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flumpool 山村隆太・阪井一生がロバート秋山竜次と共に楽曲制作!?「秋山と映画」にゲスト出演!

June 6, 2024 09:00

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flumpool 山村隆太・阪井一生がロバート秋山竜次と共に楽曲制作!?「秋山と映画」にゲスト出演!

6月7日(金)公開映画『風の奏の君へ』(かぜのかなでのきみへ)は、お茶の名産地である岡山県美作(みまさか)地域を舞台に、この地を訪れたピアニスト・青江里香(あおえ・さとか)と、茶葉屋を営む兄弟をめぐる物語。監督・脚本を務めるのは映画の舞台となった岡山県美作市で育った大谷健太郎。同氏の「美作の小説と映画を全国に!」という構想から製作された。ふるさとへの限りない郷愁と慈しみが、岡山の情緒あふれるロケーションに重ね合わせて綴られている。

ヒロインの里香には、松下奈緒。ピアニストでもある自身のキャリアを投じて、演奏シーンではもちろん吹き替えなしでピアノの腕を披露している。里香と運命的な出逢いを果たす弟・真中渓哉(まなか・けいや)を、『キセキ ―あの日のソビト―』『東京リベンジャーズ』、大河ドラマ「どうする家康」や主演ドラマ「ばらかもん」、「磯部磯兵衛物語~浮世はつらいよ~」など、今勢いのある若手俳優・杉野遥亮、その兄で、里香のかつての恋人、真中淳也(まなか・じゅんや)を演じるのは、NHK紅白歌合戦に3回出場、国内アリーナ公演や海外でも単独公演を行うなど精力的に活動、現在デビュー15周年を記念した全国ツアーを開催中の4人組ロックバンド・flumpoolのボーカルで、俳優としても活躍し本作がスクリーンデビューとなる山村隆太が演じる。映画の主題歌はflumpoolの「いきづく feat. Nao Matsushita」。フィーチャリングに松下奈緒を迎えたバラードで、2人の歌声のハーモニーが美しい楽曲となっている。

この度、テレビ朝日「秋山と映画」にてまさかのコラボ企画が決定!! 「秋山と映画」とはテレビ朝日のバラエティ番組。「お願い!ランキング」内で毎月1回 月曜日(月曜日深夜)(【ネット】関東ローカル)に放送されているトークバラエティー。「ロバート秋山×映画」 無類の映画好きと噂されるロバート・秋山竜次が注目映画を独自の視点で語る、全く新しいカタチの映画番組。この度、映画『風の奏の君へ』の主題歌「いきづく feat. Nao Matsushita」を担当した、flumpool山村と阪井が6月10日(月)24:45〜25:20放送の「秋山と映画」にゲスト出演が決定。映画の告知をする代わりに秋山からの番組のテーマ曲を作るのを手伝ってほしい…という無茶な要求に応え、楽曲「FUTEIKI」が完成。そのタイトルに込められた意味とは…。楽曲を作り終えたばかりの秋山と共に山村、阪井が”アーティスト”としてインタビューに答えた。

※下記のインタビューにはフィクションが含まれています。


――今回「秋山と映画」のテーマ曲を作られたということでパート割りはどのような感じで?
秋山 最初から決めていたわけではなくて、やりながら自然に。
山村 そうですね。僕たちとしてもあまりないやり方で。
阪井 セッション、アドリブで作っていくというような。
秋山 僕は楽器ができないので。ダブルのギターで来られたのでこちらはソウルで参加しました。あとシャウトで。口だって楽器なので。神経とがらせてやってましたね。

――その中でこだわりは?
阪井 3人のグルーブ感というか、その場でコーラスができたりっていうのはやってて楽しいし斬新な事でした。
秋山 flumpoolの中に入っても違和感がないというか。自分の中では同じ空気を吸えてた感じがするし。元々ミュージックメイトというか。一緒にやりたいね、と言ってはいたんです。合宿で軽井沢行ったり、ゴールデンウイークはロス行ってきたし。

