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藤田麻衣子、オーケストラコンサートで会場を感動の渦に!デビュー記念日に映像商品リリースをサプライズ発表!

May 26, 2019 17:00

藤田麻衣子

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藤田麻衣子、オーケストラコンサートで会場を感動の渦に!デビュー記念日に映像商品リリースをサプライズ発表!

シンガーソングライター“藤田麻衣子”が、5月25日(土)東京都・文京シビックホール(大ホール)にて、自身2年ぶり2度目となるオーケストラコンサートを実施し、会場に詰めかけた超満員のオーディエンスから拍手の嵐を浴び、ホール全体を感動の渦に巻き込んだ。

そしてアンコールでは、自身のデビュー記念日である9月6日(金)に、今回のコンサートを映像商品としてリリースすることがサプライズで発表された。

藤田麻衣子がこれまでの音楽活動の中でずっと「夢」として語り続け、2017年4月以来2年ぶり2回目となる今回のオーケストラコンサートは、前回同様、彼女が敬愛してやまない羽毛田丈史氏が音楽監督を務めた。指揮者・渡辺一雄氏、ピアノ・斉藤有太氏をはじめ、羽毛田氏が招集した名だたる音楽家総勢47名による“藤田麻衣子スペシャルオーケストラ”をバックに、 “NHKみんなのうた(2月・3月放送)”でもおなじみのニューアルバムのリードトラック「wish 〜キボウ〜」、彼女の代表曲「手紙 〜愛するあなたへ〜」、槙原敬之のカバー曲「もう恋なんてしない」をはじめ、アンコールを含め約2時間、計14曲をパフォーマンスし、会場を感動の渦に巻き込んだ。

そしてアンコールでは、藤田麻衣子自身のMCにより、このライブを収録した映像作品『藤田麻衣子 オーケストラコンサート2019』が、彼女のデビュー記念日である9月6日(金)にリリースされることが発表された。思いがけないサプライズに、オーディエンスは大きな拍手を送った。

商品は、Blu-rayディスク仕様で、映像作品と同じライブ音源を収録したCDと、この日のライブでは販売されていないツアーパンフレット付き(大型サイズ)豪華特典が封入される初回限定盤と、DVDディスク仕様の通常盤の、計2種類がリリースされる。

さらに、新星堂WoderGoo楽天市場店にて、6月2日(日)23時59分までの期間に、初回限定盤または通常盤をご予約された方にもれなく、“藤田麻衣子 Special NoteBook 2019(A5サイズ、100P仕様)”がプレゼントされる施策を実施しているので、こちらもチェックして頂き、藤田麻衣子の思いが詰まった特別なノートをゲットして欲しい。


■ 新星堂WoderGoo楽天市場店URL

□ 初回限定盤
https://item.rakuten.co.jp/wondergoo/4988002789627/

□ 通常盤
https://item.rakuten.co.jp/wondergoo/4988002789634/


2月のシングル『wish ~キボウ~』、3月のニューアルバム『wish』のリリース、そして今回のオーケストラライブと、平成から令和へと時代は移り変わっても、聴く人の心を癒す藤田麻衣子の音楽と歌声は、決して変わることはない!


■ ライブレポート

5月25日、シンガーソングライターの藤田麻衣子が文京シビックホールでオーケストラコンサートを開催した。音楽を志した当初からオーケストラをバックに歌うことを目標に邁進してきた彼女が、その夢を初めて叶えたのは2017年4月のこと。そこでの経験は大きな喜び、楽しさを自身に与え、さらなるクリエイティビティを育むことにもなった。そして前回から約2年を経て、2度目のオーケストラコンサートが実現した運びだ。

開演を告げる鐘の音を合図に、指揮者・渡辺一雄、ピアニスト・斉藤有太を筆頭に、この日の音楽監督を務めた羽毛田丈夫が招集した名だたる音楽家、総勢47名からなる“藤田麻衣子スペシャルオーケストラ”が荘厳なインスト「OVERTURE」を演奏。それに導かれるように深紅のドレスを纏った藤田がステージ上に姿を現し、コンサートの幕が上がった。

