POPSCENE

WEB FANZINE

POPSCENE

Sissy 原 理史『Live goes on』インタビュー

Sissy 原 理史『Live goes on』インタビュー

September 26, 2016 20:00

interview_label
0
0
シェア LINE

ー そういう意味では、スキマスイッチファンの方たちも楽しめますね。

そう思います。

20160926DSC_6799.jpg
ー 常田さんとはどういう形で制作を?

まず最初はメンバーが考えたことをそのままやらせてくれるんです。その後、歌詞を当てはめていく時にメロディを前後に詰めていく作業を松田と常田さんでひとつひとつ行います。そうすることでメロディがスッキリしたり伸びやかになったり。楽曲の最終形態が決まってくるので、それはとても大切な作業なんです。ハマりが悪ければ歌詞を変えることもあるし。だから二人は時間をかけてディスカッションをしています。


ー 第一弾のインタビューでも常田さんの印象を伺いましたが、常田さんがプロデューサーに立ったことで、変化してきた点、気付いた点などを4作出した今、 再び教えてください。

アレンジ担当の僕は今まで結構打ち込みを利用することもあったし、4人の…ドラム、ベース、エレキギター、アコースティックギターの音以外の音も入れないと不安だったんです。今の音楽って音を色々と足していっているじゃないですか。


ー そうですね。

打ち込みや音を足している音楽が多い中、シンプルにしてしまうとそういう音楽に負けてしまうんじゃないかという不安があって、絶対に一音か二音は僕らの楽器以外の音を入れていたんです。でも特に今作ではきちんと4人の楽器で表現したいということもあり、それが極端に少ないんです。常田さんにはそういうことが出来るように変えてもらっています。それが一番僕らの変化した点かな。


ー それによって、メンバーとの関わり方も違ってきたりしましたか?

しますね。4月のアルバムはセルフプロデュースで制作をしたので、4人それぞれがもめながら作っていたんです。勿論もめたこと自体は良かったんですが、結局リーダーである僕の発言権が極端に強くなることで、曲によっては僕のカラーが強くなってしまうこともありました。それ以外にも、例えば示村が作曲すれば示村の色が強いなどもあったんですが、特に今作に関してはアレンジは僕が担当だけど、リズムに関してはそれぞれのリズム隊に任せる、作詞作曲に関しては松田に任せるという感じで、常田さんを中心にひとつひとつのパートがディスカッションしてくので、まず作曲のペースが早くなりました。


ー なるほど。

だから今は常田さんが「脳」、僕らが「体」となって動いているというイメージです。そういう方法は初めてだったので、とても面白いです。


ー サウンドでいうと、それぞれ楽器の音の粒が立っていて、曲中のサウンドが最高なのは勿論だけど、個人的には佐藤さんのドラムで始まるイントロの入り方と、原さんのギターがディレイの余韻を残しながら音が消えるアウトロの終わり方が好きなんです。

ありがととうございます!Sissyサウンドとして今回とてもシンプルですよね。ドラムがフィルインでドコドコ鳴ってから入るケースもあったじゃないですか。


ー ええ。

でも今回はスッと入ってきてスッと抜けていく。この感じは5月からリリースした中でも初めての試みでした。いきなり盛り上がりどころが来るのも良いですが、サビで一番盛り上がるためにはこういう作り方も良いのかなという話をしていたんです。


ー 今作のアレンジのポイントは?

特に自分が担当のギターについて拘りました。せっかく新しいギターアンプを購入したりエフェクターを使ってレコーディングしたので、今まで試してこなかったサウンド感は意識しました。このアンプが良い音してるんですよー!


ー いいですね!

ギタリストとしてあまりエフェクターを使わないのが好きだったんですが、今回は最初からディレイを前面に使う構想を持っていたんです。音作りを変えていくことで、今後バンドといても新しい色が出てくると思うので色々と試していこうと思っています。


ー 歌詞についても教えていただけますか。

ストーリー性をあまり出さないように考えていたようです。曲を聴いた時に風景は見えるんだけど、どちらかというと響き重視!ともすると英詞に聴こえるような雰囲気というか。実はそれ、常田さんからのアドバイスなんです。スキマスイッチの曲にもあるような遊びというか。「響きの要素を今回Sissyでもやってごらんよ。」というお話をいただいて。だから松田も子音の選び方に気を遣って作っていました。


ー すごく細かい作業だと思います。

苦労していました。常田さんが「こっちの方が良いよ」と赤ペン先生になって、細かく調整していました。常田さんは今、メロディと作詞に力を入れてくださっているんです。その部分がしっかりしていないと楽曲の芯がなくなってしまうからって。僕らが松田に対してアドバイスすることも勿論出来るんですが、最終的に松田自身が生み出すことを大切に考えてくれていて。だから彼も変わってきていると思います。

  リリース情報

Sissy
「Live goes on」

2016年8月20日発売

-収録曲-

1. Live goes on
2. Live goes on(Instrumental)

ライブ会場、レーベルサイトにて発売中!
https://prsnt.thebase.in/

Live goes on

数量限定生産DVD付き

prss-0004 / 1,500円

Live goes on

通常盤

prss-0004 / 800円

  インフォメーション

全国ツアー「Sissy 8th anniversary tour!~みなさんのおかげです~」

10/2(日)【栃木県】宇都宮HELLO DOLLY
Sissy 他

10/5(水)【千葉県】千葉LOOK
2マンライブ vs NICOTINE

10/8(土)【愛知県】名古屋 栄 MUJICAワンマンライブ
ワンマンライブ

10/13(木)【大阪府】京橋Arcワンマンライブ
ワンマンライブ

10/16(日)【福岡県】福岡ONSA
ワンマンライブ

10/22(土)【茨城県】茨城 club SONIC mito
ワンマンライブ

10/23(日)【秋田県】秋田 THE CAT WALK
ワンマンライブ

11/3(木祝)【宮城県】仙台 Cafe de Lucille
ワンマンライブ

11/18(金)【神奈川県】神奈川 関内B.B.STREET
2マンライブ vs Cure Rubbish

11/27(日)【東京】大塚Deepa
Sissy 8th anniversary ワンマンライブ!

【昼公演】~Rock dayバンド昼ワンマン!~
全曲ロック曲をお届けします!
開場 13:30 / 開演 14:00
チケット:前売り3,000円 ※当日別途ドリンク代必要

【夜公演】~ballade nightアコースティック&バンド夜ワンマン!~
開場 17:30 / 開演 18:00
チケット:前売り3,500円 ※当日別途ドリンク代必要

2017/1/14(水)【東京都】西新井文化ホール
ワンマンライブ

主催:株式会社楽響(Rakkyo Inc.)03-6300-0456

※終了公演は記載しておりません。

  ピックアップ

  SEARCH

  FIND OUT MUSIC!

FIND OUT MUSIC

  SPECIAL

オフィスオーガスタ特集 アーカイブ

  iTunes Chart