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H ZETTRIO『PIANO CRAZE』インタビュー

H ZETTRIO『PIANO CRAZE』インタビュー

September 11, 2016 00:00

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ー 作品の話から一旦離れますが、H ZETTRIOさんはポップシーン初登場ということもあり、三人それぞれのキャラクターが気になっていまして。Mさんから見たKOUさんとNIREさんはどういう方ですか?プレイヤーという面からでも個人的な面でもいいんですが。

M:KOUさんはお相撲が大好きなんです。ですからそこからインスパイアされる部分がとてもあると感じています。特にどっしりとした下半身!あとは相撲に通じるグルーヴ感。相撲でいうツッパリみたいな感じ。

KOU:ツッパリ感かぁ(笑)。

M:肉体的ではあるけれど、それは精神的な部分にも通じているんだろうなって。あとNIREさんは走るのが大好きなんです。

NIRE:え、スポーツ括り?!

M:アハハ!でも彼はハーフマラソンにも出ていますし、走るということは大地を蹴ること。そこら辺からくるグルーヴ感。それは一定ではないかもしれないけど、そこから生まれるリズムやテンポ感ってあると思うんです。動きの中でテンポを見極める=グルーヴ感になる。そういう部分は走るということから非常にインスパイアを受けているんじゃないかなと感じます。躍動感というか。

NIRE:なるほど(笑)。

20160910_DSC_6488_k.jpg写真: H ZETT KOU



ー ではKOUさんから見たMさんとNIREさんは?

KOU:Mさんに関しては、「こんな天才がいるんだ!」と思いました。書く曲書く曲、手のつけようがない程最高の状態で来るので。かと思えば、たまに面白い一面を見せてくれて。


ー 例えば?

KOU:みんなで飛行機に乗る時、全員搭乗しているのにMさんだけいなくて。どうしたのかなと思っていたら、汗びっしょりになりながらギリギリで乗り込んで来たというお茶目なことがあって(笑)。


ー 遅刻ですか?

KOU:いや、空港の中で迷っちゃったみたいで。

M:(照笑い)

KOU:あとNIREは先ほど“MESHI - episode 2 -”の話でも出ましたが、すごく良い声をしているんです。ベーシストの方って声が良い人や特徴ある人が多いのかなって。

NIRE:そうかな?

KOU:細野晴臣さんとかStingとか。

NIRE:ああ!歌を歌っている人って確かにそうだな。

KOU:多分、NIREはベーシストになるために生まれた人なんだと思います。

NIRE:アハハハ!


ー 歌を歌ったりは?

NIRE:ないですね。

KOU:でも前に、NIREがパソコンいじってたら、自分が歌った曲が出てきたことあったよね?

M:アハハハハ!

NIRE:一度ね!(照笑い)まぁ、歌が巧ければきっと歌っていると思うんです。そうじゃないのでベース弾いています。


ー ではNIREさんから見て、MさんとKOUさんはどんな方ですか?

NIRE:KOUさんは面白い人(笑)。愉快な人ですね。周りの雰囲気が良くなります。


ー これもイメージなので本当に申し訳ないんですが、KOUさんってルックスだけ見ると、とても怖そうで何か変なことを言ったら殴られるんじゃないかって…。

KOU:アハハ!そんな凶暴じゃないですよ。

NIRE:特に初めて会う人は結構皆さんそう言いますし、初対バンするバンドの人たちも「絶対怖い人だと思っていました。」っておっしゃるので、そういうイメージだとは思うんですが(笑)実は逆で、みんなを楽しませてくれるムードメーカーです。あとMさんは何だろう…さっき僕に対してマラソンって言っていたから…サッカー!メッシが好きなんですよね?

M:そうだね。

NIRE:メッシみたいな動きを目指しているんだっけ?

M:いや、そういうわけではないけど(笑)。

NIRE:でもステージでは本当にアクロバティックな動きをするので。


ー あれだけの動きをして、よくあんなにきちんと弾けるなって思いますもん。

NIRE:そうですよね。同じステージ上にいてもそれは感じます。背面で弾いたりもするじゃないですか。


ー ええ。

NIRE:よくあれで弾けるなって。しかもお客さんから見ると正面にしゃがんでる状態でもこっちから見ると「消えた!」ってなる瞬間もある(笑)。


ー でも普段はこういう物静かな感じなんですか?

