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between popular culture and counterculture

さかいゆう『ジャスミン』インタビュー

さかいゆう『ジャスミン』インタビュー

October 19, 2015 18:00

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あえて「J-POP」というカテゴライズをするならば、そのJ-POPの中でこのさかいゆうというミュージシャンは希有な存在だろう。CMソング「薔薇とローズ」で話題をさらったかと思えば、リスペクトするミュージシャンの楽曲でセットリストを構成するスペシャルライヴ(しかもダニー・ハサウェイと山下達郎!)でオーディエンスを沸かせる。そんなさかいゆうが10月21日に、 約2年ぶりのシングル『ジャスミン』をリリース。「天からの贈り物」という意味を持つタイトルに込められた想い、人との繋がりなど、時に音楽好きならではの脱線話を交えて訊いてみた。


ー【YAMAZAKI MASAYOSHI in Augusta Camp 2015】お疲れさまでした!

ありがとうございます!


ー Stevie Wonderの“Superstition”はファンキーで、山崎まさよしさんとの掛け合いが本当に最高でした。

あれは良かったですね。肩の力を抜いてプレイが出来たからすごく楽しかった。今年は山さん、ずっと出ずっぱりだったから大変だったと思うな。


ー 確かに。

でも僕のセクションでは、カッコいい山さんを感じてもらえた気がします。山さんはバラードも良いけど、ジャカジャカやってる感じも良いですよね?


ー 良い!実は今、POPSCENEでオフィスオーガスタ特集を連載しているんだけど、オーガスタキャンププロデューサーの麻畠さんが、「みんな山崎まさよしの背中を見ている。」と言っていたんです。ゆうくんから見て山崎まさよしというミュージシャンはどんな存在?

山さんは、もっと一緒に作品を作りたい人。山さんの畑じゃない音楽を山さんが演ったらどういう感じになるんだろう?って思ったりします。そういう意味で、音楽の出来るラオウみたいな(笑)。


ー ラオウって!(笑)。

山さんってオーラがあるじゃないですか。


ー あります。

山さんは面白いしミュージシャンのオーラがあるから、二人でライヴをやってみたいですね、二人っきりで。“Fat Mama”(山崎まさよしの楽曲)みたいな感じで、僕はピアノ、山さんはギター。僕がベースを弾いて山さんがギターやヴォイスパーカッションをプレイしても良いし。


ー 観てみたい!

たとえゼロからでもそういう風にセッションが出来る人。だから自分にとっての山さんは、先輩だけどミュージシャン友だちみたいな存在です。オフィスオーガスタのメンバーって、みんなすごく独特でそれぞれの世界観があるから、セッションが難しいんですよ。


ー というと?

言語がその人の言語だから。スキマスイッチ言語というのがあって、長澤知之言語というのがある。秦 基博言語というのもあるじゃないですか。


ー あぁ、なるほど。

セッションとなると僕はその言語に合わせるしかないから。でも山さんは、真っ白いキャンバスを持ってきても一緒に塗り絵が出来る人。めちゃくちゃクリエイティブで楽しいライヴになるか、全然駄目かのどっちかでしょうね。だってキャンバスは真っ白いんだから。


ー 確かに。

例えば卓弥さん(大橋卓弥・スキマスイッチ)とライヴをしても、駄目なライヴになることは想像出来ないんですよ。だって型があって決めてくるだろうから。後はそこに乗っかって間違わないようにやれば、良いライヴになると思うんです。でも山さんの場合は、いきなり訳の分からないこともやりだしそうだし、こっちもするし(笑)。


ー 何にも決めなさそうだしね。

そう!山さんは決めたがらないでしょ。だからどちらかに転がるでしょうね。


ー でもすごく音楽的で楽しそう。そして今回リリースのニューシングル『ジャスミン』はシングルとしては約2年ぶり。オーガスタキャンプでも披露していましたが、私は9月4日、 Billboard Live TOKYOでのスペシャル リスペクトライブ【さかいゆう SPECIAL LIVE "RESPECT Vol.1"】で聴かせていただきました。