1曲目に披露されたのは、オーケストラコンサート実現にあたって書き下ろされ、2年前のステージでラストに歌われていた未音源化曲「スポットライト」。夢を叶えたことへの気持ちを赤裸々に紡いだ大切なナンバーによって、前回のオーケストラコンサートとの繋がりを作り上げ、今もなお膨らみ続けているオーケストラへの愛情と憧れを情感に満ちた歌声でしっかりと提示していく。

「今日は大好きな音楽とかオーケストラアレンジとかホールの雰囲気とか、自分のときめくものをいっぱい詰め込んだステージになっています。ぜひ素敵な時間を一緒に過ごしてください」

fujitamaiko2019052602.jpg時にあたたかく、時にせつなく、時にスリリングで鋭い表情を見せるオーケストラの変幻自在なサウンドスケープに合わせ、藤田の歌声も音源以上にエモーショナルで、ダイナミズムに溢れた響きで各曲に思いを注ぎ込んでいく。「ねぇ」「高鳴る」といった自身のナンバーはもちろん、昨年リリースしたカバーアルバム「惚れ歌」収録の「SAY YES」(CHAGE and ASKA)、「もう恋なんてしない」(槇原敬之)といったカバーも披露。素晴らしいアレンジが施された楽曲たちに、観客は息を飲み、その世界に心地よく引き込まれていく。

彼女がもっとも嫌いな感情だという“やきもち”をテーマにした人気曲「写真」と「嫉妬」では、相手を愛するが故に芽生えてしまう負の感情を美しいメロディに乗せてリアルに吐き出していく。藤田の真骨頂とも言えるスタイルにオーケストラアレンジが加わることで、より心を震わせる仕上がりになっていたのが印象的だ。

その後も「雪の華」(中島美嘉)、「サウダージ」(ポルノグラフィティ)といったカバーや、今年2月・3月に「NHK みんなのうた」で流されていた「wish~キボウ~」、「運命の人」といったバラエティに富んだラインナップで会場を魅了。音楽の持つ根源的な力をふくよかに表現し尽くしていく。そして本編ラストには、リリースから6年経った今もなお新たなファンが増え続けているという、両親への感謝を綴った重要な1曲「手紙~愛するあなたへ~」を。ここでは藤田自身がピアノを弾いて歌うことで、より深くオーケストラとの“共演”を果たした。曲の後半で盛り込まれたアカペラでの歌唱は多くの人の心を揺さぶり、感動の涙に溢れる中で本編は幕を閉じた。

アンコールではデビュー曲である「恋に落ちて」と、最新アルバムからの「何度も何度でも」を歌い、13年に渡るキャリアの軌跡を凝縮してパフォーマンス。割れんばかりの拍手を受けながら約2時間半のコンサートは幕を閉じた。オーケストラと融合しながらもその存在感をしっかりと感じさせる藤田麻衣子の歌声。それは神が与えた偉大なる楽器でもある――そんなことをあらためて実感させてくれた素晴らしい一夜となった。

TEXT:もりひでゆき
カメラマンクレジット:Yusuke Takamura



□ セットリスト
M-0. OVERTURE
M-1. スポットライト
M-2. ねぇ
M-3. 高鳴る
M-4. SAY YES(Cover)
M-5. もう恋なんてしない(Cover)
M-6. 写真
M-7. 嫉妬
〜休憩〜
M-8. 雪の華(Cover)
M-9. サウダージ(Cover)
M-10. wish 〜キボウ〜
M-11. 運命の人
M-12. 手紙 〜愛するあなたへ〜

En-1. 恋に落ちて 
En-2. 何度も何度でも


■ Official Home Page
http://fujitamaiko.com/

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