【ディスクレビュー】藤田麻衣子『15th Anniversary Special Live』

2006年に「恋に落ちて」でCDデビューし昨年15周年を迎えた藤田麻衣子が、昨年9月8日、東京・Bunkamuraオーチャードホールにてワンマンライブ『藤田麻衣子 15th Anniversary Special Live』を開催。その模様が今年3月23日にBlu-rayでリリースとなった。

このライブでは15年前から変わらぬ山本清香（Piano）、沖増菜摘（Violin）、島津由美（Cello）をサポートミュージシャンに迎えたアコースティック編成。呼吸（いき）のあった音色と歌声は時に清らかに、時にエモーショナルにオーディエンスを魅了した。

ライブでは昨年3月リリースの『15th Anniversary 弾き語りBest』収録の代表曲「ねぇ」、「高鳴る」、「恋に落ちて」、「素敵なことがあなたを待っている」、「あなたは幸せになる」をはじめ、クリス・ハート氏とのデュエット曲「君に会いたくなる夜は」などアンコール含め、計20曲を披露。

この状況下、ライブ開催に際して色々な想いがあったと藤田は自身のブログで語っている。しかしファンの前で披露した藤田の歌声は配信で観ていたファンを含め沢山の感動を呼んだ。更に初回限定盤にはBlu-rayに収録された全曲の2枚組ライブ音源CD（MC部分は未収録）と、今作の東京・Bunkamura オーチャードホールでのライブ写真集や藤田が15年間を共に歩んだキーマンとの対談やQ＆Aなどの読み物で構成された、15周年を振り返るオリジナルパンフレットを封入した三方背スリーブケース仕様となっている。


■ 藤田麻衣子 Official Home Page
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