【レビュー】平岡優也『ソングレター』

「もう会えなくなってしまった人へ伝えたい言葉や想いを抱えながら生き続ける人が沢山いるこの世界。届くかは分からないけど、僕はそんな気持ちで手紙を書いてみました。あなたはどんな手紙を書きたいですか？」

路上ライブ動画が900万回再生。通行人の誰もが思わず足を止める歌声の持ち主、シンガーソングライター平岡優也が8月31日（水）にニューシングル「ソングレター」を配信リリースした。今作は、「会いに行くから」と最後の言葉を残し、旅立ってしまった友人への哀歌。もう届ける事が出来なくなってしまった想いを歌った今年初のバラード曲となっている。冒頭の言葉はこの曲に対しての平岡優也のコメントだ。Aメロ、Bメロでの優しい歌声はサビでエモーショナルに響き、ロングトーンは生で聴きたいとさえ感じた。会えない人への想いを募らせる感情溢れる歌声と叙情的なピアノ、そして壮大なストリングスは聴く人の涙を誘うだろう。更にこの曲はSpotify公式プレイリスト「メランコリー -Ballads in Blue-」にプレイリストインしているので、是非そちらもチェックして欲しい。