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山崎まさよし、映画『影踏み』大ヒット御礼舞台挨拶で「今出せる力を最大限注ぎ込めた作品」

November 23, 2019 18:30

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山崎まさよし、映画『影踏み』大ヒット御礼舞台挨拶で「今出せる力を最大限注ぎ込めた作品」

「64-ロクヨン-」「クライマーズ・ハイ」などで知られるミステリー界の巨匠・横山秀夫の「影踏み」(祥伝社文庫)が、山崎まさよし主演でついに映画化され、11月15日(金)の全国公開から「映画『影踏み』観てきました。前半“ ? ”な事が多かったけど…途中から“ ! ”となり…あとはただただ引き込まれました。静と動、俳優陣の演技のぶつかり合い、凄まじい……」、「ただ豪華俳優が出てるだけじゃなく、演技のぶつかり合い、演技派俳優の集大成。こんなに濃厚で熱さ激しさの中の、静けさ優しさ、涙せずにはいられない。とにかく観て欲しい!!」など絶賛するレビューが続々と届く中、リピーターも続出。

そんな映画『影踏み』の大ヒット御礼舞台挨拶が、本日11月23日(土)東京・丸の内 TOEIにて開催され、篠原哲雄監督、山崎まさよし、北村匠海が登壇した。


MCが、すでに映画を観た人からの感想を読み上げると、山崎は映画を味わってもらっていることを嬉しいと述べながら、作品については「何回も楽しめるような気がする。」と語った。

20191123DSC_9621.jpgネタバレ要素が多い役どころのため、舞台挨拶でもなかなか多くを語れなかった北村は「僕の役は撮影の時から難しかったんですが、観ている皆さんに届いてくれ、そして何回も観てくれている人たちもいる事実だけで嬉しいです。」と、感無量の様子で答えた。ミュージシャン仲間から、俳優としての存在感を絶賛された山崎は「結構照れくさく褒められています(笑)。」とコメント。今まで仕事をしてきた助監督やカメラマンから「本当に良い映画!」と連絡をもらった北村は、映画の道に生きてきた人たちからの高評価は嬉しいと語りながら「父母もすごく好きみたいで…それは(山崎)まさよしさんのファンだからっていうのもあったんですが(笑)。」と会場を和ませるシーンも。

20191123DSC_9716.jpg更に見どころについて聞かれると山崎は、映画のストーリーとは関係ないが安西久子(尾野真千子)と久能次朗(滝藤賢一)がデートするシーンで、飾ってある絵から全く動かない女性がいることに触れ、会場を笑わせた。
今作では難しい役どころに取り組んだ北村。細かい仕草や目線、立ち位置などにも気を遣い、監督も北村の役と絡んだ竹原ピストル氏や鶴見辰吾氏など演技にも触れた。更に山崎が担当した劇伴に関して「“ここはどのテーマだ?”と観ていくと深みが増すと思います。」とコメント。

20191123DSC_9673.jpg話題は、イベント前日に山崎と北村がミュージックステーション(テレビ朝日 ANN系列)で主題歌の「影踏み」を一緒に歌ったことへ。山崎は「この歌は映画のストーリーの補足であったり描かれなかった部分を歌詞に落とし込んだので、拓海くんと歌うのは意味がある」と語りながら、北村と歌うのは心強いと言う。一方、初のミュージックステーション出演の北村は「まさよしさんと出会っていなければ僕があそこに立てたのはいつになったんだろうか……。まさよしさんのお陰であそこに立てて、しかも大ヒット御礼でこの場に立てている映画『影踏み』の主題歌を一緒に歌えるのは非常に光栄なことでした。」と噛みしめるように語った。しかし緊張のあまり、歌が終わり楽屋に戻った途端、手の震えが止まらなかったエピソードを明かすと、ミュージックステーションを観ていたお客さんからも驚きの声があがった。更に、家で映像を見直した北村は「まさよしさんの横にいるんだ!すごいことになってるな、北村くん。」と改めて自分の置かれた状況を振り返ったが、あまりに客観的な感想に「えらい客観的やな(笑)。」と、思わず山崎もツッコミを入れ、再び会場を笑わせた。

20191123DSC_9662.jpgここで会場からの質問コーナーへ。
「何回も撮り直したシーンは?」と聞かれると、北村は「自転車に乗るっているシーン」と「アクションシーン」と答えた。特にこのアクションシーン、実は急遽北村が出ることになったらしい。監督も「お客さんは謎だなと思うかもしれないけれど、わざとやりました。だからあのシーンは随分テストをしましたね。」と当時を振り返った。(どういう形で北村が登場するかは是非映画を観て頂きたい)
更に「一番思い出に残っているシーンは?」という質問に山崎はしばし考えた後、“ノビ師”という役ならではのテクニカルな動きがうまく行かず時間がかかってしまったことを語った。北村は、山崎演じるところの真壁修一が“ノビ師”になった理由が分かる、核となるシーンを自身のシーンで明かされることにプレッシャーもあったらしいが、「そのシーンが終わった後に、跳ねのけた気がするって思ったので印象深いです。」と答えた。一方監督はラストシーンを上げた。晴れて欲しいと願っていたらしいが、それまでの撮影はかなり雨続き。しかし奇跡的に抜けるような青空になったその日、ワンカットで収めることができ、「なかなか思い出に残るラストシーンが撮れたクランクアップの日だった。」と語った。

