【レビュー】H ZETTRIO『DAN DA DAN 〜Nikujiru Juicy〜』
August 2, 2022 17:30
H ZETTRIO
8月1日にリリースしたH ZETTRIOの48ヶ月連続配信シングル第44弾となる「DAN DA DAN 〜Nikujiru Juicy〜」。この曲の話をするにあたり、まずとあるお店の話から聞いていただきたい。
東京を中心に全国に119店舗展開する居酒屋 “⾁汁餃⼦のダンダダン”。サイトのトップには湯気を上げながら美味しそうに焼き上がる餃子の動画と「餃子とビールは文化です。」というキャッチコピー。そんな “⾁汁餃⼦のダンダダン”とH ZETTRIOがコラボし、オリジナル楽曲「DAN DA DAN 〜Nikujiru Juicy〜」が誕生。2011年の創業時から、今までにない餃子を模索すると同時に活気にあふれお客さんだけでなく従業員も笑顔になれ、常にお店を盛り上げてくれる音楽を探していた “⾁汁餃⼦のダンダダン”。そこで出会ったのが、PE’Zだった。PE’Z解散後、<⼤⼈も⼦どもも笑って踊れる>バンドとして、H ZETT M(piano/青鼻)、H ZETT NIRE(bass/赤鼻)、H ZETT KOU(drums/銀鼻)として生まれ変わったH ZETTRIOの「多世代間の橋渡しとなり皆を笑顔にしたい」という願いと「幅広い世代が笑顔になれるお店を創りたい」という “⾁汁餃⼦のダンダダン”の想いが合致。H ZETTRIOによる音楽番組『ソクドノオンガク』を昨年末の特別番組以来、スポンサーとなった。その縁から生まれた「DAN DA DAN 〜Nikujiru Juicy〜」は実にアツい!“ダンダダン ダンダダン”と響くH ZETT NIREのウッドベースが耳に残る。
曲を書き下ろすにあたり店側からの要望は2つ。
1. ダン!ダ!ダン!と店名を想起させるフレーズが入っている店内のテンションが上がるようなテンポの曲。
2. お客さんだけでなく、働いている従業員達も夢と希望を持てる様な曲。
コロナ渦、様々な業界が煽りを食らった。東日本大震災の時もそうだったと思うが、当たり前を奪われた時、現実的な支援(金銭やライフラインなど)の他に必要なのは、前向きになれる何かだ。 “⾁汁餃⼦のダンダダン”が求めたのは夢と希望。この「DAN DA DAN 〜Nikujiru Juicy〜」はそういう想いをH ZETTRIOのハイクオリティな音世界に落とし込んだ楽曲なのだ。希望や現実などストーリーごとのテンションが面白いH ZETT Mのピアノ、そのピアノのメロに寄り添いながらもうねりや低音で全く違う存在感を放つH ZETT NIREのウッドベース、奮起する熱量を感じさせるアグレッシブなH ZETT KOUのドラム、そのどれもH ZETTRIOらしく、ドラマチックに想像力を掻き立てる。
この曲のミュージックビデオではやはり両者がコラボ。飯テロ、音テロ感を味わえるに違いない。なお7月25日より、 “⾁汁餃⼦のダンダダン”全店ではBGMのプレイリストをH ZETTRIOの楽曲に変更。勿論その中にはこの「DAN DA DAN 〜Nikujiru Juicy〜」も入っているので、お店に出向いた際には是非、美味しい餃子やビールと共に楽しんでもらいたい。