高橋優『さくらのうた』インタビュー

March 8, 2016 20:00

ー 福島限定のスペシャルユニットだった亀田誠治氏とのメガネツインズ作品 “メガネが割れそう”ですが…（笑）。

なんですか？（笑）


ー いやいや。インパクトのある曲だと思って（笑）。

でしょ。


ー この曲は亀田誠治さんとのユニット「メガネツインズ」名義ですが、【風とロック】の時に結成したんですよね。

そうです。


ー 何故このシングルにこの曲を入れようと？

メガネツインズのデビューの仕方をずっと考えていて（笑）。


ー アハハ。

高橋優の作品でもあるから、ちょうど良いなと思ったんです。今迄も高橋優としての作品に“高橋乳”っていうのがいたり（笑）。


ー いたいた（笑）。

そういうおまけ的な…いや、おまけなんて言ったら亀田さんにすごい失礼になっちゃう！


ー アハハ！

でもかなり贅沢なおまけ（笑）。ただメガネツインズ自体は意外と大切にやってきていて、福島で毎年ライヴをしていたんです。


ー 2012年からでしたっけ。

そうです。2011年に亀田さんと出会って、いっぱいお話をさせてもらって意気投合して、次の年は「高橋優と亀田誠治」という名前で出演して、二人のユニット名をつけようとなってメガネツインズになったんです。 二人とも眼鏡をかけているからという、そんなに深い理由もなく安易な感じで命名して（笑）。でもオリジナル曲がなかったんですよ。


ー そっか！

そう。僕の曲か、忌野清志郎さんの曲を歌っていたので。でもどんどん欲が出て来て（笑）、「メガネツインズの曲があった方が良いね。」という話になり、僕が3分くらいで書いちゃった曲です。


ー 3分！？すごいね。亀田さんはどういう反応だった？

「いいね！」って（笑）。


ー でも普通の曲と違う…と言ったら語弊があるかもしれないけれど、例えば“泣ぐ子はいねが”とか“頭ん中そればっかり”みたいに、ちょっとユニークな視点の曲ならではのライヴの盛り上がりが期待出来そう。

イントロレスでいきなり歌い出しますしね。（歌いながら）「僕のメガネが割れそう〜♪」って（笑）。


ー  そこで観客の歓声が…

（高橋・筆者同時に）ウァー！


ー そうそう（笑）。大盛り上がり！

そうなれば良いですね（笑）。実は昨年の【風とロック】でこの曲をお披露目したんです。


ー 反応は？

それがメッチャ盛り上がったんですよ！全然前情報もなく、急に「書いてきたから」って言って亀田さんとセッション感覚で披露したので、きっとお客さんはポカン状態かなと思ったんですけど、2コーラス目くらいからはもう「割れそう（高橋）」「割れそう！（観客）」っていう感じで歌ってくれたんです。


ー 凄い！

福島では奇跡を見せられました。パワーがありましたね。


ー でも優くんは、眼鏡が割れそうになるくらいに人のことを愛するんだなと思いましたよ（笑）。

まったく意味が分からないですよね。眼鏡が割れそうなくらい君が好きって何だよ！って（笑）。


ー あなたが書いたんですけど。

＜一同爆笑＞


ー リリース日の3月9日は「ありがとうの日」でもあるそうなんです。

へえ。知らなかった。


ー 最後に誰かに「ありがとう」を言ってください！

何より今、この記事を読んでくれているあなたにありがとうございます。それにつきます！


ー ありがとうございました！


取材・文／秋山昌未


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