また、イベント当日の本日11月23日が「勤労感謝の日」ということと、映画大ヒットへの“感謝”にかけて、サイン入りのポスターや原作本、山崎の顔が描かれた群馬名物の高崎ダルマなどが当たる来場者プレゼント抽選会も行われ、会場を大いに沸かせた。

20191123DSC_9800.jpg最後に「これから観る方にもどんどん伝えて頂ければ嬉しいと思いますし、映画ってお客さんに観られて初めて成立するし、お客さんに育ててもらうところがあるもんですから、これからも『影踏み』を皆さん、愛してください。(篠原監督)」、「僕はこの『影踏み』という映画を通して本当に沢山の経験をさせて頂きました。役者としても、そしてその壁を越えてアーティストとしても。本当にとんでもない良い出会いをこの映画で出来ました。(北村)」、「来年から25周年目が始まります。そのタイミングでこの映画に関われたことを非常に嬉しく思います。皆さんそれぞれに好きな映画があると思います。この映画は僕にとって最高の物語です。原作者・横山秀夫さん、最高の監督、最高のキャスト、そして匠海くんという最高の共演者、最高のスタッフで出来上がった、僕の中でも今出せる力を最大限注ぎ込めた作品になっております。この映画が皆さんのフェイバリットになることを祈っております。今日はありがとうございました!(山崎)」と、それぞれ全国のファン、そして本日イベントに駆けつけた人たちへお礼と想いを述べ、映画『影踏み』大ヒット御礼舞台挨拶は終了した。

写真・文:秋山雅美(@ps_masayan




■『影踏み』山崎まさよし ✕ 篠原哲雄監督インタビュー
https://popscene.jp/feature/044594.html

■『影踏み』公式サイト
https://kagefumi-movie.jp/

関連画像

リリース情報

山崎まさよし
「Quarter Note」

2019年11月13日発売

-収録曲-

1.「Regression」
2.「愛にコリータ」
3.「Eyes On You」
4.「ロートルボクサー」
5.「知らんけど」
6.「アイムホーム」(テレビ東京系 金曜8時のドラマ「駐在刑事」主題歌 2018年放送
7.「回想電車」(近鉄TVCM「語りたくなる、伊勢志摩。(2019 春 伊勢神宮編)」/「語りたくなる、伊勢志摩。(2019秋 鳥羽・志摩編」曲)
8.「影踏み」(11月15日全国公開映画「影踏み」主題歌)
9.「プロフィール」
10.「インターバル」
11.「Find Song」

■ 初回盤ボーナスCD
<収録内容> 全8曲
映画『影踏み』オリジナルサウンドトラック

1. Theme of MAKABE -Piano-
2. Theme of MAKABE -All Instrumental-
3. Theme of HISAKO -Piano-
4. Theme of HISAKO -All Instrumental-
5. Theme of YOKO -Piano-
6. Theme of YOKO -All Instrumental-
7. Sun & Moon
8. Sun & Moon -Instrumental-

■ CD購入者特典
クリアファイル(アーティスト写真のアザーカットを使用)

Quarter Note

初回限定盤2CD

UPCH-29350/1 / ¥4,000+税

Quarter Note

通常盤CD

UPCH-20539 / ¥3,000+税

インフォメーション

映画『影踏み』
絶賛公開中


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出演:山崎まさよし 尾野真千子 北村匠海
中村ゆり 竹原ピストル 中尾明慶 藤野涼子 下條アトム 根岸季衣 大石吾朗 高田里穂 真田麻垂美 田中要次 滝藤賢一 鶴見辰吾 /大竹しのぶ
原作:横山秀夫「影踏み」祥伝社文庫)監督:篠原哲雄 脚本:菅野友恵 音楽:山崎将義
配給:東京テアトル
コピーライト:© 2019「影踏み」製作委員会

- STORY -
単なる「空き巣」ではなく、深夜に人の居る住宅に侵入し盗みを働く、通称「ノビ師」と言われる泥棒。寝静まった民家を狙い“現金”を盗み出す忍び込みのプロで、その中でも真壁修一(山崎まさよし)は一線を画すスゴ腕のノビ師。証拠も残さず決して口を割らない、その高く強固な壁を思わすしたたかさから、いつしか警察からは「ノビカベ」とあだ名された。ある夜、修一は侵入した稲村邸の寝室で、夫の寝ている側に火を放とうとする妻・葉子(中村ゆり)の姿を目撃する。咄嗟の行動で放火現場を止めに入ったが、その直後、修一は逮捕される。2年後、刑期を終えた修一を迎えてくれたのは弟・啓二(北村匠海)、そして恋人の久子(尾野真千子)だけ。ただ、修一の頭にはこの2年ずっと気がかりなことがあった。何故、あの日の侵入がバレていたのか?何故、自分だけが逮捕されたのか?そして、あの時夫を殺害しようとしていた妻・葉子の行方は...

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