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レッド・ツェッペリン ジミー・ペイジによる最新リマスタリング、さらに未発表音源を追加した「コンプリートBBCライヴ」発売決定!

July 19, 2016 23:00

Led Zeppelin

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レッド・ツェッペリンがイギリスBBCラジオに1969年から1971年の期間に出演した音源の中からセレクトされた、ライヴ音源の真骨頂ともいえる、2枚組の作品が発売されて約20年。1969年に行われながら発売されていなかった3つのセッションを含む8曲の未発表音源が追加、そしてジミー・ペイジによる最新リマスタリングによる、文字通り「コンプリートBBCライヴ(The Complete BBC Sessions)」の発売が決定!Atlantic/Swan Songレーベルから下記の通り各種のフォーマットで登場する。

○デラックス・エディション(3CD)
オリジナル・アルバム2枚の最新リマスタリング音源に未発表音源を追加した3枚組

○デラックス・エディション(5LP)
オリジナル・アルバムの最新リマスタリング音源に未発表音源収録を追加した5枚組(180g重量盤)  

○デジタル・ダウンロード
オリジナル・アルバムの最新リマスタリング音源および未発表音源での発売

○スーパー・デラックス・エディション(3CD+5LP+DLカード+特典 BOX仕様)
<完全初回限定盤>
・CD1/2 −オリジナル・アルバムを最新リマスタリングした紙ジャケ仕様 
・CD3 −未発表の音源を収録した紙ケースに仕様
・LP5 −オリジナル・アルバムの最新リマスタリングおよび未発表音源(180g重量盤)
・DLカード −高音質HD(ハイレゾ)音源のDLカード(96kHz/24bit)
・豪華ブックレット −48ページの貴重な写真やレコーディング情報、BBCのメモラビリアを含む特別ブックレット
・特典ジャケット −ハイ・クオリティ・別刷りプリント・ジャケット(LPサイズ・シリアルNo.入り)

オリジナルの「BBCライヴ」は、1997年に発売され、全米RIAAでは、ダブル・プラチナムに認定された2枚組の作品。そして、この「コンプリートBBCライヴ」は、8曲の貴重な未発表パフォーマンンス音源を含むディスクが追加され、さらに、デイヴ・ルイスによる、楽曲ごとのセッション情報を記載したライナーノーツを含んでの発売となる。これはレッド・ツェッペリンのBBCのセッションに関する全ての正しい情報が、初めて明らかにされる事である。

音源のハイライトとしては、長期間にわたって、ファンの中でもその存在が伝説となっていた、最初のBBCラジオ出演時の音源の収録だ。これは1969年の4月に放送された「君から離れられない」「ユー・シュック・ミー」、そしてそのパフォーマンスが唯一この放送でレコーディングされている「サンシャイン・ウーマン」といったナンバーである。

さらに、2つの楽曲「コミュニケイション・ブレイクダウン」「強き二人の愛」については、それぞれ2つの未発表ヴァージョンが収録。それは2年間で、初期のレッド・ツェッペリンがどれほど急激に進化を遂げているかを明確にあらわす音源となっている。

ジミー・ペイジは『ギター・ワールド』でのインタビューで、「BBCライヴは、このバンドがいかに有機的なグループなのかを詳細に示しているんだ、レッド・ツェッペリンは、毎回演奏する事に、実質的に変化を遂げるグループで、メンバーが以心伝心で感じるレベルまで、どんどんとタイトになっていったんだ」とバンドの成長過程について語っている。

「我々は、BBCの前までに、たくさんのツアーに出ていたんだ。アルバムはいつも音楽の出発点だった。それを、携えてツアーに出てさらに発展させていったんだ、そして、そのツアーの延長にBBCのセッションを行ったんだ」とジョン・ポール・ジョーンズも語っている。

BBCでのライヴについて『Mojo』に語っている「すべては、とってもベーシックな昔ながらな感じのセッションだった、観客も熱心に聴いてくれてね。スタッフもなにか模索してたと思う。それはまるで、なにか神聖な事が起きる瞬間のようだったよ。」

1968年にジミー・ペイジは、ロック史の中でも、もっとも影響力があり、革新的で、成功を収めたグループ、レッド・ツェッペリンを結成。全世界で3億枚以上のアルバムを売り上げている。ザ・ヤードバーズの分裂後に、ジミー・ペイジが、ロバート・プラント、ジョン・ボーナム、ジョン・ポール・ジョーンズに声を掛けてツェッペリンが結成される。1969年には、バンド名と同じアルバム・タイトル『レッド・ツェッペリン』でデビュー。その後の12年間、音楽シーンの中で、もっとも影響力があり、もっとも革新的で、もっとも成功したロック・バンドに君臨した。

レッド・ツェッペリンは、その後も音楽ヒストリーの中で重要なポジションに位置し、賞賛され続けている。1995年には、「ロックの殿堂」入りを果たし、2005年には「グラミー賞:生涯業績賞」を受賞。その1年後には、ストックホルムで「ポーラー音楽賞」を受賞し創設メンバーのジョン・ポール・ジョーンズ、ジミー・ペイジ、ロバート・プラントとジョン・ボーナムの息子、ジェイソン・ボーナムは2007年ロンドン O2アリーナでアトランティック・レコードの創設者であり、彼らが親愛を寄せる、アーメット・アーティガンのトリビュート・コンサートのヘッド・ライナーを務めた。さらに彼らは、アメリカの文化の生涯にわたる貢献に対して「ケネディ・センター名誉賞」を2012年に受賞。そして2014年1月、グラミー賞「ベスト・ロック・アルバム」賞をアーメット・アーティガンのトリビュート・ライブを収録したライヴ・アルバム『祭典の日』で受賞している。これが、レッド・ツェッペリンとして初のグラミー賞の受賞となった。そして、この2年間には、9枚のオリジナル・アルバムに未発表音源を追加して発売する、いまだかつてなかった再発売の規模のキャンペーンが行われた。全世界でトップ10にに入る売上を記録し、音楽誌などで5星の賞賛を受けている。

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