POPSCENE - ポップシーン
POPSCENE - ポップシーン

Skoop On Somebody、アマチュア時代から憧れたステージで迎えた20年目のスタート!

February 25, 2016 17:10

Skoop On Somebody

0
シェア LINE
Skoop On Somebody、アマチュア時代から憧れたステージで迎えた20年目のスタート!

Skoop On Somebodyが2/21(日)にBillboard Live OSAKAにて初の東阪Billboard Liveツアー<Billboard Live 2016 Smooth Sound, Sweet Sound>の最終公演を行った。

R&Bやファンク、ソウルなど、ブラックミュージックをルーツに持つ彼らにとってBillboard Liveは、自身のアマチュア時代、リスペクトする海外アーティストが来日するたびに足しげく通った憧れのステージでもある。

これまでゲスト出演などはしているものの、単独公演は今回が初。そしてこの日Skoop On Somebodyはデビュー19周年を迎え、憧れたステージの上で20年目のスタートを切った。

Billboard Live TOKYO及びBillboard Live OSAKAにて4日間に渡り、2公演ずつ開催されたこのツアーは、1st stageを<Smooth Sound>、2nd stageを<Sweet Sound>と題し、異なるセットリストで臨んだ。それぞれのタイトルに込められた、さわやかなメロディに乗せる切なく沁みる歌詞、どこかエロティックで甘く良い香りが漂ってきそうな彼らの楽曲の数々が演奏された。

Gakushi(Keyboards & Bass)、シンガーソングライターの磯貝サイモン(Guitar & Chorus)、T-SQUAREの坂東慧(Drums)という若手トップミュージシャンが奏でるグルーヴが心地よく、KO-ICHIROのプレイにも熱が帯びる。

TAKEは「このステージに立てることが本当に夢でした。そして19周年を迎えることが出来たのもここに集まってくれた皆さんのお陰。」と語り、公演中何度も「ありがとう」を繰り返した。

ライブ中盤、「Billboardのステージならではのことをしたい」とBillboardチャートを賑わした洋楽ヒット曲をメドレーで披露。Smooth Medleyでは「You're Beautiful(James Blunt)」/「Sunday Morning(Maroon 5)」/「What You Won't Do For Love(Bobby Caldwell)」を。
Sweet Medleyは、「Between The Sheets(Isley Brothers)」/「Stay with me(Sam Smith)」/「I'll Make Love To You(Boyz II Men)」を絶妙な繋ぎでKO-ICHIROがアレンジ。このアレンジスキルもSkoop On Somebodyの魅力の一つ。

「20周年を目前にして、過去を振り返ることも大事だけど、今は前を向いていきたい。ありったけのポジティブを詰め込んだ」という最新曲「Beautiful Sound」で爽やかな朝の訪れを感じさせると、続けて「でも、これもSkoop On Somebodyです」と微笑みながら1stアルバムに収録された「Nice'n Slow」で甘い夜のひと時を見せた。ラストのアップナンバーでは、客席は総立ちとなり演奏の高まりに呼応するTAKEのフェイクに鳴り止まない拍手が贈られた。

東京公演のアンコールでは、未発表の新曲を披露するなど、前向きさは止まらない。20年目の幕が開けた。夜と朝を彩った彼らは、早くも次の全国ツアーが決定。この先どんな景色を見せてくれるのか楽しみだ。


■ オフィシャルサイト
www.skoop.jp

Related Images

Information