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森山直太朗、自身"初"の弾き語りベストアルバム『原画 I』『原画 II』に収録される全26曲およびアートワークがついに公開!

December 24, 2022 12:00

森山直太朗

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森山直太朗、自身"初"の弾き語りベストアルバム『原画 I』『原画 II』に収録される全26曲およびアートワークがついに公開!

本年10月にメジャーデビュー20周年を迎え、現在、自身最大規模となる全国一〇〇本ツアーと銘打った20thアニバーサリーツアー『素晴らしい世界』を実施中の森山直太朗。先月24日に行われた東京・中野サンプラザ公演にて、来年1月17日に自身“初“の弾き語りベストアルバム『原画 I』『原画 II』を音楽ストリーミングサービスの配信をせずCD販売のみ、そしてツアー会場限定で2枚同時発売することを自らステージ上で発表したが、本日、その収録曲全26曲とアートワークが追加発表された。

20年の活動の中で多くの人の心に寄り添ってきた『さくら』『生きてることが辛いなら』『生きとし生ける物へ』『愛し君へ』『夏の終わり』『どこもかしこも駐車場』などの楽曲をはじめ、AIへの提供曲『アルデバラン』や森山良子への提供曲『今』などのセルフカバー、そして来年3月24日全国公開の映画『ロストケア』の主題歌でもある新曲『さもありなん』の弾き語りバージョンなど、今、森山が弾き語りで歌いたいと思う26曲を収録している。まさにメジャーデビュー20年目という節目を期に、原点回帰的なアルバムであることはさることながら、まさに森山直太朗の創作の原点が詰まった作品集となっている。

今回発売される弾き語りベストアルバム『原画 I』『原画 II』は、特殊なレコーディング方式で録音されている。”レコーディング“と意識して録音するのではなく、森山が部屋でギターを自由に爪弾きながら、歌へと向かう瞬間とその模様をパッケージするために、自身が最も”素“の状態となれる山小屋やプライベートスタジオに8本の録音マイクを立て、8時間録音を回しっぱなしの状態を数日間作り、なるべく一人だけの空間を作って録音するという、通常の”レコーディング“とは全く異なった ”日常の延⻑” の中にある一瞬の歌を録音するという独自のレコーディング方式をとっている。ゆえに本作品をヘッドフォンで聴くと、森山の歌と共に、鳥のさえずりや雨風の音、衣擦れや足音などの環境音も耳に入り、まるで森山が自分のすぐそばで弾語っているような、同じ空間の中に自分が存在するような錯覚に陥る作品集となっている。弾き語りベストアルバム『原画』の特設サイトでは、全26曲の視聴のほか、『原画』のティザー映像も公開。『原画』の最新情報はもちろんのこと、その空気感・世界観を感じられるサイトとなっている。

また流通販売をせず、ツアー会場限定発売ということを逆手に、CDパッケージも規格に捉われない自由な発想で制作している。パッケージデザインをおこなったのは、書籍や美術関連の展覧会などを中心に、洗練された中に温もりの感じられるデザインで定評のあるグラフィックデザイナーの畑ユリエ。森山が10代の頃から現在に至るまで、思い付いた歌詞や、心に残ったフレーズ、できた楽曲の歌詞、落書きやスケッチ、ライブのアイデア、時には誰にも吐露できない心の言葉などを、日々書き溜めてきた多くのノートをヒントに、森山のノートを再現した書籍型CDパッケージとなっている。収録曲の全歌詞を含め、ブックレット内は全て森山の手書きやイラストで構成。まさに森山のプライベートノートを覗き見ているようなCDパッケージとなっている。

音楽ストリーミングサービスでの配信が主流になっているこの時代おいて、“CD“という形あるものにこだわり、ツアー会場限定発売となっている本作品だが、2023年1月・2月に行われる20thアニバーサリーツアー『素晴らしい世界』前篇追加の弾き語り公演6会場においては、森山が自らの手で『原画 I』『原画 II』の購入者に手渡しするお渡し会の実施も決定。大切に作った自身の作品を自ら届けたいという強い思いを、直接受けとれる貴重な機会となっている。


■ 『原画』特設サイト
https://naotaro.com/genga/index.html

■ 森山直太朗 オフィシャルサイト
https://naotaro.com/

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