夏の風物詩<吉田山田祭り>開催!新曲「線香花火」サプライズ披露!
August 5, 2024 23:00
吉田山田
男性二人組アーティスト吉田山田が、8月3日(土)に毎夏恒例のワンマンライブ<吉田山田祭り2024>を東京・飛行船シアターにて開催した。
飛行船シアターが2022年春にOPENした270度プロジェクションマッピングを導入した会場ということもあり、自身らが所属する映像チーム「ヨナモユ」が手掛けた映像とリンクした公演を行なった。
ステージバックに映し出された“祭”の幕が降りると櫓を囲む縁日の光景が広がり「<吉田山田祭り2024>!いくぞ!」(Vo.山田義孝)の掛け声と共に「こんな夏はいやだ」で幕を開けた。「いくつになっても」では会場中が手を振って大きな弧を描き、「OK」ではコールアンドレスポンスとOKサインで早くも二人と客席が一つに。「もやし」「おとぎ話」ではMUSIC VIDEOの世界観へと誘い、「Color」では二人がバックバンドに扮した映像をユーモアたっぷりに届けたりと、会場の特性を存分に活かしたパフォーマンスで魅了する。
そして、15周年イヤー最初の作品となるシングル「線香花火」を8月7日に配信リリースすることを発表。今作では、Official髭男dism、Superfly、BE:FIRST、MISIA、eillをはじめ様々なジャンルのアーティストへの楽曲提供、編曲、プロデュース、ライブサポートを手掛けるマルチ音楽クリエイター宮田‘レフティ’リョウ氏を初めてアレンジャーに迎え、線香花火の始まりから終わりまでに揺れ動く心情の変化を重ね合わせ、夏の淡い記憶が胸をよぎる一曲に仕上がっている。MUSIC VIDEOは「ヨナモユ」が制作を務め、その映像を背に歌唱し、一足早い夏の終わりを彷彿させる切なさを漂わせた。「泣いて泣いて」では映像を一切投影せず、息づかいまではっきりと聞こえる緊張感の中、二人だけの弾き語りで届けると、「Today,Tonight」を経ていよいよクライマックスへ。
「10月21日が我々、吉田山田のデビュー日で、もう今年で15年になるわけですけど。7年目くらいの時は10周年がはるか遠いようなそんな気がしていたんですけど、10周年を超えて色んな方々と共演させていただく中で、30周年、40周年、50周年のミュージシャンの方々とご一緒させていただいて。まだまだその方々が満足しないで楽しみながらやっている姿を見て、僕らにとっては燃え尽きずにこれからもやっていこうという気持ちに火をつけてくれたようなそんな貴重な出会いがたくさんありました。」(Gt.Vo. 吉田結威)、「過去の曲を歌いながらその当時のことをぐるぐるぐるぐる思い出して。たくさんの出会いを経て今日に至るんですが、中にはお別れもたくさんあってね。他に好きなバンドができました、って言って僕らのライブに来なくなる分には全然良いんですが、来たかったのにもう来られなくなっちゃったっていう思いもたくさんあって。命を背負うというと凄く大袈裟で厚かましいんだけど、僕はその人の命がこの中に残っている気がして。そういう思いがあってできた曲もあるし。そう考えると命が音楽になるって、命が音になる、言葉になるっていうのが、15年経って凄くしっくりきています。」(山田)と15年を回顧し、彼らの代表曲であるNHKみんなのうた「日々」をシンプルに歌詞だけを投影して、そのメッセージと重ね合わせるように届けた。一転、「音楽」では、これまでの“吉田山田祭り”の歴史を辿る映像を背に、一節一節を噛み締めながら唄いあげる。「魔法のような」で作り上げた会場の一体感をそのままに、「最高の夏をありがとう!次が最後の曲です!後悔無いように最高の声をよろしくね!」(山田)と客席を煽り、恒例の「夏のペダル」のワッショイコールで大盛り上がりの中、「サンキュー!」の一声で大きな打ち上げ花火が映し出され、大団円で幕を閉じた。
次なるワンマンライブは15年の集大成である<吉田山田15周年記念 大感謝祭 2days>。早くも【VIP席】がソールドアウトとなり、プレイガイドにて販売中の【指定席】も残りわずかとなってきている。貴重なアニバーサリーライブもさながら、15年の先にある二人にも期待が高まる。
写真:白石達也
<セットリスト>
M1 こんな夏はいやだ
M2 焼き魚
M3 いくつになっても
M4 OK
M5 もやし
M6 おとぎ話
M7 Color
M8 才能開花前夜
M9 カシオペア
M10 線香花火
M11 泣いて泣いて
M12 Today,Tonight
M13 日々
M14 音楽
M15 魔法のような
M16 夏のペダル
■ 吉田山田 Official Site
http://yoshidayamada.com