NakamuraEmi『NIPPONNO ONNAWO UTAU BEST RELEASE TOUR LIVE!』インタビュー

July 13, 2016 20:00

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ー Emiさんの人柄や歌力があってこそだと思うけど、スタッフやバンドメンバーに愛されているって感じましたもん。

そういうのをひとつひとつ大切に進めてくれるスタッフさんだし、それをお願いする先、例えばデザインをする方やMVに出演してくれた方、仲間、みんながそうなんです！だからやってきたことがきちんと身になり、点と点が繋がっていると実感しています。

ー第一弾MVの時でしたっけ、撮影現場の木材工場のスタッフさんが書いた朝礼スケジュール！（NakamuraEmiブログ 2014.12.21記事より）あれはちょっと泣けました。

そう！！あれは凄かったです。まだメジャーデビューも決まっていないし、事務所であるオフィスオーガスタと出会って初めてのお仕事みたいな状態で。それなのに「いいよ、貸してあげる。」って快諾してくださって。あの時は生の仕事の雰囲気が欲しいからということで、実際営業時間にお仕事しているところを撮影させて頂いたんです。だから朝礼スケジュールも書いてあって。

ーそういうことだったんですね。

でも初め、何も知らずに朝礼スケジュールの前を通ったら、ああいうことが書いてあったので、私もバンドメンバーも大興奮で！

ーいや、それは興奮しますよ。

細かいことも含め、メジャーデビュー後もそうやって皆さん色々な形で応援してくださることが本当に嬉しくて。

ーやっぱり愛されキャラなんですよ、Emiさんは。

いやー、どうなんでしょう（笑）。

ーしかもスタッフだけでなく、バンドメンバーのカワムラブラザーズ（カワムラヒロシ／河村亮）や豊福勝幸さんは家族ぐるみだとか。

もうみんな実家に行きあっているメンバーで（笑）。でも家族の話やプライベートなこと、お互いの性格の話が多いかな。まあ結果的には音楽に繋がっているというか。

ーというと？

細かくお互いのプライベートを知るバンドメンバーなので、痛いところを突いてくるんですよ（笑）。そういう精神的なことから最終的には音楽に繋っていくのかなと。パーソナルな仲間だからこそでしょうが。

ーなるほど。パーソナルと言えば、シンガーソングライターのNozomi Nobodyさんとも仲が良いんですよね。

そうなんです。あ、ポップシーンさんで、のん（Nozomi Nobody）のインタビューされていましたよね。

ーそうなんです。先日彼女の取材をした時にEmiさんの話になって。“台風18号”の歌詞となったエピソードを知っているとか、同曲の秘蔵のデモテープを持っているとか（笑）。

そうそう、ボイスメモで出来立てをのんに送りました（笑）。のんのワンマンライヴに弾き語りで出演した時、沢山の人に出会わせてもらってんです。ミュージシャンもそうですし、お客さんもそう。のんのお客さんもやはり音楽を愛している人がとても多くて、そういう面でも共通点を感じて仲良くさせてもらっています。だからあの記事を読ませてもらった時も嬉しかったです。

ー良きライバルであるだろうけど、同時に良き友達ですね。

大好き！茜空（根津まなみ）ちゃんも交えてよく三人で遊んでいます。世代的なことも含めて、ひとりで音楽をやっている女の子ならではの悩みが結構共通しているので。

ーどういう悩みが多いのかな？

これからどうやって音楽の道を進んでいくか。でも結婚をして子供も産みたい。その二つのバランスかな。女の子がひとりで音楽をやっていくって結構大変なんですよね。だから歌を歌えるということだけでなくプロデュースも出来ないと。変な話、お金の面も含めて自分を提示していく色々なプロデュース能力がないと難しいと思うんです。でも彼女たちはその部分がすごく長けている気がするな。私はそれが苦手なのでカワムラヒロシさんというプロデューサーを立てることで成立していますが。

ーそこはEmiさんの書く歌詞同様、リアルな声ですよね。

そうですね。

ーそういえば今回のライヴ盤を録音したのは、エンジニアの兼重哲哉さん。

はい。インディーズ時代からずっとお世話になっています。