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Nao Yoshiokaが米国トップエージェンシーと契約合意2018年4月から活動拠点をアメリカへ!

December 25, 2017 13:30

Nao Yoshioka

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Nao Yoshiokaが米国トップエージェンシーと契約合意2018年4月から活動拠点をアメリカへ!

日本人シンガーNao Yoshiokaが米国のブッキングエージェンシーMaria Matias Musicと契約を結び、2018年4月からアメリカに活動拠点を置くことが決定した。Maria Matias Musicはグラミー賞受賞シンガーGregory Porterなども所属するトップエージェンシーで、アメリカでの本格的なファンベースの構築と世界規模での音楽活動を行っていく。また渡米前に3月7日に大阪のJANUS、3月28日に東京の渋谷WWWにて、「Departure」と題した移住前の日本でのラストライブを行うことも発表した。

Nao Yoshiokaは2009年に単身渡米しニューヨークで修行を積み、シンガーとして確かな歌唱力と共に2012年に帰国。2013年には日本のソウル専門レーベルSWEET SOUL RECORDSから1stアルバム『The Light』をリリースすると、2015年にはYAMAHA MUSIC COMMUNICATIONSから2ndアルバム『Rising』でメジャーデビューを果たし着実なキャリアアップを遂げてきた。

一方、日本でのキャリアと並行してデビュー当時から掲げる「世界で活躍するシンガー」になる目標へ向けて世界を見据えた活動を続けてきたことでも知られている。1stアルバム『The Light』はアメリカとオランダ、 ベルギー、ルクセンブルクなどヨーロッパ各国でもリリースされた他、ニューヨークにあるJAZZ/SOUL系の名門ヴェニューBlue Note New Yorkでの単独公演、ワシントンD.C.近郊で行われる大型音楽フェス「Capital Jazz Fest」で2万人規模のメインステージへ招待されての出演などライブ活動も継続してきた。

そうした活動を通して世界のトップシーンで活躍するキーマンたちと関係を構築し、Snoop DoggやAlicia Keysなどにも楽曲提供をするMusicman Ty、Erykah BaduやJill Scottらへ楽曲提供をするKhari Mateenといった若き才能溢れるプロデューサーたちと共作した3rdアルバム『The Truth』を2016年にリリース。この作品で現行のUS R&Bシーンに呼応する新たな音楽性を披露し、シンガー=歌手からアーティスト=音楽家へと大きなステップを登った。

そんな彼女の次なるステップは本場アメリカへ拠点を移しての本格的な音楽活動のスタート。2016年末から水面下で交渉を進めてきたブッキングエージェンシーMaria Matias Musicとの契約がまとまり2018年4月からアメリカへと移住をすることが決定した。代表のMaria Matiasは以前、ノラ・ジョーンズ、エアロスミスなどを手がけた経験を持ち、独立後11年目を迎える同エージェンシーにはGregory PorterやKenny Garrettなどグラミー受賞アーティストも多数抱えるトップエージェンシーである。彼らとのパートナーシップにより、アメリカでの更なるビッグイベントへの出演、ひいてはグラミー賞へのノミネートや受賞なども視野に入れた世界的なアーティストへの飛躍を期待したい。

そしてNao Yoshiokaは、彼女をシンガーから”アーティスト”へと押し上げたスタート地点である日本を旅立つ前にラストライブ「Departure」(=出発)を行う。4年に渡り日本で理想の音を追い求め続けたフルバンドメンバーと共に、生まれ故郷大阪、そしてアーティストとして大きな成長を遂げた東京の二箇所でその集大成を披露する。彼女の4年間が詰まった3枚のアルバムの収録曲を、今のNao Yoshiokaだからこそ表現できる音でお届けする。希望溢れる海外へと羽ばたいていくその瞬間をぜひ目と耳に焼き付けて欲しい。

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