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ポール・マッカートニー、アーカイヴ・コレクション最新版に「セイ・セイ・セイ」の未発表最新リミックス・ヴァージョンが収録

October 2, 2015 13:00

Paul McCartney

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ポール・マッカートニー、アーカイヴ・コレクション最新版に「セイ・セイ・セイ」の未発表最新リミックス・ヴァージョンが収録

今年4月の日本武道館公演を含む来日公演での素晴らしいLIVEの記憶も新しいポール・マッカートニー。そのポール・マッカートニーが1982年と1983年にリリースし、ソロ名義では3&4作目となるアルバム『タッグ・オブ・ウォー』(1982年)、『パイプス・オブ・ピース』(1983年)のアーカイブ・シリーズ最新版(デラックス・エディション&スーパー・デラックス・エディション)が本日10月2日に世界同時発売された。 

この最新アーカイブ盤の話題はなんといっても、『パイプス・オブ・ピース』に収録され、全米チャートで6週連続1位となったポールとマイケルの共作曲「セイ・セイ・セイ」の2015年リミックスversionが収録されていることであろう。ポールは今回のアーカイブ・シリーズの発売にあたり、マイケルと自分自身による未使用のリード・ヴォーカル・テイクがあったことを思い出し、この未使用のヴォーカル・テイクを使用することを提案したそうだ。オリジナルと異なり、最新リミックス・ヴァージョンは1コーラス目、2コーラス目の歌い始めがポールからマイケルのヴォーカルになっている。

ポールは当時を振り返り、マイケルとの共作に関して「マイケルは僕と曲を書くことに興味があったんだよね。それで電話をくれたんだ。彼だってことが信じられなかったよ。それについては二人で冗談として笑ったんだけど、彼は僕と曲を書きたいと言ったんだ。それで僕もいいね、って言ってさ。彼の声が好きだったんだよ。マイケルはイギリスまで来てくれて、一緒に腰を下ろしたんだけどさ。知らない誰かと腰を下ろして、曲を書くのって簡単なことじゃないんだよね。なにかしらのケミストリーが必要なんだよ。でも、『だってマイケルだぞ。やってみよう。うまくいかなかったら、なしにすればいい』と思ってさ、そうして『パイプス・オブ・ピース』の“Say Say Say”ができたんだ」と語ってる。

『パイプス・オブ・ピース』(1983年)のスーパー・デラックス・エディションには、マイケルとマッカートニー一家の姿をおさめた貴重なホーム・ムービー映像も収録されている。


■ ポール・マッカートニー オフィシャルサイト
www.paulmccartney.com

■ ユニバーサルミュージック ポール・マッカートニー
http://um-llc.jp/paul/

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