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ゴーグルズのトリビュート・アルバム第2弾参加アーティスト発表!奥田民生、加藤ひさし、GOING UNDER GROUNDら5組が怪カバーを披露!

March 9, 2018 12:00

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4月1日のエイプリル・フールにリリースされる博多のラトルズこと、ゴーグルズのトリビュート・アルバムの第2弾となる参加アーティストが明らかにされた。

今回発表されたアーティストは奥田民生、加藤ひさし&1966カルテット、GOING UNDER GROUND、ホッピー神山とジャイケル・マクソンズに永井真理子の6組。既発の5組を加え全11アーティストのラインナップが確定。

ゴーグルズはFAB4こと、英国出身の4人組バンドの楽曲をパスティーシュする博多在住のバンド。ビートルズの公認パロディ・バンドとして一世を風靡したイギリスのラトルズになぞらえて、博多のラトルズとも呼ばれる。かのRAMONESやOKAMOTO'Sのようにメンバー全員がEJ・ゴーグル、TK・ゴーグルといった具合にゴーグル姓を名乗り、マッシュルーム・カットにゴーグル着用という出で立ちで1999年頃から博多を中心に活動する変態バンド。FAB4愛に溢れ、限りなくホンモノに近い絶妙なハズしたオリジナル曲(?!)は、ミュージシャンやごく一部のマニアに熱烈に支持されてきた。

トリビュート・アルバムに参加するのは、そんな変態バンドに魅了されてきたミュージシャンたち。ボーカルのEJ GOOGLEと20年近く親交がある奥田民生は、”Twist And Shout”に似てるようで似てないTWITT AND CHATT (ツイット・アンド・チャット)を歌う。

THE COLLECTORSの加藤ひさしは”I Call Your Name”と"I Want To Hold Your Hand”が混ざったようなテイストの”I WANNA CALL YOU NAME(抱きしめてみたい)”を、レーベル・メイトの1966カルテットと共にストリングスとピアノのアレンジでカバー。

GOING UNDER GROUNDは”HELP”から”P”が減った”HELL(減る)に、自分たちが思いつくネタも加え、もはや元曲が何だかかわからないぐらい絶妙に昇華させた。

ゴーグルズの1stAL”マジカル・ミステリー・チューンズVOL1”をプロデュースしたホッピー神山は、セッション・ドラマーとして活躍する湊雅史、ボーカルに高円寺百景のAHとのユニット「ジャイケル・マクソンズ」名義で参加。曲は自身がプロデュースしたアルバムの1曲目に収められた”PLEASE FREEZE ME(プリーズ・フリーズ・ミー)”。

“恋におちたら”の邦題で知られる名曲を”恋”ならぬ”下位”で外した”IF I FAIL(下位に落ちたら)”をカバーするのは、ゴーグルズ・ファンを自称し博多で共演も果たしたTHE BOHEMIANS。

ベースのJJ.ゴーグルがサポートを務める縁で参加したのは永井真理子。”JUDE”ならぬ”HEY DROID(ヘイ・ ドロイド)”をゴーグルズとは違った解釈で。

元ウタを透けて見えさせながら外すというゴーグルズ流の職人芸を継承しつつ、各々のミュージシャンが独自のエッセンスを加えた怪作(?!)が並ぶトリビュート・アルバムが完成した。6月には東京で、アルバム参加アーティストらが出演するレコ発記念のライブも予定されているとの事。まずはエイプリル・フール発売の「ゴーグルズ・マジカル・ミステリー・カヴァーズ」で、ニヤッとしてほしい。


■ トリビュート・アルバム参加アーティスト・コメント / 選曲の理由、ゴーグルズについて

□ 奥田民生/TWITT AND CHATT(ツイット・アンド・チャット)
EJ GOOGLE(ボーカル)に、これにせえ!と言われたから。ゴーグルズは20年近く前から知ってます。その頃レコーディングを手伝ったりもしたので、曲は結構知ってます。楽しい曲が多いので、これからもたくさん作ってほしいです。

