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『「翼をください」を作った男たち〜山上路夫・村井邦彦作品集〜』が本日12月13日リリース!

December 13, 2017 11:30

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多くのアーティストにカバーされているだけでなく、音楽の教科書に採用されたり、サッカーの応援歌として歌われたりと、今や国民的歌曲となった感もある「翼をください」。この楽曲の作詞を手掛けた山上路夫(81)、作曲を手掛けた村井邦彦(72)の二人で活動を始めてから2017年で50周年を迎えたのを記念し、集大成となるCD3枚組『「翼をください」を作った男たち〜山上路夫・村井邦彦作品集〜』が本日12月13日にリリースされた。

本作の表題にもなっている「翼をください」は、伝説のフォーク・グループ、赤い鳥が1971年に発表したシングル「竹田の子守唄」のB面に収録されていたが、ギターを持った若者たちや学校の合唱祭で歌われ始めて徐々に浸透していき世に広がっていった。今も多くの人々に愛されているのは、昨年度のJASRAC国内分配額が第9位ということでも証明されている。

そんな二人が50年間に作った約200曲から、山上がほぼすべての音源を改めて聴き直し、時間をかけて53曲を厳選。このコンビで初めて手掛けた作品となる森山良子「雨あがりのサンバ」(1968年)をはじめ、ザ・タイガース、赤い鳥、トワ・エ・モワ、布施明、弘田三枝子、ハイ・ファイ・セットらの名曲を網羅している。「翼をください」は、“20世紀盤”と銘打たれたDisc 1&2、“21世紀盤”と銘打たれたDisc 3のそれぞれ冒頭に、異なる3つのバージョンで収録されている。

ジャケットには、村井と山上の指名で起用されたイラストレーター・矢吹申彦描き下ろしによる二人の肖像画があしらわれ、同梱のブックレットには、二人の作品リストはもちろん、本作のために新たに行われた対談記事も掲載。さらに初商品化トラックとして本作に収録された4曲に関しては、山上の手書きによる歌詞も掲載されている。

この集大成的アンソロジーの出来上がりに、山上は「このモニュメントがあれば充分だなぁと思う」、村井は「車で何度も聴いた。(昔作った曲を)今聴いても新鮮」と喜びのコメントを寄せている。

本作発売直後の12月15日(金)には渋谷・Bunkamuraオーチャードホールにて記念コンサート「LA meets TOKYO」も行われるが、ここでもふたりが手掛けた新作も発表されるという。50年を経て「夫婦みたいな関係」と改めて話す二人は、これからも“新日本歌曲”の創作に全力を注いでいくそうだ。


■『「翼をください」を作った男たち〜山上路夫・村井邦彦作品集〜』スペシャルサイト
http://www.110107.com/s/oto/page/tsubasa

■ 村井邦彦作曲活動50周年記念コンサート「LA meets TOKYO」
2017年12月15日(金)18:00開場 / 18:30開演
Bunkamuraオーチャードホール
https://www.red-hot.ne.jp/sp/latokyo/

  リリース情報

Various Artists
「「翼をください」を作った男たち〜山上路夫・村井邦彦作品集〜」

2017年12月13日発売

「翼をください」を作った男たち〜山上路夫・村井邦彦作品集〜

CD3枚組

MHCL-2732 / ¥4,167+税

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