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DREAMS COME TRUE「史上最強の移動遊園地 DREAMS COME TRUE WONDERLAND 2023」開催スケジュール詳細発表!新アーティスト写真公開!

February 10, 2023 12:00

DREAMS COME TRUE

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DREAMS COME TRUE「史上最強の移動遊園地 DREAMS COME TRUE WONDERLAND 2023」開催スケジュール詳細発表!新アーティスト写真公開!

4年に一度ファンからのリクエストをもとに演奏曲が決まるグレイテストヒッツライヴ『史上最強の移動遊園地 DREAMS COME TRUE WONDERLAND』。9回目となる今回は、2023年夏の開催ということだけが発表されていたが、ついに、開催スケジュールと会場などの詳細が解禁された!今年は、7月1日(土)の北海道・札幌ドームを皮切りに5都市9公演、そして『史上最強の移動遊園地 DREAMS COME TRUE WONDERLAND ミニ』を2都市4公演開催する。

本日、WONDERLAND2023の新クリエイティブとなる新アーティスト写真を公開した。「史上最強の移動遊園地」をイメージする背景に、ドリカムの2人が軽やかに浮遊し、今回のドリカムワンダーランドが楽しみになるクリエイティブとなっている。

本日のDREAMS COME TRUE WONDERLAND 2023の詳細解禁に合わせ、先日3/21のリリースが発表された。「DREAM CATCHER 4 – ドリカムディスコ MIX CD -」のCD封入特典として、DWL2023 チケット先行応募シリアルナンバー(抽選)が封入されることが解禁された。また、「DREAM CATCHER 4 – ドリカムディスコ MIX CD -」の特設サイトも公開され、ジャケット写真およびミラッキ大村によるライナーノーツも解禁となった。こちらの情報もぜひチェックしてほしい。

■ DREAM CATCHER 4 – ドリカムディスコ MIX CD -特設サイト
https://dreamscometrue.com/dreamcatcher4/


■ 『史上最強の移動遊園地 DREAMS COME TRUE WONDERLAND 2023』LINER NOTES

『史上最強の移動遊園地 DREAMS COME TRUE WONDERLAND 2023』が、いよいよ今夏開催される。4年に一度のこの大規模なライヴは今回で9回目となる。ということは、前回は2019年だった。幾分もったいぶった書き方をしたが、何を言いたいかというと、もうお分かりだと思う。この4年間にまるまるコロナの期間が含まれるということだ。ご承知のとおり、2020年に入ってすぐ、新型コロナウイルスの感染が世界中で猛威をふるい、我々の日常生活から“当たり前”をいとも簡単に奪っていった。それまで、当たり前のように人と会っていたのに、当たり前のように人と喋っていたのに、会社や学校に行っていたのに、そして、当たり前のようにライヴに行っていたのに……。
何かを失ってはじめて、我々はその大切さに気づくという当たり前の事実に打ちのめされたのがこの4年間だった。
そしてまた、その絶望から少しずつ希望を持ち寄って灯し続け、よりよい未来にむけて歩き出した記録が刻まれている4年間でもあった。
DREAMS COME TRUEはこの間、一度も立ち止まらなかった。打てる手はすぐに打ち、その時やれる最大限で常に我々へ音楽を提供してくれた。それはオンラインツアーという形を取ることもあったし、リリースという形を取ることもあった。
そうやって、試行錯誤しながら進んでいくなかで、思いもよらない果実を手に入れることもあった。例えば、“あっちのドリカム”こと、MASADO and MIWASCOの2人からなるアバターのドリカム。ヴァーチャル空間でライヴを繰り広げる彼らのネタ元となっているのが、ドリカムのメガヒット曲をディスコアレンジ変換した『DOSCO prime』だったし、また、貴重なアコースティック編成でのアリーナツアーとなった『ACOUSTIC風味LIVE 総仕上げの夕べ2021/2022 〜仕上がりがよろしいようで〜』も実現した。これらは、もしコロナというものがなく、それまで通りの日常が続いていた世の中であったなら、生まれていなかったものである可能性が高い。
そうした4年間を経て開催される今年のDWLで彼らが何をどんなふうに表現してくれるのかが今から楽しみで仕方がない。
DWLと言えば、「ドリームキャッチャー」という巨大メリーゴーラウンドのようなステージを出現させた1995年に開催した2回目をはじめ、常にその時々のライヴエンタテインメントの最高峰を更新するというチャレンジを続けてきた。
前回の2019年もそうだった。ライヴの進行途中でステージがエンドの位置からセンター、後方まで移動し、かつその形が可変するというとんでもなく大掛かりなものだった。
そしてまた、デビュー30周年とDWLが重なるという奇跡的な巡り合わせもあり、セットリストは「30周年だから私たちの好きな曲をお届けしたい」というDREAMS COME TRUE2人の強い意志が反映されたセットリストとなっていた。そう考えると、前回の2019年は、ある意味で特殊だったと言える。
ということもあり、今年のDWLがどうなるかという予測をここで披露するなら、こうなる。
この4年間の集大成として、“当たり前”を取り戻し、さらにそこから新しい“当たり前”を創造するものになる――。
すでにリクエスト曲を募っていることからも分かるとおり、セットリストはファンの聴きたい彼らのメガヒットナンバーに吉田美和の匙加減が加わったこの夏にしか聴くことのできない特別なもので彩られることになるに違いない。ポイントは、それを今のDREAMS COME TRUEがどう表現するかだ。これまでの彼らの歩みを踏まえれば、決して後戻りをしなかったように(コロナの4年間でさえも!)、誰もが知っている、誰もが聴きたいあのナンバーも、2023年の夏でしか味わえないアレンジになっていることだろう。
DWLだけに、どんなステージ機構が導入されるのか、とか、どんな派手な演出がなされるのか、といった部分に興味が向かうというのも理解できる。もちろん、そういったところがどうなるのかは本当に楽しみだ。しかし、あえて今回のDWLの最大の見どころを挙げるとすれば、それはどんな曲をどのように演奏するのかに尽きる。その根本を最も突き詰めて表現するのが『史上最強の移動遊園地 DREAMS COME TRUE WONDERLAND 2023』なのだと思っている。
“血湧き肉躍るライヴ”――。
それこそが、DREAMS COME TRUEが結成からずっと続けてきた“当たり前”なのだから。むき出しで生身のパフォーマンスがあれば、あとは何もいらない。この4年間を生きた我々が求めるのは、それだ。“当たり前”こそが一番尖っててカッコイイ――そんなDWLになると、現時点では断言したい。

Text:谷岡正浩

DWL2023_20230210.jpeg
■ DREAMS COME TRUE Official HP
https://dreamscometrue.com/

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