POPSCENE - ポップシーン
POPSCENE - ポップシーン

映画『花まんま』素直になれない兄妹の掛け合いを捉えた本編映像解禁!鈴木亮平&有村架純からコメントも到着!

April 3, 2025 08:30

映画

0
シェア LINE
映画『花まんま』素直になれない兄妹の掛け合いを捉えた本編映像解禁!鈴木亮平&有村架純からコメントも到着!

2005年、第133回直木賞を受賞した短編集『花まんま』(文春文庫)は、記憶の濃淡を丁寧に語り分けながら、人間の哀しさや温かさを繊細に織り込む巧みな筆致で評価される作家・朱川湊人の代表作で、ある兄妹の不思議な体験を描いた物語。初版からおよそ20年を経た今春、東映配給にて映画『花まんま』が4月25日(金)より全国公開します。

早逝した両親と交わした「兄貴はどんな時も妹を守るんや」という約束を胸に、たった一人の妹の親代わりとして大阪下町で生きる熱血漢の兄・俊樹を演じるのは、日本のみならず、国際的にも評価されている鈴木亮平。まもなくの結婚を控えながら、ある〈秘密〉を抱えている妹・フミ子を、今や“国民的俳優”とも評される有村架純が演じます。鈴木・有村の二人が兄妹役として初共演を果たし、『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』『そして、バトンは渡された』などコメディから感動作まで幅広い表現力を併せ持つヒットメーカー前田哲監督がメガホンを取りました。

この度、なかなか素直になれない兄妹のやりとりを捉えた本編映像が解禁となりました!さらに、鈴木亮平と有村架純が自身の役柄について語るコメントも到着!

この度、行きつけのお好み焼き店「みよし」で兄・俊樹(鈴木亮平)、妹・フミ子(有村架純)、そしてフミ子の婚約者・中沢太郎(鈴鹿央士)が結婚式の打ち合わせをするシーンを捉えた本編映像が解禁となりました。まだ結婚を認めていないのか、スマホをいじりながらいい加減な態度で話を聞く俊樹に腹を立てたフミ子がおしぼりを投げつけ不満を露にします。あまり協力的ではない俊樹にフミ子が捲し立てて話し続けますが、ついに俊樹は「もううるさい」と言って店を出ていってしまいます。その間、終始気まずそうにしていた太郎は「お兄さん、まだ(結婚を)認めてくれてないのかな」と不安がる一方で、フミ子は「ちょっと兄貴ヅラしたいだけや」と落ち着いた様子で言います。さらに、俊樹の幼なじみで「みよし」の看板娘・駒子(ファーストサマーウイカ)も「大丈夫やって。トシちゃんと太郎さん、なんか似てるもん、一途なところとか」と太郎を励ましつつ「なぁフミちゃん」と話を振ると、フミ子は一瞬まんざらでもなさそうな表情を浮かべ「どやろなぁ」と返します。まさに“喧嘩するほど仲が良い”という言葉がピッタリな兄妹の関係性が垣間見えるワンシーンとなっています。

鈴木は、今回解禁されたシーンについて「生まれ育った言葉だったので細かいニュアンスをしっかりと表現できたと思います。特に、 みよしでおしぼりを投げられるシーンは『うわー関西の兄妹っぽいな』と思っていただけるお芝居が、有村さんとだからできたんじゃないかなと思います」と同郷の有村だったからこそ、役柄の細部まで表現できたと語っています。さらに、 兄妹の関係について 「僕もちょうどフミ子と俊樹と同じくらい年の差がある妹がいるんですが、兄としてどう振る舞うかと考えたとき、あまりベタベタしたくないなというのがあって。すごく愛情はあるけれど、毎日一緒にいる俊樹とフミ子だからこそ、例えば愛おしそうにフミ子を見つめるというのは違うなと」と自身と重ねながら役作りを行ったことを明かしています。また、有村は自身の演じたフミ子について「根底には、両親を早くに亡くし、兄が自分を育ててくれた恩や尊敬する気持ちがあるので、なかなか素直に『大好きだよ』とは言えないけれど、どこかで愛情のある眼差しが向けられるような女性をイメージしました」と言葉では言い表せない繊細な感情を意識したと語っています。

日本を代表する二人の俳優が演じる、深い絆で結ばれた兄妹の物語をぜひ劇場でお楽しみください。豪華キャスト&スタッフがつむぐ珠玉の感動作は、4月25日(金)公開となります!是非ご期待ください!

Information

YouTube