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松室政哉、1st Album「シティ・ライツ」インタビュー

松室政哉、1st Album「シティ・ライツ」インタビュー

October 30, 2018 19:30

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松室政哉のインタビューをしたこの日は【Augusta Camp 2018 -20th Anniversary- Presented by The PREMIUM MALT’S】を数日後に控えた9月19日。まさに松室のメジャー1stシングル『海月』リリース日だった。昨年11月にメジャーデビュー。2nd EP『きっと愛は不公平』のタイトルナンバー、“きっと愛は不公平”は全国のFMラジオ43局で2月度のパワープレイを獲得。FMラジオ局のみならず、全国のAMラジオ局や地上波テレビ局、CS放送局でも多数のパワープレイを獲得。その数は合計50局を超えた。更に4月からスキマスイッチの全国ツアー「SUKIMASWITCH TOUR 2018 “ALGOrhythm"Supported by ACUVUE®、uP!!!」にオープニングアクトとして帯同し、名前と歌声を広めることとなった。そしてメジャー1stシングル『海月』のリリース後、10月31日には1stアルバム『シティ・ライツ』をリリース。「群像劇」がテーマになっている今作のタイトルは、映画好きな松室らしくチャップリンの映画「City Lights(街の灯)」からインスパイアされている。今回は“海月”と、色鮮やかな人間模様がさまざまなサウンドで繰り広げられた『シティ・ライツ』について、語ってもらった。


ー まさに今日(取材日)9月19日がメジャー1stシングル『海月』のリリース日ですね。おめでとうございます!

ありがとうございます!まだ皆さんがどう感じてくれているかは分からないですが、それでもミュージックビデオ(以下:MV)のショートバージョンを観てくださったり、ラジオで聴いてくださったりした方々からは嬉しい反応を頂いています。


ー この曲はずっと帯同していたスキマスイッチさんのツアーでも歌っていましたね。

はい。全公演で歌わせてもらいました。


ー ツアーで一番印象に残っていることは?

やっぱりファイナルの沖縄公演ですね。


ー 台風で大変だったようで…。

僕自身はアコギ一本だったから直接的な影響はなかったですが、機材を積んだフェリーが台風で来られなくて、スタッフの皆さんやミュージシャン本人が手持ちで運んでいた最低限の楽器や機材、あとは現地でレンタル出来るものだけレンタルして。それでも素晴らしいライヴをしたスキマスイッチのお二人とバンドメンバーは凄い!結局ライヴを観に来られなかった人たちもいるでしょうし、色々な想いがあったと思います。でも凄いステージ、しかもファイナルでそれを観させてもらえたことは自分にとって貴重な経験でした。


ー “海月”のMVに寄せられたコメントを読むと、スキマスイッチさんのツアーで知ってMVを観に来た人もいたようで。

そうなんです。あのツアーの初め頃はまだCD発売も決まっていなかったんですが「是非音源化してください!」って多くの人に言ってもらえたので、本当に嬉しかったです。それと18歳の頃に作ったこの曲をメジャー1stシングルとしてリリース出来たのは、この曲を大切に思ってくれているスタッフたちのお陰でもあります。


ー 歌詞をかなり書き換えたらしいですが。

作ったのが10年前くらいなので、結構うぶな歌詞だったし(笑)。勿論それはそれでひとつの完成形ではあったんですけどね。ただ10年を経て今回折角リリースするなら、もっと多くの人に届けることも考えましたし、今の自分ならどういう言葉を使うだろうかって考えると、歌詞を変えることが自然だった気がします。一度出来上がったものを変えるということは 大変ではありましたけど。


ー 実際、自分の中で完成させていたものだし。

しかもそれで10年歌い続けてきたし。だから歌詞を完成させるまでに歌う場があったという意味でも、スキマスイッチのツアーは大きかったです。なかなかそういう経験って出来ないですから。


ー <海月>という漢字の印象から曲が出来上がったそうですが、その後はどうやって歌詞を繋げていったんですか?

勝手にストーリーが浮かんできたんです。そうやって曲作りをすることが多いんです、僕。例えば“きっと愛は不公平”であれば、デモの段階から「きっと愛は不公平だ」という言葉だけが頭の中に浮かんでいて、「じゃあ、なんでこの主人公は愛は不公平って言ったんだろう?」と考え出して。そうやってひとつの大きなテーマになるものがあれば、そこからは作るのが結構早いかもしれません。“海月”に関しても、<海月>っていう漢字がすごくロマンチックで素敵に感じたし、響きも良かったから、「その言葉をサビに入れるためには?」と考えながら、ストーリーを組み立てていきました。


ー ではメロディで変えた部分は?

メロディは当時のままです。今回、“衝動のファンファーレ”でもお世話になった本間昭光さんにアレンジをお願いしたんですが、本間さんは百戦錬磨の方ですから、素晴らしいアレンジになるのは分かっていました。ただテーマもテーマなので、どこか浮遊感が欲しいと思っていたんです。“きっと愛は不公平”では泥臭いバラードを作りたくて、アレンジャーの河野圭さんと一緒にそれが実現出来たので、“海月”では逆に美しいバラードにしたいというお話は最初に本間さんへお話しました。


ー MVも観させて頂きましたが、すごく素敵な世界観でした。

素敵な映像ですよね。


ー 撮影の時も本当にああいうライティングや色彩だったんですか?

あのまま!後から足したものやCGはないんですよ。MVに写っているのは撮影現場と同じです。だからこそ僕自身も演奏シーンでは感情が込み上げてきましたし、プロジェクション・マッピングというのはこんなに凄いんだって改めて感じました。


ー 監督はRADWIMPS や安室奈美恵さん、NulbarichなどのMVのディレクションも手がける大澤健太郎さん。

はい。事前に打ち合わせさせて頂く段階で、すでに曲の世界観を理解してくださっていて、今までとはまた違うタイプのMVになりました。映画のような筋書きはないですが、僕の後ろにある映像や光などの世界観でストーリーを展開してくれています。


ー そしてその “海月”や“きっと愛は不公平”も収録の1stアルバム『シティ・ライツ』が10月31日にリリース。このタイトルはチャップリンの映画「City Lights(街の灯)」からインスパイアされたとか。

最初の言葉のヒントはそうですね。まず<シティ・ライツ>という言葉の響きから入って、街に灯りがともるということは、そこに生活している人達がいて、生活しているということはそこに悲喜交々、色々な感情がある。それは恋愛なのか、仕事の葛藤なのか、それこそ“衝動のファンファーレ”のような青春の想いなのか。それだけでも群像劇のようだと思ったんです。


ー ということは、タイトルからアルバムを作ったということですか?

いや、タイトルは最後だったんです。というのも、既発曲の“毎秒、君に恋してる”、“きっと愛は不公平”、 “衝動のファンファーレ”、“海月”をふと冷静に見た時、色々な人たちの物語を歌っているなと感じたんです。そこからですかね、群像劇のようなアルバムにしたいと思ったのは。だから今回のアルバムテーマが決まったのは、この4タイトルありきだったかもしれません。

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