Billboardのステージは初めてでしたが、グランドピアノが弾けたのは嬉しかったし、バンドが良かったので最高のセッションが出来ました。


ー あの時はリスペクトをテーマとして、ダニー・ハサウェイと山下達郎さんの楽曲をメインに構成していましたが。

誰も抽出しなさそうでしょ(笑)。


ー そうそう(笑)。

アーティストとして偉大なお二人だし、何と言っても巧い!ヘタウマじゃない。だから僕が比べなくても誰かが比べるじゃないですか。


ー ええ。

それを裏切りたくないという、自分の中でのプレッシャーはありました。


ー なるほど。でもああいう選曲で観客を魅了出来るアーティストは、今のJ-POPの中では少ないですよね。すごく最高でした。

ありがとうございます。


ー 楽曲の話に戻りますが、この“ジャスミン”は2年くらい前から温めていたとか。というと、『薔薇とローズ』の頃?

そうですね、その頃です。歌詞はまだでしたが、サビのメロディやコード進行などの原型は出来ていたので、そこから蔦谷好位置さんと二人でスタジオに入って、ひとつひとつ丁寧に細かい部分を決めていきました。


ー 今迄、蔦谷さんさんとのお仕事は?

初めてです。蔦谷さんは独自のポップス感を持っているけど、バランスが良いので聴き易くて良い音楽なんです。でも耳に残る…なんだろうな、あの感じは。蔦谷さんって、その時その時で考えているんですよ。「この部分はこう進行するから、この音が良い。」って。型に当てはめないし、あくまでも曲と僕の声が引き立つように自分が動ける人というか。台風の目ではなく、自分が軸になって周りを動かす様な感じの方です。そうやってバランス良く操ってくださるので、本当に面白かったです。ストリングスのメロディも、歌のメロディを邪魔せず耳に残る。シンセを生にしましたということではなく、そのメロディを引き立たせるための裏にどういうドラマを作るかをすごく考えている方でした。だからすごく信頼しています。

  リリース情報

さかいゆう
「ジャスミン」

2015年10月21日発売

収録曲

CD(通常盤・初回生産限定盤共通)
M1. ジャスミン
M2. WALK ON AIR
M3. 接吻(ORIGINAL LOVEカバー)
M4. ジャスミン(backing track)

DVD(初回生産限定盤のみ)
M1. 薔薇とローズ with Little Glee Monster
M2. How Beautiful with土岐麻子
M3. シロクジwith KOHEI JAPAN
M4. Magic Hour with RHYMESTER
M5. 闇夜のホタルwith日野皓正

※初回生産限定盤のみ、「さかいの湯 Vol.3 "さかいゆうといっしょ" スペシャル」より、日野皓正、RHYMESTER、土岐麻子、 KOHEI  JAPAN、Little Glee Monsterとのコラボレーションライブ映像5曲を特典DVDとして収録。

ジャスミン

初回生産限定盤(CD+DVD)

AUCL 187~8 / ¥1,900(税込)

ジャスミン

通常盤(CD)

AUCL 189 / ¥1,300(税込)

  インフォメーション

「ジャスミン」発売記念 全国五大都市リリースイベント

□ 東京都
2015年10月20日(火)START/18:00
会場:池袋サンシャインシティアルパB1噴水広場

□ 大阪府
2015年10月24日(土)START/17:30
会場:あべのキューズモール

□ 愛知県
2015年10月25日(日)START/14:00
会場:アスナル金山 明日なる!広場

□ 北海道
2015年10月31日(土)START/14:00
会場:HMV札幌ステラプレイス 店内イベントスペース

□ 福岡県
2015年11月1日(日)START/14:00
会場:アミュプラザ博多 3F サテライトスペース


ワンマンツアー:「さかいゆう TOUR 2015」

11月30日(月)福岡 DRUM Be-1
18:30 OPEN / 19:00 START

12月2日(水)大阪 サンケイホールブリーゼ
18:30 OPEN / 19:00 START

12月7日(月)愛知 名古屋CLUB QUATTRO
18:00 OPEN / 19:00 START

12月10日(木)北海道 cube garden
18:30 OPEN / 19:00 START

12月19日(土)東京 中野サンプラザホール ※ファイナル
16:30 OPEN / 17:00 START

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