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高橋優、ニューシングル「プライド」インタビュー

高橋優、ニューシングル「プライド」インタビュー

May 29, 2018 19:30

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昨年12月から自身最大規模となる全国37公演に及ぶ【高橋優 全国LIVE TOUR 2017 – 2018「ROAD MOVIE」】を開催し、3月29日(木)・30日(金)のパシフィコ横浜2DAYSでファイナルを迎えた高橋優が5月30日(水)にニューシングル『プライド』 をリリース。タイトル曲の“プライド”は、NHK Eテレ アニメ「メジャーセカンド」エンディングテーマ。c/wの“僕の幸せ”は「ガラスの地球を救え!」プロジェクトテーマソング。「ガラスの地球を救え!」プロジェクトとは日本のアニメ100周年プロジェクトと、地球温暖化対策の国民運動のコラボレーションで、手塚治虫氏の同名著作より名付けたプロジェクト。ツアー終了後から間もない4月某日、取材は行われた。今ツアーで想ったこと、そしてニューシングルについて、色々と伺ってみた。


ー 全国LIVE TOUR 2017 - 2018「ROAD MOVIE」お疲れさまでした!

来て頂いてありがとうございました!


ー 今回は優くん自身最長のツアーだったけど、いかがでしたか?

終わってみると全然あっという間でしたね。バテることもなかったし、まだ同じ規模で同じ期間演っても良いくらい。


ー ライヴのMCでも話していたけど、バンドメンバーと色々なところに行ったようで。

温泉に行ったり買い物へ行ったり、本当に色々行きましたね。普段、30歳すぎたおっさんが男友達と一緒に、映画を観に行くとか洋服を買いに行くとかあんまりやらないじゃないですか。


ー おっさんって(笑)。でも案外そうなのかな。

僕はね。でもそういうことを出来たのは嬉しかったし、逆に新鮮でした。


ー 温泉ではどういう話になるの?ツアーの反省とか?

反省にはならないけど、はっちゃんが熱く語ってくれました。


ー 熱く?

大体、ホテルの温泉って夜12時とか1時とかで閉まっちゃうから、ライヴが終わって打ち上げから帰ってくると結構終了時間ギリギリだったりするんですよ。でもちょっとでも温泉に入りたいと思って鍵盤のはっちゃんと入りに行ったんです。そこではっちゃんとは10年来の仲になるという話になりました。はっちゃんなりの音楽の価値観や、はっちゃんから見た高橋 優とはみたいな話をしていて、清掃スタッフの方に「もう入浴時間終わっているんですが…」と言われて、あちこちの電気が消えるけどまだ話しているというね(笑)。ガーッと話しだすと周りが見えなくなるほどの熱量を持っている人なので、それが面白かったですね…って、面白がっちゃダメなんだ。はっちゃんは真面目に話してくれているんだから(笑)。


ー アハハ!でもちょっと面白いかも。

はっちゃんはいつも僕のことを励ましてくれるんです。デビュー前に上京して弾き語りでライヴをしていた頃って、お客さんが全然いないんですよ。そんな中、今でもお世話になっているTRICERATOPSの吉田佳史さんとはっちゃんがライヴを観に来てくれて。ずっと目をかけてくれていた人達含め5人くらいとライヴ後に打ち上げに行ったんだけど、当時のライヴって自分の思い通りにも出来ないしMCもたどたどしいしで僕の中では悔しさしかなくて。全体的に自分が思うクオリティはなかったのに、吉田さんやはっちゃんは励ましてくれるんですよ。「俺はZeppが見えた!」「俺は武道館が見えた!」って。実際は誰もいないスカスカのライヴハウスで、誰がどう見てもそんなわけないのに。でもそれが嬉しくて僕、その場でボロボロ泣いたんです。


ー いや、それは泣くって!

泣きながら「悔しい!絶対にこのままでは終わりたくないです!」って言ったら泣いている僕のことも励ましてくれて。そういう時を経て10年後、風呂場で裸の付き合いなので、当時のそういうエピソードが出ますよね。それに僕が少し出演させてもらった映画「honey」も、はっちゃんは公開初日に観に来てくれたんです。少女漫画が原作の映画だしKing&Princeの平野紫耀くんが主演なので、映画館に来るお客さんの殆どが女性で。なのにしっかりチケットを購入して僕らも出演した舞台挨拶のライブ・ビューイングを観に来てくれたんです。だから温泉の入浴時間が過ぎてもなお話は尽きないわけですよ(笑)。


ー ファイナルで「ありがとう」と言った時、スタッフやバンドメンバーなど、特に親しい人への感謝を特に感じたんだけど、そういうことを思うことが多かったのかなと。

やはりスタッフやバンドメンバーありきなので、そこに目を向けないで音楽はやれないと思うんです。出来れば本当に一人でも多くの人と向き合いたいという想いが以前より強いから実際スタッフとマンツーマンで飲みに行ったりもするし。スタッフの人たちってアーティストを中心に考えたりしてくれるんですが、一歩ステージを降りて居酒屋とかに行けば、そのスタッフが中心になる話をしたって良いじゃないですか。そういうところから人間関係が出来てこないと、温かい血の通ったライヴなんて出来ない気がするんです。人間臭いライヴだって、どうやって頑張っても変に作っていれば「作り物」だって分かるし。


ー そうだね。

勿論僕だってライヴでは格好つけるし格好つけたいと思っていますよ。でもメジャーになって8年も経つと、その格好つけ方も見栄だけだとやっていけないんです。そもそも僕の身体から外に出た音楽を聴いたということは、もはや全員リスナーだと思うし。だからスタッフのことは尊敬した方が良いし、強要はしたくないけどスタッフもアーティストを尊敬するべきだし。その相互関係が成り立っていないとモチベーションは上がらないじゃないですか。


ー それは絶対にあると思う。

だからお客さんは勿論だけど、スタッフに対してだって本気で歌を歌っていかないと、僕みたいなミュージシャンの場合はかえって嘘っぽくなると思うし、それは嫌なんですよね。だからお客さんと僕、スタッフと僕の間にもきちんと人間関係があると良いなと思っていて。今回、このツアーをもって高橋 優チームから離れるスタッフがいて、わざわざ僕の楽屋に挨拶に来てくれたんです。おまけにすごく泣いてくれて。斜めからものを見る僕としては“どこの現場でも泣く人なのかな”とか一瞬最低のことを思っちゃったけど…(笑)


ー 斜めから見すぎ!(笑)

きっとそんなことはないだろうし(笑)、万が一そうだとしても、何かしらの手応えを感じていたからこそ流れる涙なんだとしたら、こんなに嬉しいことはないなと。他のチームの人がヘルプで高橋 優チームに来た時、働いている人たちに笑顔が多くて良いなという話を聞いことがあって。それはきっと僕が出しているものではなく、そこのスタッフの人たちが心がけていることが上手くいっているんだと思うんです。そういうことは僕自身見習わなきゃいけないし、その渦みたいなものが間違っていなければもっともっと大きくなっていくと思うんです。でもその中心にいる僕が変な歯車で回っていたら一瞬で終わってしまうから、そこに中心の情熱みたいな…愛がないといけない。そこだけは今回のツアーで絶対に崩したくなかったし、もし変になりそうなら自分なりに「もっとこうしようよ」と意見を言ったりしていました。


ー やっぱりそういう優くんだから、ついていこう、頑張ろうと思うスタッフは多いと思うよ。優くんの取材をさせてもらって8年経つけど…

8年!?そっか、もうそんなになるか。小学校入学した子が中学二年になってますよ。

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