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藤巻亮太、配信シングル「Heroes」インタビュー

藤巻亮太、配信シングル「Heroes」インタビュー

January 13, 2020 12:00

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藤巻亮太にとって2018年、2019年は「挑戦」の年ではなかっただろうか。事務所を離れ独立。その後自身が主催する野外音楽フェス『Mt.FUJIMAKI』の開催。レミオロメン時代の楽曲をアコースティックでセルフ・カヴァーしたアルバム『RYOTA FUJIMAKI Acoustic Recordings 2000-2010』(2019年4月)のリリース、そのアルバムを携え全国19ヶ所、20公演を回った『藤巻亮太 弾き語りLIVE TOUR2019“In the beginning”』。その他、TOKYO FM『FESTIVAL OUT』の番組内企画「WE THE MUSIC powered by WIZY」とタッグを組み、150名のサポーターと「僕らの街」のミュージックビデオを制作し、母校・笛吹高校の生徒たちと交流した経験からは「オウエン歌」という曲が生まれた。更に、朝日デジタルでの連載や、J-WAVE「Heart to Heart」(第三日曜日 22:00〜22:54)では自ら被災地へ出向き、様々な人に話を訊くなど、その活動は多岐に渡る。そんな藤巻が2020年1月11日(土)に配信シングル「Heroes」をリリース。この曲は同日からテレビ東京系6局ネットで放送される『ウルトラマン クロニクル ZERO&GEED』(毎週土曜日9:00~9:30)のオープニング主題歌。疾走感に溢れるロックサウンド。今までの藤巻ソロ作品にはないテイストに筆者も驚きつつ、円谷スピリッツを受け継いだ作品への想いや、藤巻が続ける<挑戦>について色々語って頂いた。

ー 2018年に引き続き『Mt.FUJIMAKI』を開催されましたが、その点も含め、2019年はどういう年でしたか?

自分なりに、出来ることは色々挑戦したいと思っていたんです。『Mt.FUJIMAKI』に関しては2018年の第一回目より準備期間を長く持てました。このイベントは、故郷の山梨県を盛り上げ、地元の方にもしっかり音楽の素晴らしさを伝えたいということと、県外の方には山梨の魅力を伝えたいということの2つがテーマなので、そこに向けてもしっかり準備が出来て、当日は第一回目に比べ、より盛り上がりました。それと弾き語りツアーでは全公演を通して、自分が作ってきた曲を約60曲くらい演ったんです。


ー え、そんなにですか?!普通ツアーって20曲前後のセットリストですよね。

ええ(笑)。でも毎回セットリストを変えて、会場ごとに出来るだけ曲が被らないようにしたんです。


ー それってかなり大変ですよね。

弾き語りなのでバンドメンバーとスケジュールを合わせなきゃいけないことがないから、その点は楽でした。まぁ自分は大変でしたけどね(笑)。ただその分、練習も含めて音楽的体力がついた気がします。それに年々、喉が強くなってる気がするんですよね、僕(笑)。


ー それはすごいですね!その他にも2019年は色々なことに挑戦されましたよね。例えば「僕らの街」ではファンの方々と一緒にMVを作り上げたり、母校・笛吹高校の生徒さんたちとの交流から経験から生まれた「オウエン歌」など、音楽を通じたコミュニケーションに満ちていた気がします。

そうですね。2019年はコミュニケーションがテーマだった年だと思います。普段は同世代の方と仕事をすることが多いですが、 特に『Mt.FUJIMAKI』のような自主企画イベントを始めると、例えば学生の方と会ったり、より年上の方と会ったり、世代をまたいで色々な人の想いを聞きながらプロジェクトを成立させようと頑張ることが出来ました。


ー それと J-WAVEの「Heart to Heart」も気になります。

あの番組では被災地に行って色々な方から聞いた話をもとに、今の状況だったりこれから我々はどういうことを考えていかなきゃいけないか話させてもらっています。被災された方とお話をすることで見えてくることがあるし、それを今度は持ち帰って専門家と話すことで違った角度から見えてくることもある。日本は地震も多い国だし台風も年々大型化していく中で、我々はやはり危機感を持たなくてはいけないという話を、今度は横に向かって様々なジャンルの方と話が出来ることはやはり貴重ですね。


ー 東日本大震災の時、藤巻さんが個人的に被災地でボランティア活動もされましたよね。

ええ。


ー そういう行動が、現在の「Heart to Heart」にも生かされ、繋がっているのではないかと感じました。

あぁ、そうかもしれませんね。被災地は3.11以降定期的に行っています。そこで自分が出来ることは何だろうと問うことも探すことも大切でした。そして最後はしっかり行動していくことが一番重要だと学べました。そういう活動を見てくださったJ-WAVEさんからお話を頂いたので、継続してきたことが力になった気がします。それと朝日デジタルで連載をしていて。


ー「旅是好日」ですね。

そうです!この連載は本と旅がテーマになっているので、より本をしっかり読むきっかけになりました。ものを考えるって、考えるだけでなく学ぶこととセットだと思うんです。今年で40歳なので、自分の足でしっかり歩いていきたいという想いがあります。仕事の性格上、曲を作るなど考えることは沢山するんですが、学びが疎かだったなとちょっと反省点もあって…。例えば歩く時って、右足と左足を前に動かすじゃないですか。


ー ええ。

でも左足だけを前に出して歩こうとすると(指で歩く動作を見せながら)こうやってくるくる回っちゃう(笑)。


ー そうですね(笑)。

左足が<考える>ことだとしたら、右足は<学ぶ>こと。知識だけ溜まっていても生きた学問にはならないから、それだけでもくるくる回っちゃう。だから学んで考えて、学んで考えて…とバランスを取らないと人間は前に進んでいかないんだと思いますし、この「旅是好日」でその大切さを学びました。だからある意味、2019年は色々なことに挑戦出来た年だったと思います。


ー 藤巻さんが40歳になられる前日の1月11日(土)にリリースされる配信シングル「Heroes」は『ウルトラマン クロニクル ZERO&GEED』のオープニング主題歌ですが、ウルトラマンって本当に世代を超えて人気がありますよね。

僕らの頃は色々な再放送をやっていたんです。「ウルトラセブン」や「ウルトラマンタロウ」、「帰ってきたウルトラマン」、「ウルトラマンレオ」などなど本当に沢山観ていましたし、結構真似していました(笑)。男の子にとって、ウルトラマンの存在はヒーローとして大きかったですね。

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