POPSCENE - ポップシーン
POPSCENE - ポップシーン

Novelbright、半年間に及ぶ『PYRAMID』リリースツアー完走!結成の地大阪で迎えた人生で一番幸せな日!

October 20, 2026 21:30

Novelbright

0
シェア LINE
Novelbright、半年間に及ぶ『PYRAMID』リリースツアー完走!結成の地大阪で迎えた人生で一番幸せな日!

約2年ぶりとなるアルバム『PYRAMID』を引っ提げて、今年4月からホール24公演とアリーナ6公演の計30公演におよぶ全国ツアー「Novelbright HALL&ARENA TOUR 2026 〜PYRAMID〜」を開催し、本日10月17日(土)に大阪城ホールにてファイナル公演を迎えたNovelbright。

全席ソールドアウトとなった本ライブでは、「カノープス」や「アイビー」、「ツキミソウ」などのヒット曲はもちろん、アルバム『PYRAMID』に収録されている「Caravan」や「透明」といった今後のキャリアを代表する楽曲を多数披露した。以下、当日の模様をお届けする。


Novelbrightがホール・アリーナ公演を含むワンマンツアー『Novelbright HALL&ARENA TOUR 2026 〜PYRAMID〜』最終公演を、10月17日に大阪・大阪城ホールで開催した。

同ツアーは、Novelbrightの最新アルバム『PYRAMID』のリリースを記念して4月よりスタート。半年間にわたり行われた22ヶ所30公演は全公演ソールドアウトに。ついに迎えたツアーファイナルは、山田海斗(Gt)、沖聡次郎(Gt)、の故郷であり結成の地・大阪だ。まるでハリウッド映画のようなファンタジックな映像が巨大なスクリーンに映し出される幕開けから、あっという間に非日常へといざなう没入感で、『PYRAMID』でも冒頭を飾る「Caravan」のド迫力には初っぱなから圧倒される。

疾走感溢れる「Sunny drop」やライブの定番曲「カノープス」に続いて、竹中雄大(Vo)が「このツアーの集大成、悔いのないように最後の最後までぶっ飛ばしていこうぜ!」と宣言し、海斗の奏でるダークな旋律から突入したのは必殺の「seeker」! 前日はライブ終盤に突如声が出なくなり、大事を取ってアンコールを回避した雄大だったが、その悔しさを吹き飛ばすように見事なロングトーンを響かせる。スパニッシュなアコースティックギターとアーバンなアレンジで魅せた「Mystery」といい、メロウなギターリフが効いた和テイストの「かんざし」といい、ここ1年の海斗のギタリストとしての目覚ましい躍進も特筆すべきポイントで、序盤から千秋楽にふさわしい仕上がりと気合で突き進んでいく5人。

アルバムの世界観と連動した幕間のムービーも遊び心たっぷりで、英語詞の「Everywhere I Go」ではアップリフティングなビートに見渡す限りがジャンプする絶景を作り出し、「Live, Laugh, Love」や「IF」といった華やかでハッピーな楽曲群でも会場を大いに盛り上げた。

MCでは竹中が、「長かったツアーも本日で国内は最終日です。昨日は皆さんに心配をおかけしましたが完全復活しました! 好きな人とだんだんいい感じになっていく過程がツアーだとしたら、今日は告白する日。オッケーされたいね」と沸かせた。「皆さんのおかげで最高の締めくくりになりそうです。みんなの毎日が少しでも明るくなるように、重くのしかかってるものが少しでも軽くなるように、心を込めて歌います」と雄大が告げ、ここからはNovelbrightのメロディの美しさと雄大の歌唱力を存分に堪能できるバラードのゾーンへ。

心温まる「アイビー」、はかなき「アネモネ」、そして「コロナ禍に、この大阪城ホールで無観客でデビューを発表して……この曲はいろんなところでたくさん歌ってきましたけど、聡ちゃんと2人でピアノバージョンで歌ってみて、本当にいい曲だなと改めて愛することができました。今日が最後ということで、このツアーで一番いい歌を届けます」と、雄大と聡次郎の2人で届けたのは「ツキミソウ」。静まり返った大阪城ホールを貫いたボーカルの類まれな求心力に、オーディエンスも思わず息をのむ。

海斗、聡次郎、圭吾(Ba)、ねぎ(Dr)による壮絶なセッションパートの後も、TVアニメ『氷の城壁』のオープニングテーマ「透明」を皮切りに、重さと速さとスリルがせめぎ合う「Mission」、テンション爆裂の「フォーリン・ヴィーナス」と矢継ぎ早に畳み掛けていく。

