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松室政哉 密着レポ Part4!AUGUSTA CAMP 2017

October 10, 2017 19:30

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9月23日、秋分の日に富士急ハイランドコニファーフォレストで行われた【AUGUSTA CAMP 2017】(以下:オーガスタキャンプ)。あらきゆうこに「今年のオーガスタキャンプ、裏の名前は松室キャンプ」と言われていたほど、今年の松室は出演者の中でも群を抜いて出番が多かった。そこから少し遡った9月18日(月)、19日(火)、都内某スタジオにてオーガスタキャンプの最終リハーサルが行われていた。

筆者スタジオ到着。サウンドチェックの音が聴こえる中、松室はロビー(ここに進行表が貼ってあり、スタッフが作業したりしている)でアコギを弾いていた。

「おはようございます!」笑顔で挨拶すると、程なくリハーサルがスタート。
オーガスタキャンプ・プロデューサーの麻畠氏が、PAや舞台監督などをメンバーに紹介。この日の進行以外に、イベント全体の流れや注意点を簡単に説明。140m²以上もある大きなスタジオだがメンバー、スタッフ、機材で狭く見えるほどだ。この日はライヴで欠席した竹原ピストル以外、全員揃っていた。

ジャムるように始まった福耳の“Swing Swing Sing”。松室も自身もパートやコーラスをとり、曲が終わると杏子や山崎の指示に頷く。筆者は出入り口に近い松室の立ち位置の目の前でシャッターをきり、歌声に耳を傾ける。その後も松室は曲ごとにメモをとったり、他のメンバーが話し合い中は小さくコーラスの練習に勤しむ。

20171010DSC_3147.jpg数分間時間が空くと、自分の立ち位置を離れ、山崎やさかいなど他のメンバーの近くに行き、意見を交換する。新人であってもそこはひとりのミュージシャン。諸先輩を前に萎縮することなどない。(勿論緊張することはあるだろうが)ただ、自然と人の輪に入れるのも大きな才能のひとつだろう。自身が参加しない曲ではスタジオの隅へ移動。床にしゃがみこんで先輩たちの演奏にリズムをとる。

「これ、全部ゆうこさんから借りたんです。」キャリーケースに入ったタンバリンやギロ、ビブラスラップを取り出しては試すように鳴らしている。

「“惑星タイマー”、もう一度やってみましょうか。」常田の言葉に耳を傾けながらも、少しの時間を見計らって自分のコーラス部分を何度も反復。

休憩時間。リハーサル中は勿論真剣だが決してピリついたムードではなかった。が、やはり休憩となると一気にみんなの笑い声が広がり、松室もその中にいた。

各アーティストはスタジオに残ってコラボする相手と話をしたり、ラウンジでのんびりコーヒーを飲んだりしている。「松室さぁ。」大橋に呼び止められた松室は、他のメンバー含め“惑星タイマー”のコーラスを練習。「この部分はこうだよ。(大橋)」「難しい!(松室)」「難しいか?(大橋)」「難しいですよ(笑)(松室)」丁寧なコーラス指導を大橋に受けながら「あー、なるほど!分かりました。(松室)」と納得しながら自分の体に染み込ませるように数回繰り返す。

「あんまりライターさんに迷惑かけるなよ(笑)」さかいゆうがふざけて松室をからかう。「かけてないですよ!」苦笑いする松室に「うちの松室がすみませんねぇ。」と常田。もうこれだけで先輩たちに可愛がられているのが分かって、思わず筆者も笑ってしまった。その後、筆者は別現場のためにこの日のリハーサル密着は終了。

翌日、サウンドチェック中のスタジオを覗くと松室の姿がなかった。ラウンジへ行ってみる、山崎や杏子、元、浜端、村上などと軽食を食べながら談笑していた。他愛ない話に混じり、オーガスタキャンプで演る曲のことを楽しげに話す先輩たちの会話に、松室も屈託なく笑う。

リハーサルの準備が出来、ラウンジにいたメンバーもスタジオへ。昨日に続き、麻畠氏がこの日の進行をそれぞれのメンバーに告げると「じゃあ“ハミングバード”から行きますー。ラストリハです!」第二部のセットリストを頭から通してリハーサルがスタート。

20171010DSC_3335.jpg秦の“鱗(うろこ)”、参加していない松室は先輩の背中をじっと真剣な眼差しで見ていた。曲が終わり通路に出ると、ピアノアプリでメロディを取りながら浜端と“君と僕の挽歌”のコーラスを練習。そのままラウンジへ行くと、山崎や杏子、元などと共に何故か松茸の話で盛り上がっている(笑)。