□ 加藤ひさし(THE COLLECTORS)/I WANNA CALL YOU NAME(抱きしめてみたい)
確かゴーグルズを知ったのは20世紀の終わりか21世紀の始め頃だったと思います。音楽好きの博多の友人がお店のBGMにゴーグルズを流していました。一瞬にして歌詞の面白さとユニークなサウンドにやられました。元々、僕はビートルズもラトルズも大好きだったので自然にゴーグルズ・ファンになりました。僕が選んだ曲は「抱きしめてみたい」。この曲を通常のエレキギターバンドのアレンジを離れて弦楽とピアノで表現したいと思いました。なぜなら本家のビートルズもエリナー・リグビーやイエスタデイなどなどクラッシックアレンジの名曲が沢山あるからです。僕のバックを務めてくれるのは同じ日本コロムビアの後輩である1966カルテット。電気楽器を使ってないゴーグルズは英国フレーバーの博多味!お楽しみに!

□ 中澤寛規(GOING UNDER GROUND)/HELL(減る)
初めてゴーグルズの音源を聴いた感想は「うらやましい〜」でした。だって大好きなビートルズのネタで、こんなにも粋にロックしてるバンドが日本にいるなんて。だから今回の「Hell!」は、僕らも思いつく限りのネタを散りばめて遊び倒しましたよ。ゴーグルズの皆さんに「この手があったか!」と思ってもらえれば最高の賛辞です。どうでしょ?

□ ホッピー神山/PLEASE FREEZE ME(プリーズ・フリーズ・ミー)
自分が手がけたアルバム(※)の1曲目という幸先の曲だったので、この曲を選びました。ゴーグルズとは、吉野ヶ里(佐賀県)にあったAmp Galleryでのイベントで対バンをした際に、自分から声をかけたのが最初です。ゴーグルズは、ビートルズのノベルティー・バンドではなく、非常にCoolなガレージパンク・バンドだと思っています。
※=ホッピー神山はゴーグルズの1st AL”マジカル・ミステリー・チューンズVOL1”をプロデュース。

□ 平田ぱんだ(THE BOHEMIANS)/IF I FAIL(下位に落ちたら)
歌詞がいいと思ったから!この曲を選びました。2008年くらいにMyspaceで聴いたのが最初で、その後、ゴーグルズのmixiコミュティにも入ってました!2011年に初めて自分らのツアーで福岡でロックやることなった時、「そうだゴーグルズは福岡のバンドだ!」って思って、対バンを依頼し、出会いました!ゴーグルズはシャレが効いているから好きだ!やった!

□ 永井真理子/HEY DROID(ヘイ・ドロイド)
ゴーグルズの音楽は、2013年にベースのJJ.ゴーグルさんを通して知りました。ライブに行かせて頂いたりで楽しませてもらってます。 今回のアルバムで『HEY DROID(ヘイ・ドロイド)』を選曲した理由は、シンプルなメロディの中に切なさや優しさが沢山存在していて、「私なりに料理できたら楽しいだろうなぁ」と直感的に思えたから。出来上がりもゴーグルズさんとは一味違う「ヘイ ドロイド」になったのでは?笑


■ ザ・ゴーグルズ オフィシャル・サイト
http://www.goggles.jp/

  リリース情報

V.A.
「ゴーグルズ・マジカル・ミステリー・カヴァーズ」

2018年エイプリルフール(4月1日)発売

-収録曲-

01.I WANNA CALL YOUR NAME(抱きしめてみたい) / 加藤ひさし&1966カルテット☆
02.TICKET TO TOKYO(成田の乗車券) / 伊藤銀次
03.TWITT AND CHATT (ツイットアンドチャット) / 奥田民生☆
04.ALL I HAVE TO DO(本来ならDO) / 藤原さくら
05.IF I FAIL (下位に落ちたら) / THE BOHEMIANS☆
06.HELL (減る )/ GOING UNDER GROUND☆
07.PLEASE FREEZE ME (プリーズ フリーズ ミー) / ホッピー神山とジャイケル・マクソンズ☆
08.BOY(ボーイ) / 1966カルテット
09.I FEEL WINE(アイフィールワイン) / キノコホテル
10.ROLL OVER BAUMKUCHEN(バームクーヘンをお裾分け)/ 百々和宏(MO'SOME TONEBENDER)
11.HEY DROID(ヘイドロイド) / 永井真理子☆
☆=追加参加アーティスト

ゴーグルズ・マジカル・ミステリー・カヴァーズ

CD

MKR-006 / 税抜2,593円

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