WEB FANZINE

POPSCENE

between popular culture and counterculture

POPSCENE

ゴーグルズのトリビュート・アルバム第1弾参加アーティスト発表に藤原さくら、キノコホテル、伊藤銀次ら5組!

February 9, 2018 12:00

music_label
0
0
シェア LINE

博多のラトルズこと、ゴーグルズのトリビュート・アルバムがエイプリルフールにリリースされる事がわかった。参加アーティストの第1弾発表に伊藤銀次、1966カルテット、キノコホテル、藤原さくらに百々和宏(モーサム・トーンベンダー)の5組が明らかにされた。

ところで博多のラトルズと呼ばれるゴーグルズって?まずはラトルズから。ラトルズはイギリスのコメディアン・グループ、モンティ・パイソンとボンゾ・ドッグ・ドー・ダー・バンドのメンバーを中心に、ビートルズのパロディ・バンドとして1976年頃から活動を始めたグループ。78年には全米で彼ら主演のTV番組『オール・ユー・ニード・イズ・キャッシュ(金こそはすべて)』が放送され、その偏愛ぶりで世界中から人気を博したバンド。

ゴーグルズはEJ・ゴーグル、JJ・ゴーグルといった具合にメンバー5人全員がゴーグル姓を持ち、マッシュルーム・カットにゴーグル着用という怪しげな出で立ちで1999年頃から博多を中心に活動。英国のFAB4が好き過ぎて、限りなくホンモノに近い絶妙なハズしのオリジナル曲(?!)を発表し続ける。曲中、随所にニヤリとさせるエッセンスを盛り込む技は、FAB4愛に溢れ、パスティーシュの枠を超えている!とミュージシャンや音楽マニアに熱烈に支持されてきた。

かつて、大手音楽プロダクションが彼らのアルバムを製作。リリース直前、あまりにも似過ぎてたのを心配したディレクターが本国の出版社に打診。著作権的にはグレーゾーンだがギリギリ”アウト”かもというジャッジで泣く泣くお蔵入り。最終的にメンバーが原盤を買い取る形で、ファースト・アルバム「MAGICAL MYSTERY TUNES VOL.01」を自主流通でリリースした経緯をもつほど。

降って湧いたような、まさかのトリビュート・アルバム企画は、ゴーグルズをこよなく愛するミュージシャンが10組み以上参加する。第1弾の発表は5組。日本のポップミュージック界の御大・伊藤銀次は「涙」ならぬ『成田の乗車券』を。ビートルズ初来日の1966年をグループ名に冠した1966カルテットは、”ガール”ならぬ『BOY』をインストゥルメンタルでカバー。ゴーグルズのメンバーがファンで、これまで地元福岡で何度か対バンしたキノコホテルは、”FINE”ならぬ『I FEEL WINE(アイ・フィール・ワイン)』を。父親がゴーグルズのメンバーと知り合いだという藤原さくらは”got”が抜け落ちた『All I Have To Do』、ゴーグルズのメンバーとは同郷の百々和宏(モーサム・トーンベンダー)はベートーベンならぬ『ROLL OVER BAUMKUCHEN(ロールオーバー・バームクーヘン)』と、いずれも元ネタが透けて見えるゴーグルズの名(迷)曲をカバー。

6月には東京と福岡でトリビュート・アルバム発売記念のライブも計画してるとの事で、トリビュート・アルバム参加のアーティストも登場予定。ゴーグルズのトリビュート・アルバム『マジカル・ミステリー・カヴァーズ』はエイプリルフールの発売を目差し参加各アーティストがレコーディングの真っ最中。追加参加アーティストは近日発表!


トリビュート・アルバム参加アーティスト・コメント/選曲の理由、ゴーグルズについて

□ 伊藤銀次/TICKET TO TOKYO (成田の乗車券)
「涙の乗車券」の秀逸なるパロディの、この曲。僕が原曲をリアルタイムで聴いていた1965年のUSポップロックシーンはザ・バーズやママズ&パパズなどのフォークロックが台頭した年。あまり言われることがないけど、ビートルズもフォークロックを、この世に生み出したグループのひとつといってもおかしくないでしょう。僕にとってはビートルズなどの60年代ブリティッシュ・インベージョンと同じくらいに、青春のど真ん中に影響を受けたフォークロックの香りのする 「涙の乗車券」。そのパロディである『Ticket To Tokyo (成田の乗車券)』には、グググっと惹かれるものがありましたね。ゴーグルズの存在を知ったのは2013年9月に博多で開かれたイベントに参加した時。その主宰者に博多にラトルズみたいなグループがいる!と推薦され、彼らのファースト・アルバムを聴いたのが最初でした。東京に戻ってさっそく聴いてみたら、彼らのクリエイティブでオリジナリティに溢れるパロディー精神に、すっかり参ってしまいました。しびれるほどのとてもうれしい音楽との出会いでした。その後、下北沢でライブを見る機会があり、ライヴ・バンドとしての力量のあるところもしっかりと堪能することができました。パロディという名にも関わらず、これほどピリリとスパイシーでリアルなロックとしての創造性に満ちた彼らは実に頼もしく、うれしい存在ですね。 今回、このカバー・アルバムのプロジェクトに参加させていただいて、とても光栄でした。これからも我が道を突っ走ってってください!!GO YOUR OWN WAY!ゴーグルズ !!