――ロス合宿ですか?
秋山 うん。3人で実はやっていたんです。曲を出したりしてね。何曲かパターンはあったよね。その中の一つなんだよね。
山村 最初からイメージが秋山さんの中であったので。内なる叫びというか、そういうのが音楽の原動力になりましたね。
秋山 (曲作りが)早いというか。プロフェッショナルな方々なので。元々自分がやってる音楽のスタイルがフリースタイルだったから。例えば「SAY KOU SHOW」とか、形に無理やりしているものがほとんどだったので。3、40秒で仕上げてくれと発注したときに感じ取るアンテナがすごいですよね。

――ということはあまり苦労はされなくてお互いのフィーリングで?
秋山 あの、音楽に苦労しないなんてないから。みんな悩んで悩んで壁はあるわけさ。苦労しないなんて言い方で片付けられたらさすがにきついぜ。
山村・阪井 まぁまぁまぁ。
秋山 苦労があってのゴールだから。簡単に苦労だなんて言いたかないし。まぁ曲聞いてくださいや。そこが全てや。

――タイトルはもう決められたんですか
秋山 「FUTEIKI」です。この番組は3年目になりますが不定期なのでなかなか定着しなくてね。「やってたんだ」という声を良く聞きます。それが…ごめんなさい(涙する秋山)。
阪井 大丈夫ですか?(笑)。
秋山 もっと見て頂きたいなっていうのがずっとあって、そのために何かないかなと思ったときにやっぱり主題歌。たまたまflumpoolさんの映画告知があって頼んでみました。曲名のタイトルどうするってなった時に「FUTEIKI」っていいんじゃないってなりました。
山村 ずっと言ってらっしゃいましたね。
阪井 “不定期”って言葉を。
秋山 歌詞で“月イチ”とか言うことないでしょ。
阪井 あんまりないですね。
山村 初めて使った言葉ばかりでしたね。
秋山 その新鮮さも大事かなと思いますね。

――歌のポイントは?
秋山 どことかじゃないんですよ。曲の尺は40秒とかなんですよ。それは自分で探そうや。それは3人の音楽性に対して喧嘩売ってんのと一緒だぜ?
山村 そんなことないそんなことない…。
秋山 聞いて思った事をそのまま書こうぜ。僕らだって感じ取ったのを楽譜にするんだから、お互い様だろうよ。すみません…熱くなっちゃって…。

――ユニット名は?
秋山 本当に3人のシンパシーみたいなのが本当に強かった感じがするんで。ザ・シンパシー…。あと、僕たち(出身が)西ですよね?僕、福岡だし、お2人は大阪ですもんね。それでここがスタジオなんで「ザ・ウェスト・シンパシー・スタジオ」。
山村&阪井 かっこいい。
秋山 なんか数字入れます?
山村 数字好きですね。今日のロケの中でも数字がちょこちょこ…。
阪井 630、645とか。
秋山 630いいですね。「ザ・ウェスト・シンパシー・スタジオ630(ロクサンゼロ)」
山村&阪井 いいですね。
秋山 ちょっと言ってみましょうか。「CDTV」とかが来た時に。
3人 みなさん、こんばんは。
秋山 ぼくたち。
3人 ザ・ウェスト・シンパシー・スタジオ630です。よろしくお願いします
阪井 めちゃくちゃいいですね。
秋山 でも言い慣れてないとダメですね。何回も言っている感じ出さないと。

――flumpoolのお2人は今回コラボやってみて、次のツアーとか一緒に回りたいとかありますか?
山村 今まさにツアー中なので、ライブにサプライズで出てもらうとかして、いつか披露できたら…。
秋山 40秒ってどうなんですか?
阪井 今の時代、曲がどんどん短くなってきているので、そういう意味ではありかと。
山村 こういうのって、ライブバージョンで伸ばせるんですよ。
阪井 ライブはライブっていう事でね。
秋山 「実はこの曲、7分もあったんだ」ってこともあるんですね。6分20秒引き伸ばしたんだって。
阪井 それはライブの感じでありますね。
山村 アドリブを入れたりしていけば、可能性はありますね。
秋山 お2人にそう言っていただけるのであれば、嬉しいですけどね。引き伸ばすって方も大事だから。もしくは最後の1番カッコいい部分だけ出て、そこだけ歌うっていうのでも大丈夫です。
阪井 最後の部分だけ出てきて?その一発に賭ける贅沢もありですね。


