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flumpool、初の単独カウントダウンLIVE大盛況!新春ビジュアルも大公開!

January 1, 2016 13:00

flumpool

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flumpool、初の単独カウントダウンLIVE大盛況!新春ビジュアルも大公開!

flumpoolが、12月31日、横浜アリーナにて、単独では初となるカウントダウンライブ”flumpool COUNTDOWN LIVE 2015→2016「ヒツジの皮を被ったサルたちの歌合戦」”を開催した。12月30、31日と併せて2日間行われたこのライブの2日目となるこの日の公演は「申の新年会」と題し、初の単独野外LIVEの成功、劇場アニメの主題歌担当など、充実した2015年を締めくくり、新たな年をファンと迎えるべく盛大に行われた。

LIVE冒頭にステージに登場したのはLEGO BIG MORL。今回、flumpoolメンバーの小倉誠司が怪我のため残念ながら出演を見合わせることになったというピンチに、以前自分たちの復活を支えてくれた盟友への恩返しの思いを込めての出演だった。ギターのタナカヒロキは「彼らが僕らの力を求めるならば全力で応えるのがLEGO BIG MORLだと思っております。全力でやらせてもらいます」とコメントしていたが、その言葉通り、気持ち、気合の入ったパフォーマンスを繰り広げ、得意のMCでも観客を盛り上げる。flumpoolの楽曲「labo」をカバーするなど、盟友への“気遣い”も忘れず、会場を一つにしていた。

そしていよいよflumpoolの登場。横浜アリーナには1年の締めくくりをメンバーと過ごそうと、全国各地から集った数多くのファンで会場は超満員。「会いたかったぜ横浜〜!!」とボーカルの山村隆太がオープニングで歓喜の声を上げるとオーディエンスもそれに応え割れんばかりの大歓声を返し、ライブがスタート。冒頭のMCでは「大晦日は大事な仲間と過ごしたい日。だから今日は大切なみんなが来てくれたことが本当に嬉しい」と山村隆太が訪れたファンに喜びを語り、今年8月にリリースされた「夏よ止めないで ~You're Romantic~」を披露。向日葵を連想させる黄色のライティングなどで、師走のこの時期を一気に夏色に変えていく。

ライブ中盤では、今回の目玉企画とも言えるリクエストランキングも発表され、ランキング上位の楽曲を演奏。楽曲が発表される度に大歓声が上がり、ランキング1位の「流れ星」が発表されると、悲鳴にも似た歓声も巻き起こり、ファンは大満足な表情を浮かべていた。

「ビリーバーズ・ハイ」ではステージ後ろに張り巡らされた一面のLEDに、星空が映し出され、まさに「小宇宙」にいるようなスケール感のある演出。サポートドラムを務めた神宮司治(レミオロメン)が高揚する心音のようなビートを刻み楽曲の世界観をドラマティックに際立たせる。磯貝サイモン(Key)も、楽曲への深い理解を武器に、時に華やかに、時には締め付けるような音色を操り、随所で存在感を光らせるなど、サポート陣の好演にも目を奪われた。

頼もしいバックを従え、さらに攻撃的な演出も登場。ステージ前方から火柱が上がるド派手な特効とレーザー飛び交う中での新曲「夜は眠れるかい?」だ。このカウントダウンライブで初披露となった新曲だが、阪井一生(Gt)の衝動的なギターサウンドを軸にしたスリリングでエッジーなサウンドが場内を埋め尽くす。尼川元気(Ba)も芯の強いグルーヴで屋台骨を支えながら、スタンド席の観客にもしっかりと気持ちを届けていた。また途中、阪井が滝 廉太郎作曲による童謡「お正月」をコールアンドレスポンスでファンとの一体感を楽しむコーナーも。「みんなが知ってる名曲行こうかな」と阪井がレミオロメンの「粉雪」のワンフレーズを歌唱すると裏返った歌声に会場が笑いに包まれた。

そしていよいよカウントダウンの瞬間、巨大モニターに時計とカウントダウンの数字が映し出されると、観客と一緒に「5,4,3,2,・・・」と大合唱。新年を迎え、「新年一発目はこの曲!!」と名曲「君に届け」でラストスパート。会場を華やかに彩っていた。 トータルで約3時間以上に及ぶライブでも、まったく中だるみすることもテンションが下がることもない。いかんなく発揮されるflumpoolのサービス精神に、会場を見渡せば客席の誰もが笑顔になっていた。

またこの日、更に約3年半ぶり、通算4枚目となるオリジナルフルアルバム『EGG』を来年3月にリリースすることを発表。「来年、約3年半振りのアルバムリリース決定しました!!久しぶりすぎて新曲いっぱい入れてます」山村が告げると盛大な拍手と大歓声で横浜アリーナが震撼した。アルバムは全14曲収録予定のボリューム満点の内容となる。さらにそのニューアルバムの中から”大切な人が明日も幸せであるように”と作られた楽曲「明日キミが泣かないように」が披露され、楽曲をイメージしたアニメーションがスクリーンに映し出されると、山村のピュアでストレートな歌声、優しい詞とメロディにオーディエンスも耳を傾けていた。観客はflumpoolからの一足早いお年玉ともいえる音楽の贈り物を笑顔で受け取っていた。

さらにアルバムを携えての全国ワンマンツアー「flumpool 7th tour 2016『WHAT ABOUT EGGS?』」の開催もライブ内でアナウンスされ、オーディエンスは悲鳴のような歓声を上げていた。前回の「MOMENT」以来約2年振りとなるツアーは2016年4月2日の福岡サンパレスホテル&ホールから6月26日の東京国際フォーラムホールAまで全国14都市22公演を予定。

LIVE終演後、メンバーの新春限定のビジュアルも公開された。紅白の幕と鏡餅などで正月らしさは感じさせるものの、メンバー4人がビシッとスーツで決め、金屏風の前で凛として構えた姿からは、並々ならぬ気合と緊張が感じられ、年明け早々にシングル、アルバムのリリース、そして全国ツアーに向けて動き出していく、今年にかける強い意志が感じられるものとなっている。激動の2015年を過ごしてきた彼らだが、2016年はさらなる飛躍を期待しよう。

2月10日リリースのシングル「夜は眠れるかい?」、3月にリリースが決定したニューアルバム「EGG」、そしてそれらを引っ提げて開催する全国ツアー「WHAT ABOUT EGGS?」。初の単独でのカウントダウンライブを終えたばかりの彼らだが早くも始動していく形となる。flumpoolには正月気分でいる暇はなさそうだ!

カメラマンクレジット:増田慶


■ flumpoolオフィシャルHP
http://www.flumpool.jp

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