【レビュー】松下洸平『愛してるって言ってみてもいいかな』

現在放送中の日本テレビ系新土ドラ9『放課後カルテ』主演の、松下洸平。今作が地上波単独初主演として話題にもなっているが、11月6日にニューシングル「愛してるって言ってみてもいいかな」をCDリリース。既に先行配信されているタイトルナンバーは松下からの切望で、今年活動15周年を迎えるandropの内澤崇仁氏が作詞・作曲を担当。松下の中には、アコースティックギターをベースにした優しいラブソングというビジョンがあり、制作途中のブラッシュアップでも松下が楽曲と誠実に向き合っていたことを内澤はラジオ番組で語っている。繊細でありながらハートフルで真っ直ぐな想いを綴ったこの曲は、ウェディングソングとして愛されること必至！美しいハモリや心地よいフェイクも聴きどころ。（実はハモリに3時間かけていたらしい！）
そんな心地よいフェイクが、c/wの「憎いな」で切ない失恋ソングとして表情を変える。ミディアムバラードのこの曲は、松下が作詞作曲を担当。Lo-Fiビートにのるファルセットとフェイクは、切なく苦しい胸の内を感じさせる。

今シングルの完全生産限定盤には、“松下洸平のロケぼっちde佐世保っち”のDVDが付属。ストーリー性の違う2曲と共に、是非チェックしてほしい。