ザ・ローリング・ストーンズのギタリスト、キース・リチャーズ23年ぶりのソロアルバム発売!
September 18, 2015 17:50
The Rolling Stones
ザ・ローリング・ストーンズのギタリスト、キース・リチャーズ(71歳)の実に23年ぶり通算3枚目のソロ・アルバム『クロスアイド・ハート』が、9月18日本日全世界同時発売となった。
ザ・ローリング・ストーンズのオリジナル・メンバーでもあるキースは、ストーンズで半世紀以上も活躍を続け、1988年に本格的なソロ・アルバム『トーク・イズ・チープ』を発表して以降は、自身のバンドを率いての活動も行ってきた。
2012年に結成50周年を記念するベスト・アルバム『GRRR!』を発表後は、昨年2月下旬から3月上旬にかけての来日公演を含む大規模な世界ツアーを展開。今年に入ってからも、1971年の名盤『スティッキー・フィンガーズ』のアップグレード盤の発売に合わせて、“ZIP CODE”ツアーと名付けられた全米ツアーをスタートさせるなど、現在も精力的な活動を続けているザ・ローリング・ストーンズ。そうしたツアーの合間を縫ってキースが完成させた、実に23年ぶり、通算3作目にあたるソロ・アルバムとなる。
1stシングルの「トラブル」は、張りつめたギター・ベースのロック・ナンバーで、キースは、エレクトリックとアコースティック・ギター、ベース、リードとバック・ヴォーカルを担当。また今作では多くのゲスト・ミュージシャンを招き参加しているが、なかでも話題を呼んでいるのがノラ・ジョーンズ。ノラのナチュラル・ヴォイスとキースのハスキー・ヴォイスが見事に融合した極上のデュエット曲「イリュージョン」もおさめられている。
キースは、今回のアルバムについて、下記のように語っている。
「世界のどこに行っても、ジャマイカの音楽とか、ブルースとか、そういう音楽に常に魅了されてきた。俺は曲を書くときに、“これはヒットするだろうな”というようなことだけを考えて書くことが出来ない。常に自分の中に影響を受けてきた音楽があって、それを人に伝えていきたいという気持ちで書いている。それがミュージシャン魂ってやつだと思うけど。ロバート・ジョンソンや、レッドベリー、グレゴリー・アイザックスや、他にも多くの人たちがいるけれど、メインはこの人たちに敬意を表したいと思った。俺はこれらの人たち音楽を聴いて、その結果こういう音楽を作った、ということさ。それこそが『クロスアイド・ハート(Crosseyed Heart)』なんだ」
さらにキースは、こう続ける。
「俺はとにかく音楽が好きで、みんなが与えてくれる仕事が大好きなんだ。俺はミュージシャンで、ソングライターに過ぎないけれど、本当に世界中の人たちが、なんと言うのか、この言葉しか思いつかないけれど、この“自分自身でいるという自由”というヤツを与えてくれているんだ。もう本当に、これ以上は何もいらないよな(笑)」
日本のファンに向けて「日本の友達、ファンのみんな、一緒に常にクールでいような!」とメッセージを送っている。
なお、日本盤にはボーナス・トラックとして「ラヴ・オーヴァーデュー feat. リー・“スクラッチ”・ペリー」を追加収録。さらに初回生産分のみ、キース・リチャーズの直筆サイン色紙が当たるプレゼント・キャンペーンを実施中!詳細はCDに封入されている「直筆サイン色紙プレゼント・キャンペーン」のお知らせをご覧ください。
締切:2015年10月31日(土)当日消印有効
Photo/Mark Seliger
■ iTunes キース・リチャーズ - Crosseyed Heart
https://itunes.apple.com/jp/album/crosseyed-heart/id1016570746
■ ユニバーサルミュージック キース・リチャーズ
http://www.universal-music.co.jp/keith-richards/
Release
キース・リチャーズ
「クロスアイド・ハート」
2015年9月18日発売
-収録曲-
1. クロスアイド・ハート
2. ハートストッパー
3. アムネシア
4. ロブド・ブラインド
5. トラブル
6. ラヴ・オーヴァーデュー
7. ナッシング・オン・ミー
8. サスピシャス
9. ブルース・イン・ザ・モーニング
10. サムシング・フォー・ナッシング
11. イリュージョン
12. ジャスト・ア・ギフト
13. グッドナイト・アイリーン
14. サブスタンシャル・ダメージ
15. ラヴァーズ・プリー