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「ギタージャンボリー2022」初日レポートが到着!ラジオ特番オンエア決定!

March 7, 2022 21:30

J-WAVE

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FMラジオ局J-WAVE(81.3FM)が、3月5日(土)・6日(日)の2日間、豪華アーティストがギター弾き語りで共演するライブイベント「J-WAVE TOKYO GUITAR JAMBOREE 2022 supported by 奥村組」(以下、ギタージャンボリー)を両国国技館で、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策を徹底したうえ開催した。この度、初日3月5日(土)のレポートが到着。

さらに、2日間の熱狂を味わえる、ラジオ特番『J-WAVE SPECIAL OKUMURAGUMI presents J-WAVE TOKYO GUITAR JAMBOREE 2022』(ナビゲーター:グローバー)のオンエアが3月21日(月・祝)20:00-24:00に決定!オンエアでもギタージャンボリーをお楽しみください。


■ 竹内アンナ

02_takeuchi20220307.jpgイベントのトップバッターを務めたのは竹内アンナ。1曲目「ALRIGHT」の軽快なリズムでオーディエンスを一気にギタージャンボリーの世界観に引き込むと、2曲目「Free! Free! Free!」でリズミカルなカッティング演奏を披露し客席を沸かせた。MCでは同イベントに初出演した喜びを笑顔で明かし、続けては3月2日にリリースされたニューアルバム『TICKETS』収録曲の「手のひら重ねれば」をパフォーマンス、オーディエンスはクラップで参加し、バッチリの合いの手に、竹内は「最高です!」と感謝した。最後は「Love Your Love」を披露し、見事大型イベントのトップバッターの役割を果たした。

M1 ALRIGHT
M2 Free! Free! Free!
M3 I My Me Myself
M4 手のひら重ねれば
M5 Love Your Love


■ 小林私

03_kobayashi20220307.jpg続けて登場したのはギタージャンボリー初出演となった小林私。土俵に見立てたステージに登場すると、小林は律儀に靴下を脱ぎ、裸足でライブパフォーマンスを開始した。1曲目「目下Ⅱ」で彼独自の世界観にオーディエンスを誘うと、続けて「HEALTHY」では、赤いライトに照らされながら小林私流のブルースを熱く響かせた。最後に選ばれた楽曲は「花も咲かない束の間に」。ステージは手動で360度回転する仕様だったが、小林はスタッフの手を借りず、自らが回転しながら弾き語りし、観客の笑顔を誘っていた。

M1 目下 II
M2 HEALTHY
M3 花も咲かない束の間に


■ DedachiKenta

04_DedachiKenta20220307.jpg3組目として登場したのはアメリカLA在住のアーティスト・DedachiKenta。オープニングナンバーに選ばれた曲は、コロナ禍で1年間日本で過ごすことになり、そのときにLAを思って書き上げたという「Tattooed Hollywood」だった。2曲目もなかなかコロナが収束しない状況が続くが、“みんなで頑張っていこう”という気持ちが込められた「Stay with me (Eng. Ver.)」が披露された。甘い歌声と優しく奏でるギターストロークの音色が場内をロマンティックなムードに染め上げると、3曲目は未発表楽曲「Green Eyed Monster」がパフォーマンスされた。ラストは「Life Line」を歌唱。その美しい声の響きに、オーディエンスは酔いしれるように聴き入っていた。

M1 Tattooed Hollywood
M2 Stay with me (Eng. Ver.)
M3 Green Eyed Monster
M4 Life Line


■ カネコアヤノ

05_kaneko20220307.jpg続けて舞台に登場したカネコアヤノはMCなしで「光の方へ」「週明け」「グレープフルーツ」「わたしたちへ」「栄えた街の」「愛のままを」を立て続けに披露。優しさと激しさが自由自在に交差するような唯一無二の歌声でオーディエンスを魅了すると、最後に「ありがとうございました」と呟き、圧巻のパフォーマンスを締めくくった。

M1 光の方へ
M2 週明け
M3 グレープフルーツ
M4 わたしたちへ
M5 栄えた街の
M6 愛のままを


■ 真心ブラザーズ

06_magokoro20220307.jpg微妙に柄が違うという“お揃い風”のスーツに身を包みステージに登場した真心ブラザーズは名曲「サマーヌード」で爽やかにスタート。続けては川村ゆうこのカバー曲「風になりたい」を披露すると、「人間はもう終わりだ!」へなだれ込み、それから桜井秀俊作曲の「風を浴びて君想う」を優しく響かせた。YO-KINGの「聴きたいでしょう?」という一言から演奏予定になかった「どか~ん」を演奏すると、最後は「空にまいあがれ」で美しいハーモニーを響かせ、国技館は大きな拍手に包まれた。