鬼気迫るパフォーマンスとは打って変わって、トークとなると一気にくだけるメンバーのやり取りもほほ笑ましく、「何で明るい曲作れへんの?」という圭吾の質問に「病んでるからちゃう?」と他人事のように答える海斗。大阪っぽいから今日はワニ革風の衣装にしたという雄大は、聡次郎の父親の顔が浮かんでバラードが歌いにくかったと笑う。他にも、Lighter(=Novelbrightのファンネーム)のYouTubeチャンネルに勝手に出演する雄大の父、そっくり過ぎて物販の列で声を掛けられるねぎの母、地元・岐阜のライブの際にありとあらゆる名義で祝い花を送ってくる圭吾の父、ライブハウスの幕が開くと最前列にいる海斗の父と、さすが関西出身と思わせるエピソードを連発。「ここで皆さんに発表があります!」と竹中から約14万人を動員する来年のアリーナツアーの情報も解禁され、「そのツアーを必ず成功させて、やってやろうぜ東京ドーム!」と、さらに先の未来までぶち上げる。

いよいよラストスパートとなった「Awesome Life」では、雄大が客席に降り立ち広大なアリーナをぐるりと歩き回りながら歌い上げたかと思えば、「Morning Light」ではすさまじい音量のシンガロングが発生。「Walking with you」でもこれぞクライマックスな熱狂を生み出し、「最高過ぎるやろ大阪!」と満面の笑みを浮かべた雄大が、最後にこう語る。

「昨日は「Walking with you」で何の前触れもなく急に声が出なくなって……今日が今までで一番歌うのが怖かった。でも、Lighterの皆さんがエールを送ってくれて、やっぱり人に救われるんやなと思いました。この5年ぐらいは、声帯を痛めたりろっ骨が折れてライブを延期したりキャンセルするたび自分を嫌いになって。だから、こうやって最後まで回れたことがマジでうれしいです。俺、Novelbrightが大好きで、めっちゃええバンドやと思うんですよ。こんなにNovelbrightを好きでいられるのもみんなのおかげで。だから負けないでください。ロックバンドのボーカルのくせにアホみたいに泣いて恥ずかしいですけど。みんなが泣きたいときは音楽で「大丈夫やで」って言いに行くし、絶対に一人じゃないから。どうしようもないときはいつでもライブに来てほしい。みんなには幸せになってほしいし、あなたの目の前でこれからも最高の音楽を鳴らし続けられるように一生懸命頑張るから。出会ってくれて、見つけてくれて、ありがとうございました。全員で一緒に歌いましょう」

大阪城ホールいっぱいに「拝啓、親愛なる君へ」の大合唱が鳴り響いた感動的なシーンを経たアンコールでは、圭吾が「ライブが始まる前に雄大が「今日は死ぬ気でやる」と言ったんですけど、俺には過剰な表現だと思えなくて。本当に「今日でバンドは最後だ」と思ってステージに臨んだんだけど、他のメンバーもきっと一緒だったんだよね。それをライブしながら感じて、どんどん高揚していって、雄大が最後までちゃんと歌い切れた。いや~本当に良かった! まだバンドできるよ俺たち!」と感情を爆発させれば、「今年のツアーこそ完走しようとみんなで決意して頑張って。めっちゃいい歌を歌えるのに悲しんでるのを見たくないから、うれしそうな顔をして歌ってる雄大を見ると、こっちもすごくうれしくて」とかみ締める海斗。再び圭吾が、「最近はこの5人だけじゃなくて、Novelbright とみんなの絆が深まってきてるのを実感して……本当にドームに行ける気がするんだよね」と声を弾ませると、賛同の大歓声が巻き起こる。

「愛とか恋とか」がじんわりと胸に染み渡り、「Call me」で幸福な歌声に包まれ、「流星群」では数え切れないスマホのライトが大阪城ホールに大きな夜空を描き出す。その景色を愛おしそうに見つめた雄大は、「来年はさらなる高みに行くために、もっともっとパワーを付けて、また必ず最高にカッコ良くなった姿で帰ってくるんで、みんなもそれまでお元気で。大阪のNovelbrightでした!」と絶叫。全てを出し切り、その場に大の字で寝転がる雄大にメンバーが駆け寄る光景も、まだまだ終わらない青春のよう。「もう何百回、何千回ライブをやってきたか分かりませんけど、今日は一番ええライブやったな。一番幸せなライブでした。Novelbrightのファンがみんなで良かったです」と雄大が伝え、いつまでも名残惜しそうに手を振りステージを去ったNovelbright だった。

なお、この日のアーカイブ映像は、U-NEXTで11月1日(日)19:00~独占ライブ配信。見逃し配信は、準備完了次第~11月15日(日)23:59まで。2027年4月から10月にかけて、キャリア最大規模となる全国9カ所18公演のアリーナツアー『Novelbright ARENA TOUR 2027』を開催する。

Text:奥“ボウイ”昌史
写真クレジット:岡田裕介



■ Novelbright オフィシャルサイト
https://novelbright.jp/

 

Information