スタジオへ戻ると椅子に腰掛け、リズム調整しているベースに合わせギロを鳴らす。”LOST”では何となく岡本が歌い出すとメンバーがそれに合わせるように始まり松室も高いキーのコーラスをとる。

20171010DSC_3284.jpgその後再びラウンジにいくと、「アンコールで着るTシャツを選んでください。」とスタッフから指示。いくつか悩みながら、最終的には「オーキャン」と書かれたTシャツをチョイス。(勿論当日はそのTシャツを着用)

再びスタジオへ戻ると「はったんぴーちゃん」のリハ、松室はアコギを弾きながらも楽しそうな笑顔を何度も見せていた。(多分この時点ではオーガスタキャンプ当日、まさか浜端に肩車されるとは思っていないだろう)

松室はほんの僅かの時間ラウンジへ。今回は出演が多い分、リハ中もオンとオフの切り替えが必要だろう。秦らと共に杏子、元、村上の女子トークに笑っていたかと思えば、長澤の“蜘蛛の糸”リハを窓越しにずっと見ている。そうかと思えば、もう一度“君と僕の挽歌”のコーラスを練習しながらスタジオへ。

「ブリッジ(Bメロ)大丈夫?ゆっくりいきましょうか。…もう一回サビだけ。」さかいが細かく若手のコーラスを指導。松室は苦戦するも体に叩き込むように何度も反復する。この日はスキマスイッチの二人が欠席だったため、リハはいよいよ松室のデビューシングル曲“毎秒、君に恋してる”へ。「一回やってみます。よろしくお願いします!」少し緊張気味にそう言うと、通しで演奏。メンバーから演奏に対する問題点の指摘があると「やっぱりこうした方が良いよ。」と各々提案がある。「もう一度オチサビから」「ここはどうする?」自身の曲に対して先輩たちが良い形で作り上げようとしているその光景を松室はどういう気持で見ているんだろう。

「じゃあこれで一ヶ月近くやってきたリハーサルは終了です。ありがとうございました!」麻畠氏が最後の締め挨拶。拍手で最終リハーサルは終了した。

9月23日【AUGUSTA CAMP 2017】本番

雲が多いものの晴れ間も見えたこの日、筆者はライヴレポートの合間を縫って、松室のいるCD販売ブースに向かった。もう人が並んでいる。ブースの中では『毎秒、君に恋してる』予約特典として松室本人から直筆サイン入りアナザージャケットがファンに手渡されているところだ。

20171010IMG_0567.jpg「ありがとうございます!」「え?札幌から?!」「頑張ります!」ひとりひとりとの時間は短いが、それでも真摯に、かつ気さくに向かい合い笑顔を見せる松室。その後ステージではさまざまな楽曲のコラボに参加したり先輩たちにいじられたり。歓声からは彼への期待度の高さを伺えた。

20171010IMG_0598.jpg「ほぼ楽屋にはいけてなくて。」松室の様子を見るため少しだけステージ裏へ行くと、各アーティストやスタッフが入り交じる袖で松室はそう言った。そして進行表に目をやったりモニタを見たり、ステージで繰り広げられるパフォーマンスに手を叩いたり。「今はまだ途中だから全然総括出来ないです。今したら終わっちゃいそうで。」今現在の心境について松室はそう答えた。そして自身の出番が近くなるとイメージトレーニングをするかのような集中モードに入り、ステージへ向かった。

彼にとっての今年のオーガスタキャンプはどのようなものだったのだろうか。きっとそれは今後の自身のライヴパフォーマンスとしても現れるだろう。

text&photo:秋山昌未


■ 松室政哉 Office Augusta
http://matsumuroseiya.com/

■ 松室政哉 AUGUSTA RECORDS
http://www.universal-music.co.jp/matsumuro-seiya/

■ 松室政哉 Twitter
https://twitter.com/Matsumuro_Seiya

■ 松室政哉 Instagram
https://www.instagram.com/matsumuroseiya_official/

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  リリース情報

松室政哉 デビューEP
「毎秒、君に恋してる」

2017年11月1日発売

-収録曲-

M1. 毎秒、君に恋してる
M2. Theme
M3. ラブソング。
M4. オレンジ

毎秒、君に恋してる

CD

UMCA-10054 / ¥1,500(tax in)

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  • 毎秒、君に恋してる
    毎秒、君に恋してる - EP

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