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ノラ・ジョーンズ、スペシャル・オンライン・ライヴの実施を発表!

May 21, 2021 13:00

Norah Jones

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ノラ・ジョーンズ、スペシャル・オンライン・ライヴの実施を発表!

©Diane Russo

9回のグラミー賞受賞経験を持つシンガー・ソングライターであり、ピアニストのノラ・ジョーンズが、昨年リリースし、2020年度オリコン年間ジャズアルバムランキングで第1位を獲得したフル・オリジナル・アルバム『ピック・ミー・アップ・オフ・ザ・フロア』のリリース1周年を記念して、現地時間6月12日(日本時間6月13日 5:00AMから)にオンライン・ライヴを行うことを発表した。

ノラ・ジョーンズは昨年のリリース後、世界を巡るツアーを行う予定だったが、新型コロナウイルスの影響ですべてキャンセルになっており、その代わりにファンとの交流の場として自身のFacebookページで毎週ソロ・パフォーマンスを行い、また、今年の4月にはライヴの素晴らしさを届けたいと、自身のキャリア初となるライヴ・アルバム『ティル・ウィー・ミート・アゲイン ~ベスト・ライヴ・ヒット』を発表していた。『ピック・ミー・アップ・オフ・ザ・フロア』のライヴをいつか実現させたかったといい、今回の1周年を機に、初めてバンドと共にアルバムの曲をライヴ形式で披露することとなった。ドラマーのブライアン・ブレイド、ベーシストのトニー・シェール、ヴァイオリニストのマッズ・スウィフトと共に、「アイム・アライヴ」、「フレイム・ツイン」、「ハーツ・トゥ・ビー・アローン」、「トゥ・リヴ」などの『ピック・ミー・アップ・オフ・ザ・フロア』の収録曲を演奏する。ニューヨークのアーヴィング・プラザで行われ、ライヴ配信の収益の一部は、新型コロナウイルスのパンデミックによって生活の糧を失ったツアーや会場のスタッフを支援するグローバル救済基金「クルー・ネイション」(Crew Nation)に寄付される予定だ。

ノラ・ジョーンズは、「昨年リリースした『ピック・ミー・アップ・オフ・ザ・フロア』のツアーは実現できなかったので、アルバムの1周年記念に最高のバンドと一緒にようやく生演奏できることが楽しみです!」と語っている。

シングル・シリーズから生まれた『ピック・ミー・アップ・オフ・ザ・フロア』は、喪失感に直面しながらも希望を抱く歌詞で、その時々の状況を深く語る楽曲を集めたもの。最終的に光を見出すまで、暗闇に寄り添うような深い雰囲気を醸し出している。ジェフ・トゥイーディーやブライアン・ブレイドなどが参加したこのアルバムは、アメリカーナ、ソウル、ブルース、ジャズなどの音色が混ざり合い、彼女のピアノ・トリオのグルーヴによってまとめられた。

米カルチャー・メディアPASTEはこのアルバムについて「その時代のための、その時代の作品であり、おそらく完璧な万能薬である。他の誰にもできないように、ノラ・ジョーンズに安心させてもらおう」と絶賛。ローリング・ストーン誌は、このアルバムを「試練の時の慰め」、MOJO誌は「旅のような楽しみ」と評している。また、ニューヨーク・タイムズ紙は「彼女の有名なハスキーボイスのため息で歌われる曲の始まりは、耳に優しく残り、頭の中で蠢く。」とジョーンズの影響力のあるソング・ライティングを賞賛している。


■ Universal Music
https://norahjones.jp

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