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浜端ヨウヘイ、新曲配信リリース!寺岡呼人との対談公開!スキマスイッチに手作りカレーを差し入れ!

August 21, 2020 17:00

浜端ヨウヘイ

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浜端ヨウヘイ、新曲配信リリース!寺岡呼人との対談公開!スキマスイッチに手作りカレーを差し入れ!

シンガーソングライター 浜端ヨウヘイが8/19(水)に寺岡呼人プロデュースの新曲『世界にひとつの僕のカレー』を配信リリースした。コロナ禍にあって、stayhome期間に改めて気付いた当たり前の日常の大切さ、“「幸せ」は何もないところからでも自分の手でつくりだすことができるんだ”という力強いメッセージを、幸せな食卓の象徴であり、浜端がこよなく愛する「カレー」をモチーフに歌ったハートフルな一曲だ。


□ 浜端ヨウヘイ×寺岡呼人 対談

teraoka20200821.jpgリリースに際し、メジャー1stシングルからプロデューサーを務める寺岡呼人[JUN SKY WALKER(S)]との対談を敢行。楽曲にかけた思い、制作過程の様子などを聞いた。

国民食といっても過言ではないカレーにスポットライトを当てた異色の注目曲。浜端ヨウヘイが歌いかける「世界にひとつの僕のカレー」であなたは、どんなシーンを思い浮かべることだろう。「今日はカレーだよ!」と母親が作る野菜がごろごろ入ったカレー。お昼が待ち遠しくておかわりをするほど好きだった給食のカレー。レシピを見ながら初めて誰かのために作ったカレー……。“僕の”“私の”それぞれのカレーがあって、そこには1億人の一億通りの思い出やエピソードが詰まっている。

浜端ヨウヘイもまたその主人公のひとりだ。特に浜端は年間400食以上も食べ歩きをするほど無類のカレー好き。彼にとってもあたりまえの日常の中にある普通の“カレー”をモチーフにした「世界にひとつの僕のカレー」は、メジャーデビューシングル「カーテンコール」からプロデューサーをつとめる寺岡呼人と浜端がコロナ禍の中、今だからこそ歌いたい楽曲として、リモートでやりとりをしながら生まれた楽曲だ。
ここで、ふたりのスペシャルな対談も抜粋してご紹介しよう。

寺岡「コロナ禍の中で浜端君と曲作りの話をしていた時に、カレーというものと今の世の中の状況というものをテーマにして歌ってみるのはどうかな?って、浜端君に話したのが始まりです」

「世界にひとつの僕のカレー」が生まれた最初のきっかけは、「僕のちょっとしたひらめきみたいなもの」(寺岡)だったらしいけれど、「これからどんな時代になっていくか誰もわからないけれど、どんな時代になっても歌える楽曲にしたいという思いがあった」と、寺岡。メジャーデビュー曲「カーテンコール」、2ndシングル「もうすぐ夏が終わる」、ミニアルバム『今宵、月の瀬で逢いましょう』と、この2年ほどの間に何作も浜端と一緒に制作してきた寺岡だからこそ、浜端ヨウヘイというボーカリストが今の時代に届ける歌の輪郭は、すでにそのひらめきの中に明確にあったようだ。

寺岡「聴いた時に懐かしい気持ちになるような楽曲。それをわかりやすく言うと“国民歌”というか。浜端ヨウヘイの声を活かす楽曲ができたら、そういうものの媒介になるような存在になれるんじゃないか。今の時代にいないボーカリストになれるんじゃないかというイメージは、出会ったときから漠然とあったと思います」

寺岡がまず詞を書き、その歌詞を受け取った浜端がメロディをつけていくという楽曲作りは、これまで何度も2人が行ってきたやり方だったが、“僕カレー”に導かれた浜端の歌声には変化が見える。

浜端「この曲は身近にある大切なものの象徴としての“カレー”が主役というか。僕の中では“カレーが歌を歌っている”くらいの感覚でしたね(笑)。浜端ヨウヘイという男が大声で主張して言葉を発しているのではなく、個を主張しすぎず、どなたが聴いてもスッと入ってこられるような歌唱を意識しました」

寺岡「カレーはひとつのアイコンであって、その向こうには家族や恋人、大切な人の存在、生きるというテーマがある。ただ、それを大上段に言うではなく、何気なく当たり前にあった日々の中に幸せってあるんだよ、ちょっとしたものから幸せは作れるんだよっていうことを感じてもらえるような歌になってくれたら」

