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スキマスイッチ・インタビュー Part 2「ミスターカイト / リチェルカ」編

スキマスイッチ・インタビュー Part 2「ミスターカイト / リチェルカ」編

September 12, 2017 20:00

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先週に続き、スキマスイッチ特集第二弾は9月13日にリリースのダブルA面ニューシングル『ミスターカイト/リチェルカ』について。【スキマスイッチ TOUR 2017“re:Action” S.S vs S.S】東京公演で初めて聴いた“ミスターカイト”。今までのスキマスイッチにはないようなAメロに衝撃を受けた。更に連続ドラマ『警視庁ゼロ係~生活安全課なんでも相談室~SECOND SEASON』(テレビ東京系)の主題歌として書き下ろされた”リチェルカ”は、イントロからホーンの響きで印象付けると、軽快なメロディと細かく計算しつくされたスキマスイッチらしいサウンドに体が動き出す。更にメ~テレ(名古屋テレビ放送)の開局55周年テーマソングとして書き下ろした”ココロシティ”では歌詞にも綴った故郷愛知でのエピソードや歌詞に込めた想いなどを語ってもらった。


ー 9月13日にダブルA面ニューシングル『ミスターカイト / リチェルカ』をリリース。待望の新曲リリースですが、ライヴでも「新曲作っていますから」って言い続けていましたよね(笑)。

常田:ちゃんと作っていました!(笑)


ー【スキマスイッチ TOUR 2017“re:Action” S.S vs S.S】東京公演で、はじめて“ミスターカイト”を聴かせていただきましたけど、Aメロの新鮮さには本当に驚かされました。

大橋:そういう楽曲を作ってみたかったんです。フォークソングとポップソングの融合を僕らなりに出来ないかなと考えていたのと、Aメロとサビで全く違う世界観を打ち出すギミックをどこかで挑戦してみたくて。


ー では曲を作る根本はそこから?

大橋:そうですね。


ー 歌詞としてはAメロを卓弥さん、サビをシンタさんが作られたとか。

大橋:たたき台はそうです。

常田:どういうことを歌うかの大枠を決めて作ったんですが、縛りとしてはサビの頭に「僕らは」を入れたいと卓弥からオーダーをもらって、逆に僕からは「もういいかい」もういいよ!」のくだりを使って欲しいとお願いして。


ー 大枠ということは、お互い作ったストーリーが違う方向を向いていることはなかったですか?

大橋:そこも含め、全体のストーリーは決めていきました。例えばAメロはすごく個人的な日常を切り取ったようなワンシーンで、サビではぐっと俯瞰になる。主人公がふっと空に上昇して自分のことを上空から眺めているような感じで前向きになれる曲。まあ大まかなところですけどね。

常田:Bメロの「見えないフリ」のくだりは、デモ歌ですでにあったんです。だからAメロのイメージもしやすかったです。


ー 歌詞量が多い曲は今までもありましたが、それらはいわゆる卓弥さん節というか、メロディにのせてオンビートで聴かせていましたよね。

大橋:ええ。


ー でもこの曲のAメロは、どちらかというと60〜70年代のはっぴいえんどや岡林信康のようなオフビート感というか。

大橋:語りみたいなものを作りたいというよりは、あまり枠にハマっていないような自由度が高いAメロがあると良いかなって。歌っているというよりは、その主人公の感情がこぼれているイメージ。


ー そのせいか、歌い方も普段と少し違う印象を受けたんですが。

大橋:台詞まではいかないですけど、歌を歌っているのとは何かちょっと違う…今までにはない感覚ではありますね。


ー ライナーノーツでシンタさんが書かれた「自分達が常にファーストインプレッションを与える側でありたい」というのが素敵でした。

常田:発信する環境を用意してもらっている手前、全部受け身になっていると生み出す方としてはつまらなくなるんじゃないかなという想いがあるんですよ。だから自分たちの中ではずっと同じことを続けるのではなく、「これ面白いね。ちょっと取り入れてみようか」って、常に動いていないと。止まっているものには何もない。それは今までも歌詞として色々な楽曲で書いていますし、この“ミスターカイト”でも表現しています。やはり動いているからこそ追い風ではなく向かい風も来るし。その向かい風は何なのか?自分たちが今まで積み上げてきたものを壊すものなのか?人からの批判?など、色々な向かい風があると思うんです。でもそれは一発信者として、まず自分たちから何かを発信して、それをどう捉えてどう受け止めてもらえるのか。そのバランスだと思うんです。じゃないとカイトも上昇しない。そういう気持ちで歌詞を書きました。

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