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ベック、新曲「WOW」のM.I.Sリミックス「GUAU!」を公開!

August 17, 2016 17:00

Beck

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ベック、新曲「WOW」のM.I.Sリミックス「GUAU!」を公開!

2014年に第57回グラミー賞において年間最優秀アルバム賞を受賞したアルバム『モーニング・ フェイズ』に続くニュー・アルバムを来る10月にリリースすることを発表したベック。今年6月には配信限定で新曲「WOW」を急遽リリース。ヒップホップを織り交ぜた蛍光変異体とでもいうのか、ベックの最新音楽テイストが感じ取れるサウンドに仕上がっている同楽曲。その直後の7月には7年ぶりの来日をフジロック・フェスティバルにて果たし、そのパフォーマンスは好評を博し、“今年のベスト・アクト”とまで報じられた。

さらに、来る10月21日(金)には約2年半振りとなるニュー・アルバムの発売も決定。最新シングル「WOW」はもちろん、昨年テイラー・スウィフトとの共演でも話題となった超ポップな「Dreams」などが収録されることが予想される。

まだまだベールに包まれたままの新作だが、米『ローリング・ストーン』誌のインタビューで語ったところによると「ここ数年のライヴ・パフォーマンスで感じたお祭り気分のような喜びに満ちたエネルギー、そして昨年一緒にツアーを回ったザ・ストロークスのようなバンドのエネルギーを吸収した」という。プロデューサーに2002年の『シー・チェンジ』のツアーに参加し、最近ではアデルの「Hello」の共作者として知られるグレッグ・カースティンを迎えて制作された今作。完成させるまでにはなんとアルバム3枚分の楽曲を制作したという。「グラミーの後、そのうちの半分はボツにすることにして、もう一度始めたんだ。アルバムのアイデンティティを見つけ出すのにしばらくかかったんだよね」とベック。

収録曲の中には恋に落ちることを歌ったアップビート「Seventh Heaven」、そしてトーキング・ヘッズ的なダンス・ナンバー「No Distractions」が含まれる。また、同誌によると今作は『モーニング・フェイズ』と打って変わって、ヒップホップのループやポップなメロディを用いたベックの初期作品に近いサウンドが予想される。

そしてそんなベックはヤキモキするファンを気持ちを察してか、今週急遽「WOW」のリミックス音源、その名も「WOW (GUAU! Mexican Institute of Sound Remix)」を公開!メキシコでも人気を博しているカミーロ・ラーラによるソロ・プロジェクト、メキシカン・インスティテュート・オヴ・サウンド(M.I.S)によるこの公式のリミックス音源は、ラ・バンダ・バストンのムエラス・デ・ガヨをフィーチャーしている。聴けば一気にそこはメキシコと言わんばかりのフィエスタ気分全開の仕上がりになっているので、必聴だ!


■「WOW (GUAU! Mexican Institute of Sound Remix)」の試聴
https://youtu.be/hL2m9ikzvhI

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