M1 サマーヌード
M2 風になりたい
M3 人間はもう終わりだ!
M4 風を浴びて君想う
M5 どか~ん
M6 空にまいあがれ


■ 石崎ひゅーい

07_ishizaki20220307.jpgギタージャンボリーに3年ぶり4回目の出演となった石崎ひゅーいは、360度オーディエンスに囲まれた舞台に立つと感極まったのか「たまりませんね、この景色」と笑顔を見せ、「夜間飛行」を熱く弾き語る。菅田将暉に提供した「さよならエレジー」のセルフカバーを披露し、続く3曲目「アヤメ」ではセンチメンタルなサウンドが場内を包み込んだ。ラストは「花瓶の花」で穏やかな空気を作り出し、「素敵な時間をありがとう」とオーディエンスにお礼して、ステージを後にした。

M1 夜間飛行
M2 さよならエレジー
M3 アヤメ
M4 花瓶の花


■ 竹原ピストル

08_takehara20220307.jpg今回で6度目の出演となった竹原ピストルの1曲目は「おーい!おーい!!」。迫力満点の歌声でオーディエンスの心を一気に鷲掴みにし、2曲目「LIVE IN 和歌山」でもアコースティックギターの音に熱い歌声を乗せた。3曲目「初詣」を歌い上げると、竹原ピストルは「せっかくなので180度ステージを回転させてください」とスタッフにリクエスト。竹原ピストルと対面すると多くの観客がステージに向け手を振る。すると、竹原は「手を振られると照れ臭くなるのでやめてください(笑)」とはにかんだ。敬愛するアーティストの中島みゆき「ファイト!」のカバーを切々と届けると、ラストは「ギラギラなやつをまだ持ってる」で締めくくった。

M1 おーい!おーい!!
M2 LIVE IN 和歌山
M3 初詣
M4 ファイト!(中島みゆきカバー)
M5 ギラギラなやつをまだ持ってる


■ 斉藤和義

09_saito20220307.jpg大きな拍手に包まれながら登場した斉藤和義は、1曲目「Boy」からさっそく会場の一体感を高めた。続く2曲目では「僕の見たビートルズはTVの中」を届け、オーディエンスを熱気に包むと、3曲目には珠玉のバラードナンバー「歌うたいのバラッド」が披露された。豊かなボーカルと巧みなギターテクニックにオーディエンスが酔いしれると、4曲目は「メトロに乗って」がパフォーマンスされた。ラストは「空には星が綺麗」を軽やかに届け、観客は気持ちよさそうに体を揺らした。

M1 Boy
M2 僕の見たビートルズはTVの中
M3 歌うたいのバラッド
M4 メトロに乗って
M5 空に星が綺麗


■ スガ シカオ

010_suga20220307.jpg今年の2月でデビュー25周年を迎えたスガシカオは自身のデビューシングル「ヒットチャートをかけぬけろ」からライブをスタートさせた。2曲目「傷口」が終わると、次に披露されたのはSMAPに提供し大ヒットを記録した「夜空ノムコウ」のセルフカバー。楽曲の魅力をストレートに伝えるスガのステージングに、国技館に集まった観客はうっとりと耳を傾けていた。それからNHKのドキュメンタリー番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」のテーマソングとしても知られている「Progress」が披露されると、最後はファンキーなサウンドの「Party People」で会場を熱気に包んだ。

M1 ヒットチャートをかけぬけろ
M2 傷口
M3 夜空ノムコウ
M4 Progress
M5 Party People


■ 布袋寅泰

011_hotei20220307.jpg2022年「ギタージャンボリー」初日の大トリを飾ったのは布袋寅泰。真紅の鮮やかなスタイリングで登場した布袋は1曲目に「バンビーナ」を披露し、早速オーディエンスを興奮へと誘うと、続けては「BE MY BABY」を弾き語りパフォーマンスして場内を沸かせた。MCでは「人の心に寄り添いたいこんな時だからこそ」と言ってから、今井美樹に提供し大ヒットしたナンバー「PRIDE」をセルフカバー。布袋の奏でる優しいサウンドに、場内は穏やかなムードに包まれた。そして最後に選ばれたナンバーは、20枚目のオリジナルアルバム『Still Dreamin'』に収録された「コキア」だった。

鳴り止まないアンコールの拍手に応えるように再びステージに登場した布袋は「POISON」からライブをスタート。MCでは昨今のウクライナ情勢を受けての赤裸々な思いを明かしつつ、声が出せないオーディエンスの分まで「戦争反対!」と叫び、場内は拍手に包まれた。そしてラストに披露されたのは人間の愚かさを歌いながら、それでも人々の心には光が灯るはずと願ったバラード曲「ヒトコト」。布袋の真骨頂とも言える力強いメッセージが印象的な楽曲が届けられ、感動的なムードのまま初日のステージは幕を下ろした。

M1 バンビーナ
M2 BE MY BABY
M3 PRIDE
M4 コキア
EN1 POISON
EN2 ヒトコト


Text by 中山洋平
Photo by 上飯坂一



■ TVオンエア情報
後日イベントの模様を2回に分けてBS朝日にて放送。
放送局:BS朝日
2022年3月24日(木)21:00~23:00 ~PRIME EDITION~
2022年3月26日(土)25:00~27:00 ~MIDNIGHT EDITION~

■ イベントHP
https://www.j-wave.co.jp/special/guitarjamboree2022/

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