NIRE:物静か…。

M:そうなんです。


ー あ、押し切った!(笑)それぞれキャラクターの違いが見えてきて面白いです。

NIRE:そうですね。違うことでバランスが取れているところが良いかなと思っています。わざとキャラクター性を散けさせているというわけではなく、自然とこういう形になっているという部分でね。それぞれ好き勝手なことを言い合ってるし(笑)。


ー それが音作りでぶつかりあったりはしないんですか?

M:個性が違うという部分は、逆に面白くなれる要因だと思っているんです。何が出てくるか分からないというか。予想していたより遥か上の演奏やアイデアが来ると「おお!やった!」ってなりますし、その相乗効果でどんどん楽しくなることはあります。


ー 曲の話に戻りますが、“晴天 - Hale Sola -”は、PE'Z の“Hale no sola sita ~LA YELLOW SAMBA~”をオマージュということですが、何故この曲を選んだんですか?

M: “Hale no sola sita ~LA YELLOW SAMBA~”自体、好きな人が多い曲なので、3人で演ったらどうなるだろうと思ったんです。


ー まぁPE'ZとH ZETTRIOは別人物ですけど…

M:(食い気味に)そうです!

NIRE:(更に食い気味に)そうなんです!


ー(笑)でもあえて伺うと、この両者の出したい音、表現したいことの違いはあるんでしょうか?

M:違いか…。

KOU:別人ですけど(笑)、今は陽気に楽しく、明るく前向きに元気な感じ。

NIRE:アハハハ。

KOU:そういうワードが出てくるような雰囲気でやっています。


ー それがH ZETTRIOの音に繋がるんですね。

KOU:そうです。それはプレイスタイルとしても同じです。H ZETTRIOでは立って叩くので、座って叩いているよりもテンションが一段も二段も上がるんです。


ー やはりかなり変わるものですか?

KOU:変わりますね。オーバーに言えば、座って叩いている人を見ると、違う楽器を叩いているように見える程。このスタイルになって2、3年なので、まだ模索中でもありますが、それくらい自分でも挑戦というか。ただ、どんどん良くなって来ている実感はあります。立つことによって体が開くので、鳴る音も直に反応するんです。より体が反応しやすいというか、伝わってくるというか。

  リリース情報

H ZETTRIO
「PIANO CRAZE」

2016年9月7日発売

PIANO CRAZE

EXCITING FLIGHT盤

APPR-3013 / 3,000円+税

PIANO CRAZE

DYNAMIC FLIGHT盤

QECW-1006 / 3,000円+税

  インフォメーション

PIANO CRAZE Next Next step!

12/24(土)大阪 Flamingo the Arusha
info:SMASH WEST 06-6535-5569

12/28(水)恵比寿 LIQUIDROOM
info:サンライズプロモーション東京 0570-00-3337

チケット:前売 ¥5,000 / 当日 ¥5,500
一般チケット発売日:10月8日(土)


PIANO CRAZE Next step!

10/2(日)【東京】渋谷CLUB QUATTRO[SOLD OUT]
OPEN 16:00/START 17:00
info:サンライズプロモーション東京 0570-00-3337

11/4(金)【愛知】名古屋CLUB QUATTRO
OPEN 18:00/START 19:00
info:名古屋CLUB QUATTRO 052-264-8211

11/5(土)【大阪】梅田CLUB QUATTRO[SOLD OUT]
OPEN 16:00/START 17:00
info:SMASH WEST 06-6535-5569

11/6(日)【東京】渋谷CLUB QUATTRO <追加公演>[SOLD OUT]
OPEN 16:00/START 17:00
info:サンライズプロモーション東京 0570-00-3337

11/13(日)【福岡】小倉LIVE SPOT WOW![SOLD OUT]
OPEN 16:00/START 17:00
info:BEA 092-712-4221

11/19(土)【北海道】札幌Sound Lab mole[SOLD OUT]
OPEN 16:00/START 17:00
info:Mount Alive 011-623-5555

11/20(日)【北海道】帯広 MEGA STONE <追加公演>
OPEN 16:00/START 17:00
info:Mount Alive 011-623-5555

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