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スガ シカオ、2つのライブ!至高の2Daysを番組化し2月28日にWOWOW独占放送!

February 25, 2016 13:30

スガ シカオ

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スガ シカオ、2つのライブ!至高の2Daysを番組化し2月28日にWOWOW独占放送!

スガ シカオが昨年の12月25日と26日に「THE LAST」ツアーの東京公演2DaysをZepp DiverCity(TOKYO)で開催した。“ACOUSTIC NIGHT”となった1日目は、スガ自身も滅多に行なう機会がないというアコースティックバンドによる本格的なライブを展開。続く“FUNK PARTY”と題された2日目は、スガの真骨頂でもあるファンキーなバンドサウンドが全開放され、2日間でまったく異なるステージが繰り広げられた。

今年1月20日にリリースされた最新アルバム『THE LAST』の、先行生ライブ視聴会もかねた今回のツアー。二部構成ライブの第1部で『THE LAST』のうち7曲が、リリース前にいち早く披露された。1曲目の「ふるえる手」からはじまったライブでは、歌詞がスクリーンに映し出され、初聴きでも曲の世界観がとてもよく伝わってくる演出だ。そして、楽曲制作の経緯がスガの口から生々しく語られた「真夜中の虹」、《何度だって やり直せばいい》と語りかける「アストライド」など、衝動が刻まれたナンバーの数々は、“剥き出しのスガ シカオ”と称されるアルバムの片鱗を随所に感じさせてくれるものだった。

クリスマス公演となった1日目は、そこから第2部の“ACOUSTIC NIGHT”へと突入した。スガがアコースティックギターを掻き鳴らしてスタートしたライブは、どこか大人っぽいスペシャルな雰囲気が漂う。サポートメンバーのジュニアによるサックスをフィーチャーした「Party People」など、繊細な演奏のなかで聴くスガの楽曲は、そのソングライティングの鋭さをいっそう浮彫りにする。「たまにはいいよね。こういうのをやると、俺って才能あるなと思う……なんちゃって(笑)」と、はにかみながら言うMCもスガらしい。「黄金の月」といった屈指の名曲では、FUZZY CONTROLのJUONによる渋いギターも味わいを添えた。

1日目とは一転、“FUNK PARTY”となった2日目の後半は、第1部での『THE LAST』の生ライブ視聴会のあと、“大忘年会ファンク大会”が幕を開けた。エレキギターを弾きながら、「みんな飛ぶよー!」とスガが声を弾ませた「はじまりの日」といった正統派ポップナンバーから、スガ シカオにしか歌えない毒とエロティシズム溢れる「赤い実」や「したくてたまらない」など、ヴァラエティ豊かなレパートリーが手練のバンドメンバーの演奏で彩られていく。生のライブならではのバンドメンバーとの濃厚なセッション。そして、「イジメテミタイ」で最高に熱いテンションのなかライブはクライマックスへ。アンコールではスガが「パレード!キター!!」とデザインされたサングラスを着用して「午後のパレード」など3曲を披露すると、歓喜の声に包まれて2日間のスペシャルなライブは幕を閉じた。

2016年よりメジャーデビュー20周年イヤーに突入するスガ シカオ。そんな節目の年の目前に行なわれた今回のライブは、多くのヒット曲を持ちながら、いまなお更新し続ける稀代のシンガーソングライターの最新型をその場所に強く刻みつけるものだった。

この濃厚な2日間のライブを番組化し、2月28日にWOWOWで独占放送する。最新型スガ シカオの今を楽しんで欲しい。


□ 放送予定楽曲
・ふるえる手
・大晦日の宇宙船
・あなたひとりだけ 幸せになることは 許されないのよ
・オバケエントツ
・愛と幻想のレスポール
・真夜中の虹
・アストライド
・フォノスコープ
・Party People
・黄金の月
・LIFE
・Progress
・赤い実
・Re:you
・はじまりの日
・したくてたまらない
・イジメテミタイ
・91時91分
・午後のパレード
・コノユビトマレ
・Cloudy
*放送予定楽曲は変更になる場合がございます。


スガ シカオ ライブ・ツアー 2015『THE LAST』
2月28日(日)夜9:00[WOWOWライブ]
収録日:2015年12月25日、26日
収録場所:東京 Zepp DiverCity(TOKYO)

□ 番組公式サイト
http://www.wowow.co.jp/music/sugashikao/

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