映画『私はあなたを知らない、』場面カット解禁!坂口健太郎「愛情は誰かに向けて初めて愛情になる」
August 1, 2026 13:00
映画
主演・坂口健太郎、『湯を沸かすほどの熱い愛』以来、10年ぶりの完全オリジナル脚本となる中野量太が監督を務める映画『私はあなたを知らない、』が2026年8月28日(金)に公開。監督と初タッグとなる坂口が演じるのは、狂おしいまでに”家族“という幸せの形を追い求め、愛する人を殺めてしまうという重い罪を犯してしまった孤独な青年。あの日一体何があったのか? 何を思っていたのか? 封印した記憶と真実に触れた時、心が揺らぎはじめるー。愛とは、憎しみとは、そして人を赦すこととは何か。日仏共同製作で描く、感動のヒューマンサスペンス。
坂口健太郎が語る、夕平が守りたかった“家族”
天涯孤独の身として、決められたルーティンを淡々と繰り返す日々を送っていた西山夕平(坂口健太郎)。寂しささえ自覚していなかった彼の日常は、職場で出会ったシングルマザーの紗月(堀田真由)、そして彼女の5歳の娘・朝子(倉田瑛茉)との出会いによって一変する。
最初は朝子の存在を知り戸惑う夕平だったが、「これからは3人で会おう」と自ら提案。2人で過ごす時間と会話を重ね、いつしか朝子の保育園の送り迎えを積極的に引き受けるようになる。頼られ、信頼されるなかで、夕平は生まれて初めて“家族”という幸せの形に触れ、少しずつ心を開いていく。スカイツリーを望む街並みのなかで紡がれる、ささやかで彩りに満ちた日々。彼にとって2人は、時間をかけてようやく見つけた“一番大事にしたいもの”だった。しかし、温もりへの狂おしいほどの執着はやがて歪みを生み、哀しい破滅へと向かっていく――。

本作で、愛ゆえに罪を犯してしまう主人公・西山夕平を演じた坂口健太郎。とても複雑で繊細な内面をもつ夕平という人物について、坂口は「人間味はめちゃくちゃあると思う。本当は、とても優しい人だと思うし、愛情深い人」と寄り添う。さらに、彼が選んでしまった悲しい選択と、その根底にある想いについて、「愛情ってものは誰かに向けて初めて愛情になるだろうし、それが朝子や紗月に向けていたものの、かけ違いがどこかで起きてしまった。愛に救われた青年だと思うけど、愛に囚われてしまった瞬間があったんだろうなと感じます」と考察。夕平が抱いた愛の複雑さと、守りたかった家族への強い想いについて語っている。
また、本作のもつストーリーの魅力については、「夕平が住んでいる世界はミニマムだけど、その中で起きている感情の揺れはすごく幅があって複雑。だけど、ストーリー自体がすごく愛おしいなと思いました」と振り返り、初タッグとなった中野監督との撮影についても「監督が投げてくれるボールは、僕が考える夕平のミットの中にちゃんと入ってくる。監督と一緒に夕平という人物を作り上げている感覚がありました」と、厚い信頼関係のなかで役を丁寧に作り上げた手応えを明かしている。
このたび解禁された場面カットには、紗月との穏やかな時間を過ごす夕平や、お絵描きをする朝子を優しく見守る姿など、少しずつ“家族”の温もりに触れていく様子が切り取られている。その幸せを守ろうとした先に待ち受ける運命とは――。
“家族”をテーマに作品を撮り続ける中野量太監督が描く、ユーモアと愛情に満ちた渾身のヒューマンサスペンス『私はあなたを知らない、』は8月28日(金)より全国公開。
Information
「私はあなたを知らない、」
2026年8月28日(金)新宿ピカデリーほか全国公開
<Story>
西山夕平(28)は天涯孤独の身。粛々と働き、自分の中で決められたルーティンで生活をし、たった一人のその環境を寂しいとも感じずに生きてきた。職場にやってきた新しいパート職員・紗月と出会うまでは。彼女と出会い、生きる喜びを得て夕平の毎日は輝いていった。そしてある日、紗月から自分の5歳の娘・朝子を紹介される。彼女は実はシングルマザーだった。紗月と朝子との生活が、これまで知らなかった“家族”という幸せの形を知り、夕平の心を開放していくが・・・。
<キャスト&スタッフ>
坂口健太郎
早瀬憩 堀田真由 倉田瑛茉
稲垣来泉 和田光沙 片山友希 畦田ひとみ 田牧そら
渡辺真起子 足立智充 黒田大輔
滝藤賢一 / 原田美枝子
原案・脚本・監督:中野量太
音楽:世武裕子
製作総指揮:藤本 款 プロデューサー:深瀬和美 若林雄介 撮影:岩永洋 照明:谷本幸治 録音:猪股正幸 美術:黒川通利
装飾:松尾文子 衣裳:西留由起子 ヘアメイク:板垣実和、廣瀬瑠美 編集:瀧田隆一 音響効果:勝亦さくら 監督補:塩崎遵
制作担当:長島紗知 キャスティングディレクター:杉野 剛 ラインプロデューサー:天野佑亮
製作:「私はあなたを知らない、」製作委員会 共同製作:Pyramide Productions
制作プロダクション:パイプライン 製作幹事・配給:クロックワークス
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(日本映画製作支援事業)|独立行政法人日本芸術文化振興会
(c)IDKYPs./Pyramide Productions 2026年/日本・フランス/カラー/シネマスコープ/5.1ch/126分 映倫区分G
□ 公式HP
watashiramovie.com