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映画「逃げろお嬢さん」完成披露上映会に井口理(King Gnu)、深川麻衣登壇!

September 17, 2026 23:30

映画

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映画「逃げろお嬢さん」完成披露上映会に井口理(King Gnu)、深川麻衣登壇!

映画『逃げろお嬢さん』(10月2日全国公開)の完成披露上映会が9月17日(木)、東京・ユナイテッド・シネマ豊洲で行われ、主演の井口理(King Gnu)、共演の深川麻衣、監督・脚本を手掛けた伊藤ちひろ監督が登壇した。本作は、親の仕事を継いで温泉宿を営む康太が、高校時代から推している元アイドル・鮎川舞子と偶然出会い、自分の人生を支えてくれた“推し”のために奮闘する、小さな奇跡の一日を描く。主人公・康太を井口、舞子を深川が演じた。井口は映画主演2作目で、伊藤監督の作品への出演は3作目となる。

■ 緊張半分で迎えた完成披露 題字にも挑戦

冒頭、井口は撮影が2年前だったことに触れながら、「昨日の夜から緊張していまして、皆さんがこの映画を見てどんな感想をお持ちになるのか、そういったことを考えて、緊張半分、楽しみ半分って感じで、この場にいさせていただいています」とあいさつ。100人ほどの小さな会場を想像していたそうで、「入ってきた瞬間、度肝を抜かれまして……。非常にありがたいと思っています」と、公開を目前にした喜びも伝えた。

さらに、本作の題字を井口自身が書いたことも話題に。「監督から『井口くん、書いてよ』ってことで」と依頼の経緯を明かし、康太を意識しながら100枚ほど書いたという。「字が得意じゃないので頑張りました」と、その努力を振り返った。

伊藤監督と組むのは今回で3作目。井口は「1作目に比べたら慣れたところもありますし、3作目っていうのは大事だねって撮影に入る前から話し合っていたので、熱量の部分では高かったと思います」と、今作に臨んだ思いを口にした。伊藤監督によると、初主演・初監督だった1作目では、主人公のキャラクターもあって内側へ入り込んでいく話し合いが多かったそう。一方、今回は「自然そのもの、情景の一部という感じだったので、リラックスすること、感じることが多かった」と、撮影への向き合い方の違いに触れた。

■ 長野での撮影 お祓いで見せた侍スタイル

撮影が行われた長野について、深川は自然が豊かでリラックスできたといい、霧ヶ峰で夕日に照らされたススキの風景が思い出に残っているとしみじみ。また、撮影前には諏訪大社でお祓いを受けたが、ほぼ初対面だった井口の姿が、「今でも忘れられない」と切り出した。「お祓いって正座をしないといけないんですが、井口さんが(脚が)しびれちゃって……。正座だと座っていられないってことで、1人だけ侍スタイルで座っていたのがインパクトがあった(笑)」と回想し、それにより「この方、絶対に悪い方じゃない」と安心したという。井口も「ひどくしびれたなって思い出がよみがえりました」と照れ笑い。

長野出身の井口にとって、霧ヶ峰は中学時代の林間学校で訪れた場所。冒頭に登場する山小屋からは、自身が暮らしていた街を一望できるといい、「それくらいゆかりのある場所での撮影だったので、里帰りした気分でした」と懐かしんだ。薪割りのシーンでは、家で薪ストーブを使っていたことや、木の匂いが服につく感覚にも言及。伊藤監督は「薪割りがうまくてびっくりしました。練習の時間を取っていたんですが、必要なかったです」と、井口の腕前を明かした。

■ アイドルシーンの舞台裏と撮影中の距離感

元アイドルの舞子を演じた深川は、自身も元アイドルであることから、出演の話を受けた当初は「元アイドル役を演じることに勇気がいりました」と吐露した。それでも作品を「素敵だ」と感じ、演じたいと思ったという。アイドル時代の回想シーンは、当初ワンフレーズと聞いていたものの、伊藤監督が作詞を、アイナ・ジ・エンドが振り付けを担当する1曲が出来上がっていた。「これは本当に頑張らないといけない」と気合を入れ、練習に励んだ。

一方、撮影中に井口と話し合う機会が多かったかと問われると、深川は「それが全然……」、井口も「した記憶がない(笑)」ときっぱり。深川によると、空き時間にはしゃぎ過ぎると康太と舞子の関係を演じにくくなるのではないかという思いもあり、「いい距離感で、たまにしゃべるみたいな感じだった」という。そのため、深川は「今日の方が井口さんを知れた気がします!」と声を弾ませた。

続けて、撮影当時との印象の違いについて、会う前にはKing Gnuのアーティストとしての井口をイメージしていたものの、実際に会うとピュアでまっすぐな人だと明かす。しかし、それが役作りによるものか本人の素顔なのかわからず、この日の再会に少し不安もあった思いを打ち明けた。「今日、取材で会ってイケイケだったら、あれは役作りだったんだって思うんですが、そのままだったので、安心しました(笑)」と安堵すると、井口は「素だった」とにっこり。井口も深川について、世間が抱くイメージと普段の姿に変わりはないと感じたといい、「近所に住んでいるお姉さんって感じです。素敵だなって思います」と印象を伝えた。

■ 推しとファンの枠を越えた康太と舞子の関係

康太と舞子の関係について、井口が魅力を感じたのは「一見ドライにも見えるんですが、いい距離感だと思う」という点。「ファン、推しとかそういう括りじゃなくて、一個の人間関係のあり方みたいなものを示せている気がするので、僕はすごく素敵だと思っています」と語った。

深川は、味方がいなくなってしまった舞子を、康太がまっすぐに信じてくれることの心強さに共感。「誰も自分を信じてくれない状態で、目の前にいる人がまっすぐに信じてくれる気持ちって、どれだけありがたいか。もし自分が同じ状況になったら、すごくうれしいと思います」と思いを重ねた。普段から応援してくれる人たちに力をもらっていることにも触れ、「あの状況でも信じてくれる方がいたら、一生大事にしようって思っちゃう」と続けた。

■ 絶対に信じられるものと観客へのメッセージ

物語にちなみ、絶対に信じられるものを尋ねられた井口は「一蘭のスープの味」と回答。24時間営業の店舗もあることに触れ、「どの場所、どの時間に行っても全部同じ味がする」と理由を挙げた。「大企業さんなので、しっかり管理されていると思うんですが、すばらしいなって」と感心し、さらに「チェーン店でも味が違ったりするんですけど、統一されているっていう。信じられる」と続け、会場の笑いを誘った。

最後に深川は「この映画は、大きなものを持ち帰ってくださいというよりは、見終わった後に大切な人とか、人じゃなくても物や場所、そういうものを思い出して、持って帰ってもらえたら幸せだなって思います」と観客に呼びかけた。

井口は「今日は本当に初めて人前で作品が上映されますので、内容がよかった場合に限って(笑)、SNSなどでぜひ、いい感想、悪い感想、どちらもつぶやいていただけたらと思います」とお願いし、「口コミで映画が広がっていくと思いますので、そこのところ、どうぞよろしくお願いいたします!」と、作品への応援を求めていた。

 

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