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【レビュー】福山雅治『木星 feat. 稲葉浩志』

December 26, 2025 15:30

福山雅治

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【レビュー】福山雅治『木星 feat. 稲葉浩志』

12月24日に公開公開された福山雅治主演の『映画ラストマン -FIRST LOVE-』。その主題歌として書き下ろし、同日リリースされた「木星 feat. 稲葉浩志」は、福山が作曲・編曲・プロデュース、稲葉が作詞を担当。12月24日付オリコンデイリー デジタルシングル(単曲)ランキングで1位を獲得した他、iTunes、レコチョク、mora、mu-mo、music.jpなど主要音楽配信サービスにおいて、各配信サイト合計19冠を達成。

余韻を残す福山の落ち着いた低音と、魂を揺さぶる稲葉のエモーショナルなハイトーンが重なる瞬間は圧巻の一言。井上鑑によるストリングスアレンジは静寂を感じさせ、壮大でありながらどこか寂しさを感じさせるサウンドデザインとなっている。映画の世界観を深く汲み取った稲葉の歌詞は、人間の心の奥底にある「愛」や「逃れられない運命」を鋭い感性で描写。聴く人の胸を直接突き刺すような強いメッセージ性は、福山の作る切ないメロディと共に、ドラマティックに楽曲の世界へ導いていく。

「大泉さん演じる護道さんとともに数々の難事件を解決してきた皆実さん。そんな皆実さんを心に宿しながら、音楽で最強バディを組ませていただくとしたら? それは、日本が生んだ史上最高のロックヴォーカリストである稲葉浩志さんしか考えられない、という厚かましい一択と揺るぎない直感でした。」福山は公式コメントでそう語っている。
『映画ラストマン -FIRST LOVE-』では、“皆実広見”が視力を失う前の出来事や、彼の人生に決定的な影響を与えた「初恋」のエピソードなど、皆実のルーツが核心となっている。だからこそ福山に宿る“皆実広見”が、稲葉を求めたのだろう。

お互い海外での仕事やそれぞれの活動で多忙な中、先ずは福山自身のレコーディングスタジオにて、稲葉歌唱のKey確認が行なわれた。福山のアコースティックギター1本に稲葉が仮歌で楽曲Keyを探っていくという奇跡のセッションが実現。そこからデータのやりとりや、詞の世界観を共有するなどの綿密な作業を行ったそうだ。

トップステージにてキャリアを重ねたアーティスト同士の歌声はまさに「音楽の最強バディ」であり、心震える「最強のラブソング」だ!

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