POPSCENE - ポップシーン
POPSCENE - ポップシーン

半崎美子、閉館前の赤坂BLITZから「上京20年記念配信ライブ」感謝の熱唱!

September 7, 2020 14:00

半崎美子

0
シェア LINE
半崎美子、閉館前の赤坂BLITZから「上京20年記念配信ライブ」感謝の熱唱!

シンガーソングライター半崎美子が、9月5日(土)、マイナビBLITZ赤坂より「半﨑美子 上京20年記念配信ライブ〜感謝の念 赤坂BLITZ最終章!!」と題した、無観客生配信ライブを開催し、自身の代表曲「サクラ〜卒業できなかった君へ〜」、最新シングル「布石」を含む、全15曲を熱唱した。

半崎美子は、2014年、2015年、2016年の3年連続して、自身で会場をブッキングし、チケットの販売、会場の設営、ライブの演出など全てセルフプロデュースで赤坂BLITZでのワンマンライブを成功させた。その2016年のライブをきっかけにミニアルバム「うた弁」(2017年4月5日発売)でのメジャーデビューが決まった。そんな半崎美子の転機ともなった、思い出深いライブハウスからの生配信となった。

この日のライブでは、2階の客席で、赤坂BLITZで行った3回のダイジェスト映像を感慨深く見つめる半崎美子が、2Fロビー、階段、1Fロビーをアカペラで「道しるべ」を歌いながら歩き、ステージに登壇した。2Fロビー、1Fロビーにはこれまでのライブ写真パネルが掲出され、まさに半崎美子のこれまでの道しるべを振り返る、演出でスタート。

キーボード、ギター、バイオリン、チェロ、サックス、パーカッションの編成で、NHKみんなのうたで放送されお馴染みの「お弁当ばこのうた〜あなたへのお手紙〜」、天童よしみに楽曲提供した「大阪恋時雨」、合唱曲の定番となった「明日への序奏」などを次々披露。

途中、母への感謝の気持ちを綴った「母へ」を弾き語りで披露し、続いて、新曲の弾き語りが披露されるサプライズも。ライブ終盤では、第50回日本有線大賞新人賞を受賞した代表曲「サクラ~卒業できなかった君へ~」を、サクラ吹雪が舞う演出の中で熱唱した。

本編の最後に歌われたのは、この春リリースされた最新シングル「布石」。「布石」は上京20年という節目に書いた歌で、一つのことを続けることは、様々なものを諦めたり、手放すことであり、その強さ、かけがえのなさを歌いった半﨑美子ならではの楽曲。今年予定していたコンサートが中止になった時、自分が上京した頃のまだ何もなかった自分に立ち返ったという話や、「布石」のミュージックビデオを撮影したショッピングモールで、上京当時、数人のお客様だけが最後まで歌を聞いてくれていたこと、一人一人の姿や表情まで詳細に話した。「当時のあの時がなければ 今の私はありません。こうして振り返ると、あの時も、あの時も、今につながる布石だったんだなと思います。たった一つの出会い、言葉に、救われ、報われ、支えられました。当時この会場、赤坂BLITZで開催したコンサートもそう、いまこの瞬間も。」と語るとステージを降り、客席の中で力強く「布石」を歌い上げた。

アンコールでは、ショッピングモールの歌姫と言われる半崎美子が、ショッピングモールでの出会いの中から誕生した名曲「明日へ向かう人」を披露。

アンコールに続いて、半崎美子とバンドメンバーが楽屋に戻るシーンが映し出された。楽屋では「ありがとうAKASAKA BLITZ」とメッセージの書かれたボードの前から、ギターとバイオリンの即席演奏で、メンバー全員で「感謝の根」が歌われ、最後に半崎美子が 「ありがとう、赤坂BLITZ!」と感謝の言葉で締めくくった。まさに、「半﨑美子 上京20年記念配信ライブ〜感謝の念 赤坂BLITZ最終章!!」と題した配信ライブで、感謝の念を伝えきった半崎美子の目には、涙が溢れていた。

ステージ以外でも、配信ライブならではのコンサート演出が随所に散りばめられていた今回のライブは、閉館になってしまう赤坂BLITZのロビーや楽屋、客席などを皆さんに見ていただきたいという半崎美子が強い気持ちがあった。通常のコンサートでは絶対に見られない演出は、必見。なお、この配信ライブの模様は、9月13日(日)23:59までアーカイブ配信を観ることができる。視聴チケットは、9月12日(土)23:59まで(https://w.pia.jp/t/hanzakiyoshiko-pls/)販売される。


■ 半崎美子 オフィシャルHP
https://hanzakiyoshiko.com/

Related Images

Information