POPSCENE - ポップシーン
POPSCENE - ポップシーン

映画『キャラクター』Fukase制作の巨大油絵画像が解禁!

April 16, 2021 08:30

映画

0
シェア LINE
映画『キャラクター』Fukase制作の巨大油絵画像が解禁!

もしも売れない漫画家が殺人犯の顔を見てしまったら?しかも、その顔を"キャラクター“化して漫画を描いて売れてしまったとしたら??そんなアイデアを基軸に、登場人物(キャラクター)それぞれが幾重にも交錯する物語を描いたダークエンターテインメント・映画『キャラクター』。

浦沢直樹作品を数多く手掛けてきたストーリー共同制作者・長崎尚志が10年の歳月をかけて、練りに練り上げた企画がついに実写映画としてそのベールを脱ぐ!

スケッチに向かった先で、一家殺人現場に遭遇し犯人を目撃してしまう主人公・山城圭吾(やましろけいご)を演じるのは若手屈指の演技派俳優として活躍が目覚しい菅田将暉。そして山城と出会い運命を狂わす天才的な殺人鬼・両角(モロズミ)を演じるのは、本作が俳優デビューとなるSEKAI NO OWARIのボーカル・Fukase。

その他小栗旬、中村獅童、高畑充希など実力・話題性に秀でた演技派豪華キャストが集結!監督を務めるのは『帝一の國』(17年)、『恋は雨上がりのように』(18年)の永井聡。

この度、狂気の殺人鬼・両角(もろずみ)を演じたFukase自らが手掛けた《巨大油絵》、劇中シーン画像を解禁!さらにはFukase本人のコメントも到着!

Fukase自ら役作りの一環で描いた小さな油絵を、本作でメガホンを取った永井監督が気に入り、劇中で使用する事を提案。全体が赤で統一され、スマイルマークが並んだデザインは、血を連想させるような深紅の赤色と、幾重にも塗り重ねられた痕跡が殺人鬼両角の狂気と重なり、より不気味な印象を醸し出している。今回解禁した絵画と共に、劇場で全容を確認したくなる内容となっている。


Fukaseコメント

僕は油絵を素手で描きます。そして、絵を描くときには「お気に入りの服」を着ると決めていて、最後にはその服ごと作品にしようと思うぐらいに着倒しています。描いている時は集中力を切らさないよう、着ている服で手を拭くのでどんどん絵の具が服についていく……そんなジャージを見た監督が「これ、いいね」と言ってくださって、劇中でもその服をイメージした衣装を着ることになりました。殺人鬼の衝動を理解するために描いた小さな絵が始まりです。その絵を監督に見せたところ、「映画で使おう」と提案されて、喜んでいたら「2メートル×2メートルで描き直して」と言われ……それは、でかすぎだろって思いました(笑)。両角というキャラクターになって描いたので、理屈があるわけでもなく、降りてきたという感覚です。描くならこれだ!と決まっていて、迷わず色を重ねていきました。両角が持っている凶悪さ、気持ち悪さ、不気味さと、そして少しだけある人懐っこい雰囲気が表現できたと感じています。

Information