イラストレーター・映像作家の黒木ユタカが手掛けた「世界にひとつの僕のカレー」のMVは、柔らかな線で描かれた登場人物たちが紡ぐ物語がイラストレーションで描かれている。

浜端「観てくださる方ひとりひとりが、いつのまにかそれぞれの登場人物に自分自身や家族、食卓の風景を重ね合わせてしまうような物語が描かれていたり、ところどころに小ネタが隠されていたり、このMVが先にあってから曲を作ったのかと思えるくらいイメージ通りでした。でもこの主人公、ちょっと僕に似てますよね(笑)」

玉ねぎを飴色になるまでじっくり炒めるように、カレーのルーをぐつぐつ煮込むように、“僕カレー”は聴き重ねるたびに聞き手の中で味わいが深まっていくのだろう。

浜端「今の時代や日常の中にあるいろんなものを一緒くたにして、全部煮込んで、美味しく溶かしていっちゃうような。そんな力がこの曲にはあると思っています」


新型コロナ感染拡大のため開催が延期されていた『寺岡呼人ツアー2020~NO GUARD~スペシャルゲスト 浜端ヨウヘイ』が、10月からスタートする予定だ。

浜端「“僕カレー”は呼人さんと僕にしかできないことだと思っていますし、僕と呼人さんとでならできるよねということの理解度がより進んでいるので、ツアーを一緒にまわらせていただくことがより楽しみになりました」


□ 先輩・スキマスイッチに手作りカレーを差し入れ!!

yoheihambaya20200821.jpg「世界にひとつの僕のカレー」がリリースされた8/19、同じくオフィスオーガスタに所属するスキマスイッチも「スキマノハナタバ ~Smile Song Selection~」のリリースを迎えた。そこで、リリース当日、プロモーションで大忙しの先輩のもとへ陣中見舞いとして浜端が手作りのカレーをサプライズデリバリー!浜端はロゴ入りキャップにロゴ入り保冷バッグを抱え某フードデリバリーサービスのスタッフに扮して登場。自宅で腕によりをかけて作ってきたバターチキンカレーを振る舞うと、二人からは「おいしい!」「お店の味!」と絶賛の声があがり、あっという間に完食! お互いの最新作を渡し合い、共にリリースを祝った。

浜端ヨウヘイの公式Twitterでは、同事務所の先輩後輩アーティストがリリースを祝う様子も公開されており、今回のスキマスイッチへの差し入れの模様を収めた動画もアップされている。

□ 浜端ヨウヘイ公式Twitter
https://twitter.com/yohe_bigman


さらにリリース当日夜には、リリース記念Twitter企画として『浜端ヨウヘイTwitter百人組手』を開催。コロナ禍にあってなかなか以前のようにライブ会場などでファンと直接触れあうことができない中、なにかコミュニケーションできる方法を、ということで、Twitterで質問を募集しおよそ2時間の間に100の質問に次々と答えた。質問の中には先程カレーを差し入れしたスキマスイッチの二人やラジオDJの方からの質問も。また、回答の合間のチャレンジ企画として写真アプリを使った「盛れてる写真をアップ」、10辛カレーにさらに激辛ソースをかける「激辛チャレンジ」などにも挑戦し、多いに盛り上がった。

20200821_yoheihamabata.jpg今月16日には東京・渋谷 eplus LIVING ROOM CAFE &DININGにて弾き語りライブ「Extra Large 2020 ONLINE ?もうすぐカレーのできあがり?」を開催した。この日は新型コロナウイルス感染防止に細心の注意を払い、通常の半数以下の席数に限定して会場にも観客が入場し、有観客+オンライン生配信のハイブリッド形式での開催。リリースを3日後に控えた新曲「世界にひとつの僕のカレー」はもちろん、8/5にYouTube限定で公開したセルフプロデュース作『ROUGH SKETCH -HOMEMADE EDITION-』からの新曲や「カーテンコール」「もうすぐ夏が終わる」といった新曲、ライブ定番曲など新旧織り交ぜたまさに今の浜端ヨウヘイのベスト盤といえる内容で約2時間、全15曲を披露した。

3月以降のライブが次々と中止となり、約半年ぶりに迎えた観客を前にした浜端は「聴いてくださる方の前で演奏できて、こうして拍手を頂けることが本当に嬉しいです」と話し、その心から溢れた言葉は、奏でるギターにのり、ピアノにのり、そして歌声にのり、優しく力強く会場を包み込んだ。このライブの模様は8/23(日)23:59までアーカイブ配信で視聴することができるので、ぜひ期間内に何度でも楽しんでほしい。

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