claquepot、初となるZeppツアーを完走！3月には新たなツーマンツアーを開催！

昨年12月に初となるCDアルバム「the test」を発売したシンガーソングライター「claquepot (読み : クラックポット)」が、自身初となるZeppツアー「claquepot live tour 2023 -the test-」ファイナル公演を今月24日（火）に神奈川・KT Zepp Yokohamaで開催し、ツアーに有終の美を飾った。

最新リリースとなるアルバム「the test」はclaquepotが2019年7月からリリースした全配信シングル作品16曲をコンパイルした、さながら彼のキャリアを網羅したベスト盤とも言える内容となっているが、ライブもアルバム同様、彼のこれまでの作品をリリースしてきた順番に披露するという一風変わったセットリストとなっており、ステージ上に立つclaquepotの後ろにそびえたつサイネージに次々と各作品のジャケット写真が表示されながらパフォーマンスが繰り広げられていった。

そして中でも異質だったのがさながら「二刀流」とも呼べるマイクを2本持ったパフォーマンスだろう。通常のボーカルが出るマイクと、フィルターがかかったラジオボイスのようなボーカルとなったマイクを巧みに使い分け、レパートリーの中でもアグレッシブな曲調の「resume」や「rwy」、そしてNovel Coreをfeat.に迎えた最新曲「blue print feat. Novel Core」では1人で2役を歌い切り、その他にも「choreo」では手元にあるパッドで楽曲のトラックを生演奏する等縦横無尽にclaquepot劇場を展開。息をつく暇もないほどめまぐるしく変化するステージにファンの目は釘付けとなっていた。

ライブの終盤では、大阪公演にも出演した盟友RUNG HYANGと向井太一がステージに登場。2021年にリリースしたコラボ楽曲「PARK」と「So Good」を3人で歌い上げ、会場の熱気がクライマックスを迎えたところで、最後の最後には未発表曲となる「blank」を披露。オールドスクール・ヒップホップを彷彿とさせる骨太なサウンドで約1時間半に渡る公演を締めくくった。

なお、公演内のMCでは、昨年開催したツーマンツアーの第2弾となる「claquepot crosspoint 2023」の開催を発表。3月20日（月）香川・高松DIMEでは「Aile The Shota」、22日（水）大阪・UMEDA CLUB QUATTROでは「竹内アンナ」、24日（金）愛知・ボトムラインでは「I Don’t Like Mondays.」、28日（火）北海道・cube gardenでは「Furui Riho」、30日（木）福岡・DRUM Be-1では「eill」、そしてファイナルとなる4月1日（土）東京・Veats Shibuyaでは「FIVE NEW OLD」とのツーマンが行われると言う。ステージの去り際に「2023年、怒涛でしょう～?」と言う本人の言葉通り、今年のclaquepotの続報に要注目だ。


「claquepot live tour 2023 -the test-」
2023年1月7日 大阪・Zepp Osaka Bayside
2023年1月24日 神奈川・KT Zepp Yokohama

□ SET LIST
01. home sweet home
02. choreo
03. pointless
04. ahead
05. reflect
06. finder
07. flying
08. sweet spot
09. useless
10. hibi
11. resume
12. tone
13. silence feat. 田邊駿一（BLUE ENCOUNT）
14. okashi
15. rwy
16. blue print feat. Novel Core
17. PARK ※RUNG HYANG / claquepot / 向井太一
18. So Good ※RUNG HYANG / claquepot / 向井太一
19. blank ※未発表新曲


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