以上が楽曲「FUTEIKI」を作り上げた、ロバート秋山、そしてflumpool山村、阪井による”アーティスト”としてのインタビューです。当ニュースリリースでは、「秋山と映画」番組収録を終えた3人の“ノンフィクション”のインタビュー、さらにflumpool山村、阪井による映画『風の奏の君へ』の主題歌「いきづく feat. Nao Matsushita」への思いもインタビューしています。

※下記は「秋山と映画」番組収録を終えた3名のインタビューです。

●flumpool山村隆太・阪井一生/ロバート秋山竜次

秋山 ミュージシャンの方が、この番組のゲストに来ていただいたことが嬉しかったですね。だから、「ここぞ!」と言わんばかりに「テーマ曲を作ってもらおう」と、ダメ元でお願いしたのですが、OKしていただいて、本当に番組にピッタリないい曲ができました。30秒ぐらいのテーマ曲ができたんですけれど、短時間でここまでのクオリティーのものができることに、逆にびっくりしました。これ本当に使ってもらえるんですかね? 権利関係さえクリアしてもらえれば……(笑)。flumpoolさんが松下奈緒さんと一緒に主題歌も担当されている『風の奏の君へ』も、ひと足お先に観せていただいたのですが、とてもいい映画でしたし、今日も映画の雰囲気そのままに共演させてもらったので、とても感慨深かったですね。山村さんと阪井さんは、こんな変な番組に出てしまって、大丈夫でしたか?

阪井 こういうコントっぽいことをやる機会はあんまりないですし、秋山さんはすごいアイデアがいっぱい出てきて、最高でしたね。

山村 秋山さんとは12年ぐらい前に「サタデーナイトライブJPN」で、初めてコラボさせてもらったんですが、そのときは(明石家)さんまさんや今田耕司さんとも本当にコントをしなきゃいけなかったんですよ。それに比べたら、今日は天国みたいな感じで(笑)。今日、久しぶりにお会いするのが楽しみだったんですよ。楽屋でも、大好きな秋山さんの「SAY KOU SHOW」の歌についてお話させてもらったりして……(笑)。

秋山 あんなのぜんぜん大層なものじゃないですよ。今日は本当にちゃんと付き合っていただいて光栄でした。でも、山村さんと阪井さんを見ていたら、本当に幼稚園の頃からの幼なじみな感じというか、ちょいちょい小っちゃい声で話しているんですよね。若手の頃から、ずっとやってるベテラン芸人さんのネタ合わせみたいに、「ここで突っ込んで」みたいなことをちゃんとやっていて、やっぱ凄かったです。「秋山と映画」は毎回、映画の宣伝から漠然と広げていく番組なんですけれど、今日ほどやってみなきゃ分からなかった回はなかったですね。スタジオに来て、どんな感じなんだろうって、探り探りで……。打ち合わせのしようもなかったですから。「どういうふうに発注すればいいんだろう?」とも思ったんですけれど、「ニュース番組のオープニングの感じ」と言ったら、すぐ理解していただけたので、とても助かりました。

山村 真っ白な状態から始めながら、そういうリファレンスがかなり的確だったので、めちゃくちゃ分かりやすかったですね。音楽の会話じゃないですけど、「あ、そういう方に作りたいんだ」って!

阪井 あれがあったことで、すぐにできたということもありますね。最初思っていたより、ぜんぜん難しくなかったですし、楽しく作ることができました。

※下記はflumpool山村と阪井による『風の奏の君へ』の主題歌「いきづく feat. Nao Matsushita」についてのインタビューです。

●flumpool「いきづくfeat. Nao Matsushita」について/flumpool山村隆太・阪井一生

――「いきづくfeat. Nao Matsushita」楽曲制作について教えてください。
山村 映画を撮り終えた後に主題歌のお話しをいただいたのですが、まずは自分の中に持っていたイメージを阪井に伝えて、曲先行で作ってもらいました。ラブソングでありつつ、映画の中では、なかなか言葉を交わすことのなかった、思いを交わすことがなかった里香と淳也が最後に一緒に歌うところ、声を重ねるところに対するこだわりですかね。女性アーティストの方と一緒に声を重ねることは、flumpoolにとっても、初めてのことだったんです。それで声を重ねる、命を重ねるみたいなところから、聴いていて胸が熱くなるような曲にしたいと思いました。

