【レビュー】Novelbright『カノープス』
April 9, 2025 17:30
Novelbright

恥ずかしながら、“カノープス”という惑星を、今回のNovelbrightの新曲名で初めて知った。“カノープス”とは、りゅうこつ座で最も明るい恒星で全天21の1等星の1つで、太陽を除くとシリウスに次いで全天で2番目に明るい恒星だそうだ。
この曲で作詞を担当した竹中雄大(Vo.)は、この曲についてSNSで「どん底の時に救われたお守りみたいな曲」と語っている。「友人の助けで光を見つけ、前を向けた実体験が基になっている」と。まさにそんな竹中の実体験や感情が歌詞として刻まれ、光を放っている。自問自答や痛み、後悔、涙……もし今、あなたが光を失い絶望を感じているとしたら、このストレートな想いは、胸を揺さぶられるものがあるのではないだろうか。
また、印象的なイントロや疾走感あふれるサビのバンドサウンドは初期のノーベルを彷彿とさせ、竹中のハイトーンボイスとサウンドのキャッチーさは、主題歌的要素120%!
きっと4月12日(土)からスタートするツアーアリーナツアー『Novelbright ARENA TOUR 2025 〜Winding Road〜』では、イントロから歓声が湧き上がり、クラップが響くだろう。