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ZARD、デビュー30周年記念 ZARD/坂井泉水の詞(ことば)に迫る展覧会開催!

June 1, 2021 10:00

ZARD

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ZARD、デビュー30周年記念 ZARD/坂井泉水の詞(ことば)に迫る展覧会開催!

今年2月10日にデビュー30周年を迎えたZARD。この30周年YEARに様々な企画イベントが行われているが、そのひとつとして、ZARD/坂井泉水の詞(ことば)に迫る展覧会が6月1日より開催となる。「ZARD/坂井泉水 心に響くことば」展は、多くの文学者や文学作品の展覧会を行っている町田市民文学館ことばらんど開館15周年記念の展覧会として開催。

坂井泉水の直筆歌詞の展示点数はこれまでに行われたZARDの展覧会史上最多。レコーディング中に歌詞を書き直した跡が見える「負けないで」のほか、初展示を含む数々の名曲の歌詞を堪能できる。また、坂井泉水が好きだった石川啄木をはじめとした詩人の作品も同時展示。坂井泉水が彼らから受けたであろう刺激を追体験できるかもしれない。「ことばのかけら」と名付けられた特別コーナーでは、坂井泉水が遺した作品からセレクトされた様々な詞(ことば)が光となって空間いっぱいに広がる。坂井泉水の詞(ことば)を体中に浴びるような感覚はとても新鮮だ。

「私はいつも本当に言葉を詞を大切にしてきました。音楽でそれが伝わればいいなと願っています。」と、2004年のライブツアーMCで坂井泉水が語っていたように、彼女がこだわってきた言葉、詞(ことば)に色々な角度から触れることができる「ZARD/坂井泉水 心に響くことば」展。足を運ばれる方は、会場の隅々までじっくりとご覧いただきたい。


□ 開催概要

「負けないで」や「揺れる想い」など数多くのヒット曲を生みだし時代を走り抜けたZARD/坂井泉水(1967-2007)。1991年に「Good-bye My Loneliness」でデビューして以来2000年代にかけて、経済の低迷や災害によって希望を失っていた時代に、人々の心に寄り添い、励ます歌を作り続けました。坂井は16年に及ぶ活動の中で「普通の人の傍らにある喜びや悲しみを自分らしい言葉で、そして音楽を通して表現していきたい」という思いで詞に向き合い、155曲(逝去後発表の詞含む)に及ぶ楽曲の作詞を手掛けました。誰もが素直に受けとることができる、わかりやすい「ことば」で綴られた詞は、彼女の透明な歌声とともに今も私たちの心に響きます。

本展では、代表曲を振り返りながら、坂井が愛唱した石川啄木の短歌や「詞」に込められた想いに注目し、直筆歌詞やレコーディング資料などを通して、詞が紡ぎだされるまでを繙きます。出口の見えない不安、孤独や閉塞感に包まれた今だからこそ、坂井泉水の「ことば」は私たちの心に語りかけ、新しい明日へとそっと背中を押してくれることでしょう。

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