ。


ー でも長澤くんの名前だけ出ていませんよね?

菅原:本人が嫌がったんだっけ?

荒木: 主題歌で長澤くんの名前が出るから、その他には入れなかったはずだよ。

<“俺はグビ”のPVを観ながら>

菅原:あの日は風が強かったよね。

荒木:強かった、強かった。

菅原:もっと寄りの画とかだと、映らないところでスタッフが風を防いだり出来るんだけど、あれだけ引きの画だとどうにもならなかったね。

荒木:今こうやって見るとやっぱり長澤くん若いよね。この時、諸々の打ち合わせ含め衣装合わせもしようということで、ジーンズとTシャツ、カーディガンを選んで持ってきて欲しいと長澤くんに伝えたんです。で、当日、当時のマネージャー松田くんとエレベータのあるビルの3階に何故か非常階段から現れて、雨も降ってるし若干キレ気味(笑)、で、持ってきた服に着替えてって別室を用意してお願いしたら、しばらくして出てきて、ほぼ同じジーンズから同じジーンズへ、上着もほぼ同じボーダーから同じボーダーへ。え、何、間違え探しなのかなあと思うくらい。あれはビビった。試されてるんだろうかって思った。

<一同爆笑>


ー 同じく『JUNKLIFE』収録のタイトルナンバー“JUNKLIFE”は、清掃車を悪者が襲ってヒーローが登場するというかなりキテレツな内容で(笑)。

荒木:そうだね。 “JUNKLIFE”は映画監督の吉田大八さんと組んでみたいという思いが僕らの中にはあって、色々な企画をして吉田さんとも相談していたら段々ああいうヒーローものと社会科見学ビデオを足したような方向へ進んで(笑)。

菅原:最初に企画した時って、もう少しシックなイメージじゃなかった?

荒木:もうちょっと悲しい感じ。それがどんどん毒が入っていって。

菅原:そうだ!大八さんが変なテイストを入れていったんだ(笑)。でもむしろ突き抜けて面白くなったけど。

荒木:あの時は僕らもかなり力が入っていたよね。“俺はグビ”が結構ウケたから、次はこのPVで長澤くんがバーンともう年末には紅白出るくらい世に出ていかないと…というくらいの気持ちで血走っていたけど、気がついたら埼玉の清掃所にいるし(笑)。

菅原:そうそう(笑)。


ー キテレツな内容なのに、結構カメラワークがすごいですよね。大量のゴミをすくうシーンとか。

菅原:ああいうシーンはなかなかダイナミックで面白かったですよね。

荒木:近藤龍人さんっていう素晴らしいカメラマンが撮影監督をしてくれたんですけど、仕上げでかなり色目にこだわって、ずっとカラーコントロールしていたのを思い出した。でも3時間くらい何をしているのか分からなくて、僕ら先に帰っちゃったんだよね(笑)。

< “JUNKLIFE”のPVを観ながら>

荒木:あ、人を殴ってるな。僕は人を殴ればそれで解決すると思っていたのかな。今、深い反省が…(笑)。

<一同爆笑>

菅原:多分この時も“俺はグビ”の時も、僕らが長澤くんのファンで、なおかつもっと大勢の人に知られるべきだと思っているから、考え方としてはなるべく目立つ、他のことをしながらTVを観ていたとしても「なに、これ?!」って、目に止まることが必要だという意識だったんです。

20170403DSC_0893s.jpg荒木:僕が初めて“P.S.S.O.S.”を聴いた時、どれだけ広い会場でライヴをしているんだろうと思っていたんですよ。これだけの才能を持った人だから。


ー なるほど。

荒木:だから僭越な言い方だけど、もっと何とかしたい、してあげたいと思っちゃったんです。

<再びPVに目を向けながら>


ー 最後、煙突の天辺にヒーローがいるシーンもかなり凄いですよね。

荒木:これは怖くて僕は下から見ていた(笑)。


ー このPVを見た時の長澤くんの反応はいかがでしたか?

菅原:「あぁ…あぁ」という感じ(笑)。

  リリース情報

長澤知之 アンソロジー・アルバム
「Archives #1」

2017年4月12日発売

-収録曲-

DISC 1
1. あんまり素敵じゃない世界
2. フラッシュバック瞬き
3. 夢先案内人
4. バベル
5. センチメンタルフリーク
6. スーパーマーケット・ブルース
7. STOP THE MUSIC
8. バニラ(2014 Acoustic)
9. MEDAMAYAKI
10. 誰より愛を込めて
11. 消防車
12. R.I.P.(新曲)
13. マンドラゴラの花
14. 犬の瞳
15. 享楽列車(2014 Live)
16. 三年間
17. 蜘蛛の糸(新曲)

DISC 2
1. P.S.S.O.S.
2. THE ROLE
3. JUNKLIFE
4. 狼青年
5. 片思い
6. 零
7. RED
8. ねぇ、アリス
9. 風を待つカーテン(2007 Demo)
10. EXISTAR
11. スリーフィンガー
12. 茜ヶ空
13. 明日のラストナイト
14. はぐれ雲けもの道ひとり旅
15. 回送
16. ベテルギウス
17. 僕らの輝き

Archives #1

CD

POCS-1552/3 / ¥3,056+税

  インフォメーション

-10th Anniversary Anthology-
「Nagasawa Tomoyuki Band Tour 'Kumo No Ito' 2017」

http://www.office-augusta.com/nagasawa/live_nagasawa.html#kumonoito

2017年4月18日(火)大阪府 BIGCAT
2017年4月20日(木)福岡県 DRUM Be-1
2017年4月24日(月)東京都 LIQUIDROOM

○イープラス:https://eplus.jp/ath/word/6403
○ローチケHMV:http://l-tike.com/keyword/%E9%95%B7%E6%BE%A4%E7%9F%A5%E4%B9%8B/
○チケットぴあ:http://t.pia.jp/pia/artist/artists.do?artistsCd=53170084

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