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CharlesからYENMA(エンマ)へ。メンバーのエネルギーが詰まった1st Album『Piñata』インタビュー

CharlesからYENMA(エンマ)へ。メンバーのエネルギーが詰まった1st Album『Piñata』インタビュー

October 10, 2020 12:00

YENMA

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ー 今回は池田さんと深澤さんのツインヴォーカル。この曲だけ歌詞も深澤さんが池田さんと一緒に作ってますよね。

池田:この曲で求める女性像を希実に伝えて歌詞を書いてもらったんですが、200%近い出来だと思います!

深澤:私が歌う女性パートを作詞したんですが、女性ならではの小悪魔的な部分や、自分はもう好きじゃないけど相手には好きでいて欲しいわがままさやズルさ。そういう女性のリアルさと恋人同士の一部始終をすぐ側で感じられる歌詞にしたかったので、光とは何度も話し合いを重ねました。

池田:綺麗事だけで終わるはずがない恋愛のリアルさを追求しました。


ー 女性ならではのリアルさに加えて、きっとこの歌詞の男性はこれまでも彼女を泣かせることをしてきたんだろうなっていうリアルさも。

メンバー全員:そうそうそう!

池田:何故だろう…胸が痛い…(笑)。

<全員爆笑>


ー この曲は、矢野まきさんがヴォーカルディレクションをされたとか。

池田:そうです。この曲に限らずですが、どういう曲にしたいか曲の理想像に向けてどういうアウトプットをするのか本当に細かく話し合って。その上でまきさんのディレクションは本当に的確でした。プロデュースを手掛けた松岡さんも歌心をとても大切にしてくださる方なんです。

深澤:まきさんって、レッスンしながらレコーディングでディレクションする形なんですよ。


ー 実践的ですね。

深澤:そのせいか、あっという間に時間が過ぎました。結構大変だったんですがそれ以上にワクワクしたし学ぶことが多かったです。私自身この曲は今までにないキーの高さや曲のニュアンスなので、新しい歌い方を見つけられました。上手く歌うというよりもこの女性になりきって、どういう気持ちでこう言ってるかを考えて歌を組み立てていったので、すごく勉強になりました。

池田:なりきる為に歌詞を何度も朗読しまくったしね。

深澤:そうそう。

池田:最初は自分が思う歌い方をしていたんですが的確に違う提案してくださって、実際まきさんに言われた通りに歌ってみたら結果それしかないと思えたりもしました。松岡さんとまきさんと寄り添う形で一緒に曲を作れたことで、ヴォーカリストとして一皮どころか何皮も剥けた気がします。


ー M7「さよなら」は2014年の閃光ライオットの応募曲でありファイナルステージでも演奏された曲。

池田:はい。僕が人生で初めて作ったオリジナル曲です。


ー 会場のお客さんがみんなで歌ってくれたんでしたよね。

池田:あれは嬉しかったですね。思い切り頑張ってチャレンジしたのがあのシンガロングでした。しかもこちらがお願いする前から歌ってくれていたあの絶景は忘れられません。ただ緊張して半分くらい記憶ないですけど(笑)。


ー ああ、でもそうなるかも(笑)。渡邉さんも緊張しましたか?

渡邉:ファイナルは新木場STUDIO COASTだったので逆に会場が大きすぎて緊張しなかったんですが、三次審査の方がガチガチでしたね(笑)。でも武尊は伸び伸びやってたよね。本番前に髪切りに行ってたし。

山本:ああ、切ったね。あの時、切りすぎちゃったんだよね(笑)。でもファイナルの時はドラムの音の大きさに驚きました。

池田:それいつも言ってるよね。

山本:大砲だよ、大砲!あんなに大きな会場で演ったことがないので、バスドラを踏んだ時の音の感覚は本当にびっくりしました。

池田:いつかYENMAとしてSTUDIO COASTには絶対に帰ってきたいです!


ー「西へ行こうよ」はとにかくAメロが耳に残って、今もずっと脳内ループしています(笑)。

全員:ありがとうございます!


ー MVも面白いですよね。バブル期のディスコみたいで。

渡邉:そうそう、そうなんです!

深澤:まさにそこをイメージしました!