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映画『岸辺露伴は動かない 懺悔室』ヴェネツィアでの岸辺露伴を捉えた本編映像解禁!

May 16, 2025 10:00

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映画『岸辺露伴は動かない 懺悔室』ヴェネツィアでの岸辺露伴を捉えた本編映像解禁!

相手を本にして生い立ちや秘密を読み、指示を書き込むこともできる特殊能力“ヘブンズ・ドアー”を備えた人気マンガ家・岸辺露伴。そんな露伴が遭遇する奇怪な事件に立ち向かう姿を描いた、シリーズ累計発行部数1億2千万部超を誇る荒木飛呂彦の大人気コミック「ジョジョの奇妙な冒険」から生まれた傑作スピンオフ「岸辺露伴は動かない」。

高橋一生を主演に迎えドラマ化された同作は、初回放送のトレンド1位を皮切りに放送の度に連日上位入りを果たし、「実写化の理想系」「完成度が高すぎる」などそのクオリティを多くの原作ファンが絶賛。その人気と反響を受けて、実写ドラマのチームが再集結し制作した映画版第1作目となる『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』は23年5月26日(金)に公開。ファンの熱狂により観客動員数90万人超、興行収入約12.5億円の大ヒットとなった。

原作ファンを虜にする高いクオリティで、新作が放送されるたびに話題沸騰となる本シリーズの映画最新作、映画『岸辺露伴は動かない 懺悔室』が5月23日(金)に公開。漫画「岸辺露伴は動かない」シリーズの記念すべき最初の作品で、ファンの間で屈指の人気を誇る伝説的なエピソード「懺悔室」を、邦画初となる“全編ヴェネツィアロケ”にて撮影、「岸辺露伴」史上最大スケールで完全映画化を実現した。

流暢なイタリア語で、スリの男達に特殊能力“ヘブンズ・ドアー”をかける
ヴェネツィアでの岸辺露伴(高橋一生)を捉えた本編映像が解禁!

この度、取材でヴェネツィアを訪れた、主人公の人気漫画家・岸辺露伴(高橋一生)が流暢なイタリア語を披露する本編映像が解禁となった!路地裏を散策していた露伴を見つけ、すぐさま近付いてくるスリの男二人組。日本人であることに早々に気付くと手に持っていた漫画を見せて「俺たち日本大好きなんだよ!これ知ってる?『ピンクダークの少年』!日本の漫画イタリアでも人気あるんだよ。俺もこれ大好きッ!」と手元の怪しい動きがバレないように大げさにアピール。しかし、「もう漫画なんかじゃなくてさ、芸術だよ!」と重ねた途端、男達を適当にあしらっていた露伴の態度が急変し、怒りをあらわに。何を言われているのか理解出来ていないものの、露伴の気迫に押され「何も盗ってねぇし」と言い返す男だったが、露伴の怒りは止まらず流暢なイタリア語でまくし立て、最後は走って逃げようとする二人組にヘブンズ・ドアーをお見舞いするシーンが切り取られている。

なんとこの長セリフをイタリア語で言うことになったのは、高橋による提案だったとのこと。前作『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』でも美しいフランス語を披露した高橋だが、今回はイタリア語への挑戦となった。そんなイタリア語について、「フランス語よりも発音がカタカナに似ていて、前回よりも少し話しやすかったように思います。ただ、日本語からイタリア語にすると、思った以上にセリフが長くなってしまい…(笑)。ですが、このリズム感は大事にしたかったのでそのままイタリア語で演じました。そこがどんな風に映るか、ぜひ皆さんのご感想を聞きたいなと思っています」と、自身の俳優人生で最も長い外国語セリフによって全編ヴェネツィアロケを一層味わい深いものへ昇華させた“岸辺露伴”らしさあふれるシーンを回想する。

また、今回外国人キャストで初めて“ヘブンズ・ドアー”をかけられた2人について、特殊造形の梅沢壮一は、「イタリア人は顔の彫りが深いので、隙間から本人の肌が見えてしまわないように、(日本人キャストで制作するときよりも、)目の周りの部分を少し小さくしています。」と語る。こだわりの細部にまで、ぜひ注目いただきたい。

美しいヴェネツィアの街並みの中に、露伴のイタリア語が響く――シリーズの原点であり伝説のエピソード「懺悔室」を邦画初の全編ヴェネツィアロケで挑み、新たな次元へと足を踏み入れた映画『岸辺露伴は動かない 懺悔室』。ついに来週、23日(金)より公開を迎える本作を、ぜひ劇場でご堪能いただきたい。

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