阪井 もともと女性アーティストが歌う楽曲を作りたい思いがあったこともあり、今回松下さんと山村が一緒に歌うデュエットソングなので、作っていて楽しかったですね。今まで、こういう曲作りをしたことなかったこともありますし、いただいた台本を読みつつ、山村から岡山県・美作市の穏やかな情景などを聞き、「2人が奏でるハーモニーをどう生かせるか?」ということを考えたのも楽しかったです。両方いいバランスでいきたいという思いの中、サビは主旋律を松下さんに任せて、優しくもあり、切ない感じを出せればいいかと。とにかくすべてが新鮮で、苦労した思いもありませんね。

山村 そして、タイトルでもある「いきづく」は、「生きることに気づく」という意味でもあるのですが、生命と向き合い、自分の人生と向き合うことが、この曲のテーマであり、松下さんの声のように、どこかエネルギーを感じさせるものを曲の中に収めていけたらな、とも思っていました。

――山村さんが書かれた歌詞について教えてください。
山村 映画のロケ地だった美作市には1ヶ月弱滞在していたのですが、本当にゆっくり時間が流れていて、東京では味わえない経験が大きく影響しています。コロナ禍というのもあり、人とも会えないし、家の中にいなければならない中、どこかで生きる意味みたいなものを探していたと思うんです。そんなときに、ゆっくり時間が流れる美作で過ごし、映画で演じた淳也としても、人と向き合い、生命と向き合ったことで、着実に確実に1日を生きているんだな、ということを実感しました。だから、この曲で、それをちゃんと伝えられたら、というところにたどり着きました。

――松下奈緒さんとのレコーディングはいかがでしたか?
山村 撮影から約1年半ぶりの再会だったのですが、レコーディングでは、僕が先に僕のメインのところを録り、後から松下さんが来て、歌入れしていただきました。自分が書いた歌詞だし、曲に対する思い入れがすごく強かったこともあり、温度感やAメロの入り方など、松下さんにいろいろとリクエストしちゃうだろうな、と思っていたんですよ。それにより「いろんなコミュニケーションが生まれてくるのも悪くないな」と予想していたら、一発目から何も言うことはありませんでした。逆に、松下さんが不安になったようで、「言いたいことは言ってください」と言われたほど。でも、僕らとしては「この声を待っていました!」という歌い方や感情の込め方だったんです。普段、台本を読み解かれている方なので、この歌詞への理解や世界観の表現の仕方は絶品と言いますか、僕には到底できないですね。

阪井 ずっとピアノもやられていますし、しっかり歌心も持たれている方ですから、まったく問題なく録り終えました。あと、めちゃくちゃ高嶺の花なイメージがあったのですが、実際は全然違って、「あんな喋る人なんや!」と思いました。

――これまで、さまざまな映画主題歌を担当されてきたflumpoolですが、山村さんの出演映画の主題歌を担当されたことでの自身における変化は?
山村 僕の人生の価値観や音楽的な部分では、かなり変化したと思います。現在、全国ツアーを回っているんですが、人に音楽を届けることの大切さに加え、そのテーマやコンセプトとかに対しても、ものすごく影響を与えてくれた体験でした。「風が吹いて 花に揺れてる 目に見えない想いを気づかせるんだ」という歌詞も、実際に美作での経験であり、花の生命とともに、風も生命を手に入れることで、お互いが生きていることを実感するという意味を持っています。そして、これはflumpoolとファンとの関係性でもあります。ファンの存在があるから、自分たちの音楽が生きるんです。

――エンドロールに、flumpoolの楽曲が流れることについては?
山村 そこに関しては、かなり客観的に見ているというか、あまり自分の映画として観ていないような気がします。今回はエンディング曲を作ったというより、映画の一部といいますか、映画のワンシーンを作った感覚に近いかもしれません。これまで担当した映画主題歌と比べて、歌詞も映画の世界観を引き継いでいますし、登場人物にも寄り添っていますし、彼らの今後の物語にも聴こえるかもしれません。

阪井 僕はまだ完成した作品を観ていないので、山村の演技の不安からの主題歌なので……やっぱり不安ですね(笑)。冗談はさておき、公開後、山村以外のメンバーと映画館に観に行こうと思っていてかなり楽しみにしています。

聞き手・くれい響


■ 「秋山と映画」公式サイト(お願い!ランキングHP)
https://www.tv-asahi.co.jp/onegai_prese

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