ハナレグミ、フルバンドで巡った全国ツアー「TOUR good to go!」完走！

ハナレグミの全国ツアー「TOUR good to go!」が9月27日（土）さいたま市文化センター大ホールでの追加公演でファイナルを迎えた。

本ツアーはライブハウスツアーとして今年7月より夏を跨いで開催。「TOUR good to go!」というツアータイトルは、昨年開催のツアー「TOUR GOOD DAY」から続いて、まだまだ気持ちは準備万端！よーし、いってみよう！という意味合いで名付けられ、千秋楽となる追加公演は「TOUR 翔んで good to go!」と銘打ってホール規模で実施された。

ツアータイトルの「good to go」のポップなタイポグラフィーを掲げたステージ。ライブはフルバンド編成で実施され、メンバーがステージに揃うと客席の拍手に合わせ軽快で爽やかなホーンにドラム・ギターが続々と加わる。ハートフルなオープニングで会場が包まれると永積のボーカルがきっかけとなり、「うららかSUN」で本編がスタート。彩りに溢れたメロディと軽やかなボーカルに各々が心地よく身体を揺らす。

「レター」「チキンカチャトラ」「フリーダムライダー」「MY夢中」と続き会場が温まると、「秋にぴったりな曲いっぱいあるんですよ」と「家族の風景」を披露。まるで夏の終わりの夕焼けのようなライティングのもと、一音一音が丁寧に紡ぎ出され、観客はステージを真っ直ぐに見つめ聞き入る。曲が終わり深々と頭を下げた永積に会場からはあたたかな歓声が上がった。

しっとりとした弾き語りのコーナーが終わると、第二幕スタートという雰囲気で、デビューアルバムタイトル「音タイム」を披露。続いてグルーヴが弾ける「雨上がりのGood Day」では永積がハンドマイクを手に、羽を伸ばしたパフォーマンスで客席を沸かせる。会場に生まれた爽快な風にまかせて客席が一体感に包まれる。続く「太陽の月」、「オリビアを聴きながら」では客席からの合唱と歓声が響き、さらなる盛り上がりを見せた。

月明かりのような光に包まれ披露された「発光帯」では心地の良い演奏とボーカルに会場が揺れ、リラックスした空気で満ち溢れた。柔らかなピアノのアウトロが終わると同時に大歓声と拍手が沸き起こった。

アンコールでは本ツアーのために制作された新曲「Good to go」を披露。「楽しく終わろう！」と最後の楽曲「独自のLIFE」へ。鳴り止まない拍手と大歓声が会場を包み込み、全国ツアー「TOUR good to go!」の幕を閉じた。

12月には、クリスマスシーズンに恒例となったホーンとストリングスを迎えスペシャルな編成で開催される「THE MOMENT 2025」を控えるハナレグミ。例年、チケットが即完売となるプレミアムなライブだけに、今年の年末も盛り上がること間違いなしだ。

フォトグラファークレジット：横山マサト

□ セットリスト
01. うららかSUN
02. レター
03. チキンカチャトラ
04. フリーダムライダー
05. MY夢中
06. 家族の風景
07. 男の子と女の子/くるり（cover）
08. 追憶のライラック
09. 音タイム
10. 雨上がりのGood Day
11. Primal Dancer
12. 太陽の月
13. オリビアを聴きながら
14. どこでもとわ
15. 発光帯
16. Wide Eyed World
アンコール
01. Good to go
02. 独自のLIFE

【MUSICIANS】
Gt：石井マサユキ
Key：YOSSY
Dr：伊藤大地
Bass：真船勝博
Sax：武嶋聡
Tp：類家心平


■ ハナレグミ オフィシャルサイト
http://www.hanaregumi.jp