映画『愚か者の身分』北村匠海、林裕太ほか登壇!公開御礼舞台挨拶!
November 7, 2025 16:30
映画
人間ドラマを巧みに描くことに定評のある永田琴監督が、主演に北村匠海、共演に綾野剛、林裕太の豪華実力派キャストを迎え、愛を知らずに育った3人の若者たちの青春と、闇ビジネスから抜け出す3日間を描く逃亡サスペンス『愚か者の身分』(公開中・配給:THE SEVEN/ショウゲート)。第30回釜山国際映画祭最優秀俳優賞キャスト3名同時受賞で話題の本作の公開御礼舞台挨拶が11月7日に都内劇場にて実施され、出演者の北村匠海、林裕太、田邊和也、嶺豪一が参加した。
第30回釜山国際映画祭のコンペティション部門へ選出、ワールドプレミア上映では熱狂的な興奮の中で迎えられ、北村匠海・林裕太・綾野剛の3人が揃って最優秀俳優賞を受賞したことも話題の『愚か者の身分』。本作は、第二回大藪春彦新人賞受賞作、西尾潤の「愚か者の身分」(徳間文庫)を、Netflixドラマ「今際の国のアリス」 シリーズ「幽☆遊☆白書」(23)などの話題作を手掛けるグローバルコンテンツを創造するプロデューサー集団 THE SEVENが初の劇場作品として映画化、岩井俊二の元で長年助監督として活躍し、人間ドラマを巧みに描くことに定評のある永田琴監督が、主演に北村匠海、共演に綾野剛、林裕太の豪華実力派キャストを迎え、貧しさから闇ビジネスの世界に足を踏み入れてしまい抜け出せなくなった3人の若者たちの運命と、友との絆を描く。彼らの“3日間”の出来事を、3人それぞれの視点が交差するトリック感のある展開でエンターテインメントに仕上げながら、若者たちの貧困・世界に侵食される日本・闇ビジネスの深淵など、今多くの人が感じている共感できる社会的テーマも織り込まれている。
満員御礼で迎えた会場。主人公・タクヤを演じた北村はSNS等に溢れる絶賛コメントに触れながら「『国宝』や『爆弾』などの作品がある中で本作をチョイスしてくださり、沢山の方にお越しいただきこの映画の底力を噛みしめるような日々でした」と反響を実感。役者仲間からの感想も届いているそうで「例えば、松本潤さんからはかなり熱いご連絡を頂いて…。こんな方々が観てくれてるんだという喜びがありました。先輩から言われるのはありがたいし、嬉しかったです」としみじみ噛みしめていた。
タクヤの弟分・マモル役の林は「色々な方から連絡を頂いて、僕の家の隣の人も『観たよ!』と言ってくださいました。地元の友達も結構観てくれていて嬉しかった」とニッコリ。
タクヤとマモルを追い詰める闇ビジネスの幹部で、不気味すぎる金歯が話題になっているジョージ役の田邊は、ポケットからおもむろに“金歯”を取り出して「どうも、金歯です!」と言うとまさかの黄色い歓声が。「SNSでは“金歯怖い!”とか“本当にいそう”とか“会ったら目を逸らす”とか言われて。でも映画の役として怖くないと成立しないキャラクターだったので嬉しい限りです」と手応え。ジョージの部下・佐藤役の嶺は劇中でキーとなるテディベアを持参し「撮影時に比べて痩せたし、髪の毛も伸びちゃって。撮影時はめっちゃご飯を食べて日サロに通って関西弁を仕込んでもらって。楽しかったです」と柔和な表情で回想した。
そんな、劇中とは違い、柔らかすぎる嶺の素顔に北村は「こっちがおかしくなりそう。普段はこんなに優しい人なのにカメラが回ると嫌な佐藤になる。追いつかなくて変な汗をかきそう」と苦笑い。加えて「(田邊と嶺の)お二人が本当はいい人であるという事が伝われば今日はそれでいいかな」と微笑しつつ「タクヤにとってジョージと佐藤は嫌いと怖いの象徴。だから二人に会うのは…嫌でした!」とぶっちゃけ。嶺は「本番が近づくと北村さんから“佐藤嫌いだわ~”と言われて。“ごめ~ん!”と思いました」と思い出し笑いする。
ジョージからボコボコに殴られるシーンを撮影した林は「先ほど久々にお会いして握手をした時に優しく握ってもらえて…安心しました。匠海さんといる以上にお二人といるとマモルに戻りそうになるから」と戦々恐々。田邊は「握手するシーンで瞬間的にギュッと力強く握ってしまった時に本当に怯えたような表情をされたので。僕的には役者としてしめしめ。…でもあの時はゴメンね」と謝罪していた。
続いて、田邊と綾野剛のアクションシーンに触れた北村。「戸愚呂弟と戸愚呂弟が戦っているように見えた。アクション部もNetflix『幽☆遊☆白書』と同じだったので」と回想すると、田邊は「綾野さんには俳優としての包容力があって、僕の方が後輩ですが、安心してボコボコにさせていただきました。綾野さまさまです」と感謝。
そんな田邊に「どうやったら悪役が出来ますか?」と質問する林。すると田邊は「肩幅じゃないの?」と即答し、林は「肩幅鍛えます!」と役作りへの意欲を見せた。なお、この4人の中で一番怖いのは、カメラの前だと豹変する嶺だそう。「一番怖いタイプ」(北村)、「サイコパス」(田邊)と評されて、北村は「役者って怖い。本番が始まれば違う誰かになって、カットがかかるとワチャワチャできるから。怖いお二人に挟まれて今日が一番落ち着かない…」と強烈な個性を放つ田邊、嶺との登壇に終始ソワソワしていた。
最後は嶺が、テディベアの中からまさかの“カンペ”を取り出し締めの挨拶の中、北村と林の誕生日を祝すという一幕もありつつ、田邊は「一人10回は観ていただけないと…絶対的に困るじゃん!?」とこちらも劇中のセリフに絡めてアピール。北村は「公開後にSNS等の感想を見たりすると、本作に僕らが紡いできた思いや、託した心はしっかり届いているなと思います。僕らの元を離れて新たな映画になったのかなと。今日もこれだけ沢山の方が来てくれている現実に感謝しています」と呼び掛け、林は「まだ本作を観ていない人にも届いて、何かを感じて欲しいと思いますので、皆さんの隣にいる人や大切な人に勧めていただきたいです」とさらなるヒットを祈願していた。
Information
『愚か者の⾝分』
全国公開中
□ ストーリー
SNSで女性を装い、言葉巧みに身寄りのない男性たち相手に個人情報を引き出し、戸籍売買を日々行うタクヤ(北村匠海)とマモル(林裕太)。彼らは劣悪な環境で育ち、気が付けば闇バイトを行う組織の手先になっていた。闇ビジネスに手を染めているとはいえ、時にはバカ騒ぎもする二人は、ごく普通の若者であり、いつも一緒だった。タクヤは、闇ビジネスの世界に入るきっかけとなった兄貴的存在の梶谷(綾野剛)の手を借り、マモルと共にこの世界から抜け出そうとするが──。
北村匠海
林 裕太 山下美月 矢本悠馬 木南晴夏
綾野 剛
プロデューサー:森井 輝
監督:永田 琴
脚本:向井康介
原作:西尾 潤「愚か者の身分」(徳間文庫)
主題歌:tuki.「人生讃歌」
製作:映画「愚か者の身分」製作委員会
製作幹事:THE SEVEN
配給:THE SEVEN ショウゲート
PG-12/130分
©2025 映画「愚か者の身分」製作委員会
■ 公式サイト
orokamono-movie.jp