□ 1966カルテット/BOY(ボーイ)
素直に『BOY(ボーイ)』のイメージがとても弦楽に合うと思ったのです。是非、メロディをヴァイオリン、チェロで奏でてみたい!と、メンバー全員一致の選曲でした。加えて、1966カルテットでは、あのジョンが息を吸う音を、チェロのある奏法で表しているのですが、きっとこれは世界でも私たちしかやってないはず!と思っていて、それを『BOY(ボーイ)』でもコラボできたら、きっとおもしろいカバーに仕上がるのでは、とウキウキ話し合った結果から、この曲にさせていただきました。ビートルズを敬愛するバンドがあると噂に聞き、ビートルズカバーから始まった私たち1966カルテットにとっては、とても気になる存在!でした。早速聞いてみると、なんとも小気味良いパロディの感じすっかり虜になりました。
イントロが始まるや否や、押し寄せるワクワク感。何度も聴いてこの後に来るメロディを分かっていても、来る、来る、来るー!!と胸が高鳴ってしまいます。メロディが始まり、絶妙な距離感で寄せては返すビートルズとゴーグルズの波に戯れ、その心地よさに身を委ねていると、要所要所で耳をくすぐる日本語。歌詞に全神経をさらわれたらもう、めくるめくゴーグルズさんワールドにどっぷり引き込まれてしまいます。こんなに粋な音楽の楽しみ方があるなんて!!これからも、思わずニンマリしちゃうゴーグルズにしか作り出せない音楽をとても楽しみにしています。

□ マリアンヌ東雲(キノコホテル)/I FEEL WINE(アイ・フィール・ワイン)
お酒にまつわる歌なので『I FEEL WINE(アイ フィール ワイン)』を選ばせて頂きました。キノコホテルのファンだと言って頂いて仲良くなり、福岡で共演する機会が増えました。お会いするときは大概酔っぱらって居るので、初めて会ったのは今ひとつ定かで無く・・・、かなり前の気が致します。福岡に友人が全然居ないキノコホテルにとって、ゴーグルズさんは大変有り難い存在。これからも仲良くして頂戴ませ♥

□ 藤原さくら/All I Have To Do(本来ならDo)
どの曲も大好きなのでかなり悩みましたが、ゴーグルズのメンバーと下北沢で飲んでる時に、アルバムを改めて全部聴いて。やっぱり好きだなぁと思ったこの曲にしました!(ミュージシャンである)父親経由でゴーグルズは知ってましたが、お会いしたのは「ナナイロプラン(※)」プロジェクトでご一緒したのが最初です。大好きなゴーグルズのトリビュートにまた参加させてもらうことができて本当に嬉しいです!他の方達の曲を聴くのも楽しみにしてます!※ナナイロプラン=2014年3月に福岡でリリースされたゴーグルズのトリビュート・アルバム。藤原さくらは『BOY(ボーイ)』で参加し、レコ発ライブにも出演。

□ 百々和宏(モーサム・トーンベンダー)/ROLL OVER BAUMKUCHEN(ロールオーバー・バームクーヘン)
ロックンロールが大好きだから、この曲に。ゴーグルズに少しでも近づこうと彼らの聖地、日本のリバプール、福岡へ出向いてレコーディングしました。でも全然別モノになっちゃいました。歌詞にインスパイアされてパクリ・ギター・フレーズ沢山入れてます!「福岡に絶妙な変態加減でビートルズをパロるヤバいバンドがいる」って風の噂はきいてました。数年前、福岡のイベントで、たまたまライブを見かけて「これか!確かにヘンタイだ!」と。次回のゴーグルズのオリジナル作は「ブラックアルバム」という2枚組がリリースされることを密かに期待しております!メタリカのパロディか!と間違われたら楽しいです。


■ ザ・ゴーグルズ オフィシャル・サイト
http://www.goggles.jp/

  リリース情報

V.A.
「ゴーグルズ・マジカル・ミステリー・カヴァーズ」

2018年エイプリルフール(4月1日)発売

-収録曲-

収録曲/参加アーティスト(50音順)
TICKET TO TOKYO (成田の乗車券)/ 伊藤銀次
BOY(ボーイ)/ 1966カルテット
I FEEL WINE(アイ・フィール・ワイン)/ キノコホテル
All I Have To Do(本来ならDo)/ 藤原さくら
ROLL OVER BAUMKUCHEN(ロールオーバー・バームクーヘン)/ 百々和宏(モーサム・トーンベンダー)
And more…

ゴーグルズ・マジカル・ミステリー・カヴァーズ

CD

MKR-006 / 税抜2,593円

  コメント

  ピックアップ

  SEARCH

  iTunes Chart